この記事のポイント
- チームで決めた活動を成果につなげるには、日々の情報交換が大切
- うまくいったことも、困っていることも話せるかどうかには、職場の空気が関係している
- 部長や部門長が、課長に情報交換の大切さを伝えているかを確認する
- 情報を共有するだけで終わらせず、実際の行動につなげる
- こうした取り組みは、課長自身のマネジメント力を高める機会にもなる
こんにちは。キャリアコンサルタントのみってるです。
今日は、毎月5日と20日にお届けしている「空気シリーズ」です。
11月に入り、下期の2か月目が始まりました。
各部門では、10月の結果を踏まえて、11月に重点的に取り組む活動を決めていると思います。
今日は、その活動を進める中での情報交換について考えてみたいと思います。
決めた活動を成果につなげる、日々の情報交換
私は製薬会社で、営業組織のマネージャーとして、目標達成と部下育成に取り組んできました。
その経験から、チームで決めた活動を成果につなげるには、日々の情報交換が大切だと考えています。
例えば、あるメンバーが、工夫して取り組んだ活動で手応えを感じたとします。
そのとき、
「今日、こんなことをやってみたら、うまくいったよ」
と、周囲のメンバーに伝える。
それを聞いたメンバーが、
「どうやったの?」
「自分の担当でも試せるかな?」
と考える。
反対に、活動が思うように進まないときには、
「ここでつまずいているんだけど、何かいい方法はないかな?」
と相談する。
こうした情報交換が、会議やミーティングを待たずに行われているでしょうか。
もちろん、定期的な会議は必要です。
しかし、日々の活動で気づいたことを、その場で共有できれば、ほかのメンバーも早く行動に生かすことができます。
職場の空気が関係している
私は、ここに職場の空気が関係していると思います。
うまくいったことを話せる。
困っていることも、気軽に相談できる。
そして、周囲が関心を持って、一緒に考えてくれる。
そんな空気があるかどうかです。
部長や部門長は、課長に伝えているか
ここで、経営者の皆さんに考えていただきたいことがあります。
皆さんの会社では、部長や部門長が、課長に対して、こうした情報交換の大切さを伝えているでしょうか。
課長は、日々の活動を確認し、メンバーに必要な指導を行います。
しかし、活動の進捗確認だけになってしまうと、メンバー同士が経験や工夫を共有する機会を見落とすかもしれません。
例えば、部長から課長に、
「チームで決めた活動について、メンバー同士で情報交換できている?」
「うまくいったことは、ほかのメンバーにも伝わっている?」
「困っていることを、早めに相談できる雰囲気はある?」
こうした問いかけをしてみる。
そして課長自身も、メンバーから出てきた情報に関心を持ち、共有を促していく。
その積み重ねが、日常的に情報が行き交うチームにつながると思います。
共有するだけで終わらせない
ただし、情報を共有するだけで終わってはいけません。
うまくいった活動については、なぜ成果につながったのかを考える。
つまずいている活動については、何を変えればよいのかを考える。
そして、次の活動で試してみる。
このように、情報交換を実際の行動につなげることが大切です。
一人の経験が、ほかのメンバーの学びになる
私は、「日常業務で成長する」という考え方をお伝えしています。
日々の仕事を振り返り、次の行動を考える。
それをチームの中で共有することで、一人の経験が、ほかのメンバーの学びにもなります。
そして、こうした取り組みは、課長自身のマネジメント力を高める機会にもなると思います。
まとめ
経営者の皆さんには、部長や部門長との話し合いの中で、活動の進捗だけでなく、現場での情報交換についても確認していただきたいのです。
部長が課長に働きかけ、課長がメンバー同士の情報交換を促す。
その結果、現場で得られた気づきが、次の行動につながっているか。
そこに目を向けてみてはいかがでしょうか。
最後に、皆さんに質問です。
「皆さんの会社では、会議を待たずに、うまくいったことも、つまずいていることも共有し、次の行動に生かせる組織になっていますか?」
自分たちで決めた活動を成果につなげるために、現場で情報が行き交う空気を大切にしていきたいですね。
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