下期の目標達成に向けて、部下育成の視点が抜け落ちていませんか?――部長から課長へ、課長からメンバーへ

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秋の窓辺の会議室で、上司が部下2人と向き合って話している写真 GDW・日常業務で成長

この記事のポイント

  • 11月に入り、4月から9月が上期という会社では、下期が始まって1か月が経過した
  • 目標達成に向けた活動と、メンバーの成長を切り離さないことが大切
  • 部長と課長の活動計画の確認に、「課長自身の成長」と「課長の部下であるメンバーの成長」という視点を加えたい
  • 忙しくなると、課長とメンバーの話は数字や活動の進捗が中心になりがち
  • 社長は部長に、部長は課長に。目標達成と成長の両方を大切にするメッセージが、組織の中で伝わっているかを確認する

こんにちは。キャリアコンサルタントのみってるです。

今日は、「下期の目標達成に向けて、部下育成の視点が抜け落ちていませんか?」というテーマでお話しします。

下期が始まって1か月、各部門で取り組みが始まった時期

11月に入りました。

4月から9月が上期という会社では、下期が始まって1か月が経過しました。

9月末から10月前半にかけては、下期の目標達成に向けて、各部門で活動計画を立て、具体的な取り組みを始めた時期ではないでしょうか。

今日は、その中で忘れてほしくない、部下育成についてお話しします。

私は製薬会社で、マネージャーとして目標達成と部下育成に取り組んできました。

その経験から、目標達成に向けた活動と、メンバーの成長を切り離さないことが大切だと考えています。

部長と課長の活動計画の確認に、もう一つの視点を

今回は、社長、部長、課長、そして課長の部下という組織をイメージして考えてみたいと思います。

下期の目標達成に向けて、部長は課長と活動計画を確認します。

何を優先するのか。

どのような成果を目指すのか。

そのために、どのような活動を進めるのか。

こうした話し合いは、当然必要です。

ただ、そこにもう一つ加えていただきたい視点があります。

それは、課長自身の成長と、課長の部下であるメンバーの成長です。

まず、課長自身の成長

まず、課長自身の成長です。

下期の活動を進める中で、課長にどのような力を身につけてほしいのか。

どのような役割を果たせるようになってほしいのか。

部長は、その期待を課長に伝えているでしょうか。

課長は、自分の部下の成長に働きかけているか

そして、もう一つ。

課長が、自分の部下の成長について考え、働きかけているかということです。

課長は、目標達成に向けてメンバーの活動を確認し、必要な指導を行います。

しかし、忙しくなると、どうしても数字や活動の進捗が中心になりがちです。

その結果、メンバーにどのような役割を期待しているのか。どのような力を身につけてほしいのか。そのために、日々の仕事で何を意識して取り組んでもらうのか。

こうした話が、後回しになっていないでしょうか。

目標達成と成長を、別々に考えない

私は、「日常業務で成長する」という考え方をお伝えしています。

目標達成のために仕事をする。

その仕事を通じて、できることを増やしていく。

この二つを、別々に考える必要はないと思っています。

例えば、課長がメンバーに、これまで以上にチームへの貢献を期待するのであれば、どのような行動をしてほしいのか、具体的に伝える。

そして、日々の活動の中で、その行動ができているかを確認する。

それが、目標達成と成長をつなげる関わり方だと思います。

部長から課長へ、こんな問いかけを

ここで、経営者の皆さんに考えていただきたいことがあります。

部長は、課長に対して、こうした部下育成の視点を伝えているでしょうか。

「下期の目標達成に向けて、メンバーの育成についても話し合った?」

「評価面談で決めた成長目標は、日々の活動につながっている?」

「11月に入っても、決めたことを意識して取り組めている?」

こうした問いかけを、部長から課長にしてほしいのです。

そして社長は、部長に対して、課長自身の成長と、課長によるメンバー育成の両方を確認する。

このような関わり方が大切ではないでしょうか。

まとめ

11月は、下期の2か月目です。

10月に決めた活動を進めながら、育成について決めたことが忘れられていないか。

部長から課長へ、そして課長からメンバーへ。

目標達成と成長の両方を大切にするメッセージが、組織の中で伝わっているかを確認していただきたいと思います。

最後に、経営者の皆さんに質問です。

「皆さんの会社では、部長が課長の成長を支え、その課長がメンバーの成長を支える。そんな関わり方ができていますか?」

下期の目標達成に向けた活動とともに、部下育成についても、ぜひ部長の皆さんと話し合ってみてください。

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