部下を育てる経験が、管理職自身の成長につながっていますか?――部長が課長を育てる場面から考える

当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

部下を育てる経験が、管理職自身の成長につながっていますか?――部長が課長の話を聞きながら一緒に考える様子 マネジメント

この記事のポイント

  • 部下を育てることは、指導する側にとっても、自分自身の仕事の進め方を見直す機会になる
  • 課長の状況を十分に理解しないまま答えを伝えても、実行につながるとは限らない
  • 過去にうまくいった方法が、現在の状況にもそのまま当てはまるとは限らない
  • 助言した後、「前にも説明したはずだ」と考えるだけでなく、課長と一緒に確認する
  • 経営者は、部長や部門長との対話の中で、課長をどのように育てているか、部長自身が何を学んでいるかに目を向ける

こんにちは。キャリアコンサルタントのみってるです。

経営者の皆さんは、部長や部門長が、課長を育てることを通じて、自分自身も成長していると感じることはありませんか。

今日は、部下の育成と、管理職自身の成長について考えてみたいと思います。

部下を育てることは、自分の仕事の進め方を見直す機会

私は製薬会社で、営業組織のマネージャーとして、部下育成に取り組んでいました。

その経験から、部下を育てることは、指導する側にとっても、自分自身の仕事の進め方を見直す機会になると考えています。

課長の状況を理解しないまま、答えを伝えていないか

例えば、部長が課長から相談を受けたとします。

「メンバーが思うように動いてくれません」

「目標達成に向けて、どの活動を優先すればよいでしょうか」

こうした相談に対して、部長が自分の経験から答えを伝えることもあるでしょう。

しかし、課長が置かれている状況を十分に理解しないまま、答えを伝えても、実行につながるとは限りません。

課長は何を課題だと考えているのか。

これまで、どのような働きかけをしてきたのか。

メンバーは、どのように受け止めているのか。

部長がこうしたことを確認する中で、自分自身の指導方法についても考える機会が生まれると思います。

成功体験は強み。ただし、今もそのまま当てはまるとは限らない

また、課長からの質問によって、部長自身が新しい視点に気づくこともあるでしょう。

経験を積んだ管理職ほど、これまでの成功体験から、仕事の進め方が身についていると思います。

それ自体は、大切な強みです。

ただし、過去にうまくいった方法が、現在の状況にもそのまま当てはまるとは限りません。

課長の考えを聞き、自分とは違う方法にも目を向ける。

なぜ、その方法がよいと考えるのかを話し合う。

そうしたやり取りは、課長だけでなく、部長自身の判断力を高める機会にもなるのではないでしょうか。

助言した後、「前にも説明したはずだ」で終わらせない

ここで、もう一つ大切なことがあります。

それは、部長が課長に助言した後の関わり方です。

助言した内容を、課長は実際の仕事で生かせているでしょうか。

課長が理解したつもりでも、メンバーへの説明や働きかけがうまくいかないことはあると思います。

そのときに、部長が「前にも説明したはずだ」と考えるだけでは、課長の成長にはつながりにくいでしょう。

どこで判断に迷ったのか。

何が実行の妨げになったのか。

部長の伝え方に、改善できることはなかったのか。

こうしたことを一緒に確認することで、課長の成長を支えると同時に、部長自身も指導の仕方を見直すことができます。

経営者は、部長との対話で何を確認するか

では、経営者の皆さんは、こうした部長や部門長の成長に、どのように関わればよいのでしょうか。

私は、部長や部門長との対話の中で、課長をどのように育てているかを確認することが大切だと思います。

例えば、

「課長から、どのような相談を受けている?」

「そのとき、どのように関わっている?」

「課長とのやり取りから、自分自身が気づいたことはある?」

こうした問いかけです。

課長の育成状況を確認するだけでなく、部長自身が何を学んでいるのかにも目を向ける。

そのことが、管理職の成長を支える一つの方法になると思います。

目標達成の仕事の中で、部下の成長と自分自身の成長を両方意識する

私は、日常業務の中でも、自分自身の成長を意識して取り組むことが大切だと考えています。

これは、一般社員だけでなく、課長や部長にも当てはまります。

目標達成に向けて部下を指導する。

部下が実行した結果を確認する。

必要に応じて、指導の仕方を修正する。

こうした日常業務の繰り返しが、管理職自身の成長にもつながっていきます。

もちろん、管理職の役割は、部下を育てることだけではありません。

会社や部門の目標を達成することも、大切な責任です。

だからこそ、目標達成に向けた日々の仕事の中で、部下の成長と自分自身の成長を、両方意識することが重要なのだと思います。

まとめ

部長が課長の状況を確認する。課長の考えを聞き、自分とは違う方法にも目を向ける。助言した後も、どこで迷ったのかを一緒に確認する。

こうした関わりは、課長の成長を支えるだけでなく、部長自身が指導の仕方を見直す機会にもなります。

最後に、経営者の皆さんに質問です。

「皆さんの会社では、部長や部門長が課長を育てる経験を通じて、自分自身も成長できていますか?」

部下の育成を、指導する管理職自身の成長にもつなげる。そんな視点で、日頃の管理職との関わり方を考えていただければと思います。

メルマガのご案内

メルマガ「気づけば差がつく キャリア5分メモ」では、経営者の方に向けて、社員が育つ組織づくりや管理職の育成を、日常業務の中から考えるヒントをお届けしています。自社のことを少し立ち止まって考えたいときに、のぞいてみてください。

▶ メルマガ登録はこちら:https://fumidzukidejitaru.com/p/r/4YQqw532

▼ 昨日の記事:決めた方針を守りながら、活動のウエイトを調整できていますか?
https://horinouchimitsuteru.com/houshin-weight-chousei/

▼ 指導者の視点では:部下に教えることで、自分自身も学んでいますか?
https://horinouchimitsuteru.com/oshieru-jibun-manabu/

#経営者 #管理職育成 #部長 #課長 #組織づくり #人材育成 #日常業務で成長する #キャリアコンサルタント

タイトルとURLをコピーしました