パリオリンピックが始まった。今回は、時差もあるのでオリンピックはLiveでは見ないことを決意していた。寝不足になるので見ないことにしていました。
楽しみや感動がLiveの方が良いことは分かっています。仕事に影響を及ぼさないように自粛するつもりです。
初日が終わり、早くも金メダルを獲得した選手がいる。その一方で、判定によって結果が変わったのではないかという事もあったようです。
情報と教育が及ぼす影響
わたし自身は、日本人のスポーツ選手が世界で活躍する情報を聞くと関連付けてしまうことがあります。それは、情報と教育環境が変わり、それが世界で活躍する選手の輩出に繋がっていると思います。
オリンピック競技
本人自身の努力と家族のサポートがあり、世界で活躍する若いアスリートが増えています。
例えばボードなどは、YouTubeで早くから世界の一流の技に触れているようです。その技を見て、マネをする。できるようになる。その繰り返しで、どんどん成長します。そして同年代の選手が世界で活用していることで、「自分にもできる」という可能性を感じられる環境です。
野球やサッカー
野球やサッカーは世界的に活躍する選手が増えています。これも本人の努力と家族のサポートがあります。そして、それ等のスポーツは育成方法も変わってきています。
これまでは、YouTubeなどで動きやテクニックを見る機会が増えています。テクニックを見ることで、技もですが、考えかたや実践で使う場面をイメージすることになります。若いうちから一流を知ることで高い目標設定に繋がり成長に繋がっていると思われます。
高校スポーツでは体罰が問題になり報道されることもありますが、指導者の方にもスポットライトが当たります。「強い」は勝ち抜くために必要ですが、感謝の気持ちやその後の選手の人生に影響を与えるような指導をされる指導者が増えているのではないでしょうか。
情報と教育がキャリアに及ぼす影響
５０歳を超えている私は経験していないですが、最近の学校ではキャリアやお金に関する授業も実施されていると聞きます。
なりたい職業や地域産業の見学会などです。２０代のお客さんに質問した時の答えが印象的でした。
顧客との会話からの気づき
たやりたいことが分からないと話をしていたお客さんに、会話のなかで小さい時になりたかった職業は何かを聞いた時に「分かりません。」との返事でした。会話をしている中で、職業体験で動物病院に行ったことを思いだした方がいました。
その後、その方はペットショップへの就職も選択肢のひとつになりました。実際に実家でも猫を飼っていました。今のひとり暮らしの家でも爬虫類を買っていると話をしていました。会話のなかからペットショップも就職の対象となる可能性に気がついたのです。
わたし自身の経験
キャリアコンサルタントの勉強を始めて感じたことがあります。
わたし自身、キャリアコンサルタントの勉強を始めるまでは、自分のキャリアに選択肢があるとは考えていませんでした。
当然、キャリアコンサルタントの勉強をしていますので、キャリコンとして働く可能性が広がります。学んだことで気がついたことがあります。自分のキャリアの可能性です。仕事をする中で、日常業務を進める中で身に付けたことが活かせる可能性があることに気がつきました。
経験の活かし方を知ることで可能性が広がります。また、そのような考え方を学ぶことで自分の可能性を感じ自己肯定感に繋がります。
本人次第！？ 変化には慎重になるもの
お客さんの中にも、これまでと違う職業に就きたいという希望を話される方はいます。
実際に、話を聴く中で、その方の経験などからいくつかの選択肢が考えられることもあります。過去の経験を聞いていくと「活かせそう！」と感じる経験を話をされます。本人は普通のことだと考えていることが多いです。
多くの場合は、転職する場合も職業を決めて相談に来ますので、可能性として別の選択肢の話しをしても興味を示されることはありません。人は変化を嫌い、未知の体験を進んで選択する人は少ないです。
違う職業に就きたいという方の中にも、別の選択肢を提示しても、それを 選ぶ方は多くない印象です。こちらも変化に対する気持ちだと思われます。働く場所と職業が変わるという２つの変化よりも職業は大きく違わず場所が変わることを選択する人が多いからです。
わたし自身も退職する２年ほど前から「２年後に早期退職して…」と話をしていました。２年経過したころに「少なくとも、あと１年必要かな？」などと考えていました。そのタイミングで「動こう！」と考える出来事があったので、結果として２年後に退職しました。
まとめ
パリオリンピックが始まり、日本人選手が活躍する様子が報道されている中、情報と教育の重要性について改めて考える機会が増えています。
スポーツにおいても、選手自身の努力や家族のサポートに加えて、早期からの教育環境が重要な役割を果たしています。
例えば、YouTubeを通じて世界の一流の技術を学ぶことで、若いアスリートたちは高い目標を設定し、自分の可能性を広げています。
同様に、キャリア形成においても情報と教育が大きな影響を与えます。
学校でのキャリア教育や実地体験が、将来の職業選択に役立つ場面が増えています。個々人が自身の経験を見直し、学びを活かすことで、新たなキャリアの可能性を発見することができます。
変化を恐れず、自分の成長を信じることが重要です。
情報化社会においては、変化への対応力が求められますが、それは同時に新たな機会を見出す力でもあります。スポーツ選手の成功や日常生活における気づきから学び、自己の可能性を最大限に活かすために、情報と教育を活用することがますます重要となっているのです。
