マネージャーは「ズレ」に気づくことが仕事|成果と育成の糸口を見つける

当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

成果を出す思考プロセス

ブログ記事のポイント

  • 上司と部下の間には、期待や認識、優先順位などのズレが生じることがあります。
  • 大きな問題につながるのは、ズレに気づかないまま仕事を進めてしまうことです。
  • 成果が出ないからといって、すぐに努力や能力の問題だと判断するのは早いかもしれません。
  • 部下が何を考えて行動したのかを聞くことで、ズレの理由が見えてきます。
  • マネージャーの役割は、ズレを責めることではなく、気づき、理由を考え、次の行動につなげることです。

こんにちは。
キャリアコンサルタントのみってるです。

今回は、

「マネージャーは、ズレに気づくことが仕事」

というテーマでお話しします。

私は最近、音声配信で「ズレ」について取り上げています。

上司と部下のズレ。
期待と認識のズレ。
行動と成果のズレ。
本人の自己評価と上司の評価のズレ。

職場では、さまざまなズレが生じます。

「ズレている」と言われると、失敗や間違いを指摘されたように感じる人もいるかもしれません。

しかし、仕事では立場や経験、持っている情報が違います。そのため、上司と部下の間にズレが生じることはあります。

重要なのは、そのズレを放置しないことです。

職場では、なぜズレが生じるのか

上司と部下は、同じ職場で働いていても、まったく同じ情報を見ているとは限りません。

マネージャーは、会社の方針やチーム全体の目標、他部署との関係などを考えています。

一方、部下は、自分が担当している仕事や目の前のお客様、上司から伝えられた内容をもとに行動しています。

見ている範囲が違えば、優先することも変わります。

上司は、

「今は、この仕事を優先してほしい」

と考えている。

しかし、部下は、

「こちらの仕事を先に終わらせることが大切だ」

と考えている。

どちらも仕事に真剣に取り組んでいるのに、進む方向が少し違っていることがあります。

このような小さなズレに気づかないまま仕事を続けると、時間がたつほど違いが大きくなってしまいます。

一生懸命なのに成果が出ない理由

部下が一生懸命に仕事をしているのに、思うような成果が出ないことがあります。

そのようなとき、マネージャーは、

「努力が足りないのではないか」

「本人の能力に問題があるのではないか」

「もっと主体的に動いてほしい」

と考えてしまうことがあります。

もちろん、行動量や知識、仕事の進め方に課題がある場合もあります。

しかし、それだけで判断してよいのでしょうか。

もしかすると、上司が期待していることと、部下が理解していることにズレがあるのかもしれません。

会社が求めている成果と、本人が力を入れていることが少し違っている可能性もあります。

部下は真面目に取り組んでいます。

ただ、その努力が、成果につながる方向へ向かっていない。

この状態で「もっと頑張ってほしい」と伝えても、部下はさらに同じ方向へ力を入れてしまうかもしれません。

努力を増やす前に、進んでいる方向を確認する必要があります。

成果が出ないときほど、ズレを探していた

私は営業マネージャーをしていた頃、思うような成果が出ないときほど、

「どこにズレがあるのだろう」

と考えるようにしていました。

伝え方にズレがあったのか。
部下の理解の仕方が違っていたのか。
仕事の優先順位が合っていなかったのか。
成果を判断する基準が共有されていなかったのか。

ズレが見つかれば、次に何を確認すればよいのかが見えてきます。

反対に、ズレに気づかないままでは、同じ指示を繰り返したり、部下の努力不足だけを指摘したりしてしまいます。

それでは、上司も部下も疲れてしまいます。

マネージャーがズレを見つける目的は、誰かの間違いを証明することではありません。

仕事が進まない理由や成果につながらない原因を見つけ、次の行動を考えるためです。

私は、ズレに気づくことが課題解決のスタートラインになると考えています。

期待した行動をしない部下を、すぐに指導していないか

ズレに気づくことは、成果を上げる場面だけでなく、人材育成でも大切です。

部下が期待した行動を取っていないとき、マネージャーはすぐに、

「そのやり方では違う」

「こうしたほうがよい」

