褒めるのが苦手だった私が気づいたこと|大切なのは「認めること」かもしれない

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成果を出す思考プロセス

ブログ記事のポイント

  • 子どもの成長は自然に喜べるのに、いつの間にか当たり前になってしまうことがある
  • 職場でも同じように、できるようになったことを見落としがちになる
  • 指導者は課題を見るだけでなく、成長にも目を向けることが大切
  • 無理に褒めようとしなくても、まずは認めることから始めればよい
  • 新人が入社して3か月の今だからこそ、成長を振り返る時間を持ってほしい

ラジオを聞きながら気づいたこと

みなさんこんにちは。
キャリアコンサルタントのみってるです。

今日は、「褒めるのが苦手だった私が気づいたこと」というテーマでお話ししたいと思います。

実は私は、昔からあまり人を褒めるのが得意ではありませんでした。

もちろん、頑張っている人を見ればすごいと思いますし、成長した姿を見れば嬉しい気持ちにもなります。

それでも、自然に褒め言葉が出てくるタイプではありませんでした。

今から4~5年前だったと思います。

営業で車を運転している時にラジオを聞いていました。

ラジオの内容は正直ほとんど覚えていません。

でも、その時にふと頭に浮かんだことがありました。

「最近、息子を褒めていないな」

そんなことを思ったのです。

そこから、いろいろなことを思い出しました。

子どもの頃は成長を心から喜んでいた

息子が小さかった頃のことです。

ハイハイができるようになった時。

つかまり立ちができるようになった時。

一人で歩けるようになった時。

そのたびに家族みんなで喜んでいました。

「できた!」

「すごい!」

「歩いた!」

そんな言葉を自然にかけていました。

今思えば、あの頃は成長を見つけることが当たり前だったのだと思います。

昨日できなかったことが今日できるようになる。

その変化が嬉しかったのです。

でも、いつからでしょうか。

それが当たり前になっていきました。

学校へ行くことも当たり前。

勉強することも当たり前。

テストを受けることも当たり前。

家の手伝いをすることも当たり前。

できることは確実に増えているのに、それを見なくなっていたのです。

そのことに気づいた時、少し反省しました。

成長が止まったわけではありません。

私が見なくなっていただけだったのです。

職場でも同じことが起きている

その後、私はふと思いました。

「これって職場でも同じではないだろうか」

私は長くマネージャーとして部下育成に関わってきました。

新入社員が入ってきたばかりの頃は、小さな成長がよく見えます。

電話に出られた。

報告ができた。

お客様と話ができた。

会議で発言できた。

そんな一つひとつの出来事が成長に見えます。

だから、

「頑張ったね」

「できるようになったね」

と自然に感じることができます。

ところが、数か月経つと状況が変わります。

できることが増えたはずなのに、それが当たり前になってしまうのです。

すると今度は、

まだできていないこと

もっと身につけてほしいこと

次の課題

そんな部分ばかりが目に入るようになります。

もちろん育成ですから課題を見ることは大切です。

成長してもらうためには、次の目標を示す必要があります。

でも、それだけになってしまうと問題が起きます。

課題ばかり見ると成長が見えなくなる

課題ばかり見ていると、本人の成長が見えなくなります。

そして本人自身も、

「自分はまだまだだ」

「全然できていない」

と思いやすくなります。

本当はたくさん成長しているのです。

入社した頃と比べれば、できることは確実に増えています。

経験も積んでいます。

知識も増えています。

でも、人はできていないことばかり指摘されると、自分の成長に気づけなくなります。

私はキャリアコンサルタントとして多くの方とお話ししてきました。

その中で感じるのは、自信を失っている人ほど、自分の成長を正しく評価できていないことが多いということです。

本人は「全然できていません」と言います。

でも話を聞くと、数年前と比べて大きく成長していることが少なくありません。

成長していないのではなく、自分の成長を見ていないだけなのです。

だからこそ、周囲の人が成長に気づくことはとても大切だと思います。

褒めるよりも認めることが大切かもしれない

私は以前、

「もっと褒められるようにならないといけない」

と思っていました。

でも、ある時から少し考え方が変わりました。

無理に褒めなくてもいいのではないか。

そう思うようになったのです。

もちろん褒めることは悪いことではありません。

でも、褒めることが苦手な人もいます。

私もその一人でした。

そんな時に大切なのは、

まず認めること

なのではないかと思うようになりました。

例えば、

「できるようになったね」

「前より成長したね」

「頑張っていたね」

「続けてきたね」

そんな一言です。

特別な言葉である必要はありません。

大げさに褒める必要もありません。

ただ、相手の成長に気づき、それを言葉にする。

それだけで十分なのかもしれません。

評価する前に認める。

課題を伝える前に成長を伝える。

そうした関わり方ができると、相手も前向きになりやすいのではないでしょうか。

入社3か月の今だからこそ振り返ってみる

昨日は、新入社員が入社して3か月というお話をしました。

ちょうど今の時期は一つの節目です。

新人にとっても、

「少し仕事に慣れてきた」

時期です。

一方で指導者にとっても、

「そろそろ次の課題が見えてくる」

時期でもあります。

だからこそ、このタイミングで一度立ち止まってみてほしいのです。

できていないことだけを見ていないだろうか。

課題ばかりを見ていないだろうか。

そんな問いを自分に投げかけてみてください。

そして、

入社した頃と比べて何ができるようになったのか。

どんな経験を積んだのか。

どんな成長があったのか。

そんなことも振り返ってみてください。

きっと思っている以上に成長しているはずです。

新人本人もそうですし、指導している側もそうです。

成長を認めることは、次の成長への力になります。

ぜひ一度、できるようになったことに目を向ける時間を作ってみてください。

まとめ

私は褒めることがあまり得意ではありませんでした。

でも、だからこそ気づいたことがあります。

それは、無理に褒める必要はなくても、成長に気づき認めることはできるということです。

子どもの成長も、部下の成長も、慣れてしまうと当たり前になります。

すると私たちは、できていないことばかりを見るようになります。

もちろん課題を見ることも大切です。

しかし、それと同じくらい大切なのが、できるようになったことを見ることです。

特に新入社員が入社して3か月を迎えるこの時期は、一度立ち止まって成長を振り返る良い機会です。

ぜひ今日、身近な人の成長を一つ見つけてみてください。

そして、その成長を言葉にして伝えてみてください。

「できるようになったね」

その一言が、次の成長につながるかもしれません。


【気づけば差がつく キャリア5分メモ】

忙しい毎日の中で、自分の成長やキャリアについて考える時間は意外と少ないものです。

若手社員の成長、指導者としての関わり方、組織づくり、キャリア形成など、日常業務に活かせる内容をお送りしています。

少し立ち止まり、自分自身や周囲の成長を見つめる時間としてご活用ください。

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