と教えたくなることがあります。

経験のあるマネージャーには、より良い方法が見えているからです。

しかし、すぐに指導する前に、一度確認してほしいことがあります。

それは、

「本人は何を考えて、その行動を選んだのか」

ということです。

部下の行動だけを見ていると、間違っているように見えることがあります。

ところが、考えた理由を聞いてみると、

「その情報を知らなかった」
「こちらを優先するように受け取っていた」
「お客様の反応を見て判断した」

など、こちらが想像していなかった理由が見つかることがあります。

理由が分かれば、教え方も変わります。
伝える内容も変わります。
部下への関わり方も変わります。

行動だけを修正するのではなく、その行動が生まれた背景に目を向けることが、人材育成の糸口になります。

マネージャーは、ズレを責める人ではない

マネージャーがズレに気づいたとき、注意したいことがあります。

それは、すぐに相手の間違いだと決めつけないことです。

上司の説明が十分ではなかった可能性もあります。
使っている言葉の意味が違っていた可能性もあります。
目標や評価の基準が共有されていなかった可能性もあります。

ズレがあるからといって、必ずしもどちらか一方だけに原因があるとは限りません。

マネージャーは、ズレを責める人ではありません。

ズレに気づき、その理由を確認し、次にどうすればよいのかを部下と一緒に考える人です。

この対話を重ねることで、部下は仕事の目的や会社が期待していることを理解できるようになります。

マネージャーも、部下が何を見て、どのように考えているのかを知ることができます。

ズレに気づくことは、部下を評価するためだけではありません。

お互いの見ているものを確認し、より良い仕事につなげるために必要なのです。

キャリアコンサルタントとして感じること

キャリアコンサルタントとして人の話を聞いていると、同じ出来事でも、人によって受け取り方が違うことを改めて感じます。

仕事においても同じです。

上司にとっては十分に説明したつもりでも、部下には別の意味で伝わっていることがあります。

部下は自分なりに考えて行動していても、上司には意図が見えていないことがあります。

だからこそ、言葉にして確認することが大切です。

「なぜ、その行動を選んだのか」
「どのように理解しているのか」
「何を目指しているのか」

まずは相手の考えを聞く。

そのうえで、自分が期待していたことを伝える。

この対話によって、初めてズレの位置が見えてきます。

ズレに気づけることは、マネージャーとしての大切な力です。そして、その気づきを対話につなげられることが、部下の成長を支える力になるのだと思います。

まずは、気になったことを振り返ってみる

皆さんの職場では、今、どのようなズレが起きているでしょうか。

一生懸命に取り組んでいるのに、成果につながっていない仕事はないでしょうか。

何度伝えても、期待した行動にならないと感じている部下はいないでしょうか。

もし気になることがあるなら、すぐに答えを出そうとしなくても構いません。

まずは、

「どこにズレがあるのだろう」

と考えてみてください。

その小さな問いが、課題解決や人材育成の入口になるかもしれません。

まとめ

職場では、上司と部下の立場や経験、持っている情報の違いから、さまざまなズレが生じます。

大切なのは、ズレをそのままにしないことです。

成果が出ないときや、部下が期待した行動を取っていないとき、すぐに努力や能力の問題だと決めつけず、

「何を考えて、その行動を選んだのか」

と確認してみる。

そこから、伝え方や理解、優先順位、判断基準などのズレが見えてくることがあります。

マネージャーの役割は、ズレを責めることではありません。

ズレに気づき、その理由を確認し、次の行動へつなげることです。

今日の内容をきっかけに、職場で気になっていることを一つだけ振り返ってみてください。


キャリアや仕事、人材育成について、日常の中で考えるヒントをメールでお届けしています。

音声配信やブログを読んで、「もう少し深く考えてみたい」と感じた方は、ぜひメルマガにもご登録ください。

『気づけば差がつく
キャリア5分メモ  メルマガ登録』


#マネジメント#部下育成#人材育成#キャリアコンサルタント#評価面談#コミュニケーション#課題解決#日常業務で成長する

タイトルとURLをコピーしました