ブログ記事のポイント
・人は「能力がない」のではなく、環境によって力を発揮できていない場合がある
・同じ人でも、上司やチームが変わることで成果が大きく変わることがある
・「伸びない人」と決めつける前に、環境との相性を見ることが大切
・自分自身も、環境が変わることで力を発揮できる可能性がある
・人材育成では「本人だけを見る」のではなく「環境」も見る視点が重要
営業現場で感じた「伸びない人」の評価
みなさんこんにちは。キャリアコンサルタントのみってるです。
今日は、営業をしていた頃の現場で実際にあった出来事をもとに、「人は変わるのか?それとも環境で変わるのか?」というテーマについて考えてみたいと思います。
これは、営業の世界だけではありません。
会社の中でも、
学校でも、
家庭でも、
人間関係の中でも、
意外と多くの場面で起きていることだと思います。
以前、ある社員について、こんな会話をしたことがありました。
「真面目だし、ちゃんとしているよね」
「悪いわけではない」
「でも、なかなか伸びてこないね」
そんな評価でした。
決して否定されているわけではありません。
ただ、「もっとできると思うのに」という空気がありました。
平均的な成果は出している。
でも、飛び抜けた成果にはつながらない。
営業の世界で言えば、
数字は悪くない。
でも、「期待していたほどではない」という状態です。
こういう話は、どこの会社でもあるのではないでしょうか。
環境が変わった瞬間に成果が変わることがある
その後、その社員は異動することになりました。
新しいチーム。
新しい上司。
新しいメンバー。
環境が大きく変わりました。
すると、しばらくして、こんな話が聞こえてきたのです。
「あの人、新天地でかなり活躍しているらしいよ」
実際に話を聞いてみると、
期待して送り出した以上の成果を出していました。
私はその時、すごく考えさせられました。
「同じ人なのに、なぜこんなに変わるのだろう?」
もちろん、本人の努力もあったと思います。
タイミングや運もあったかもしれません。
でも、少なくとも言えることがあります。
それは、
「環境が変わることで、人の結果は変わる」
ということです。
これは営業現場で、実際に何度も見てきました。
「この人はこういう人」と決めつけていないか
人は一度評価されると、
そのイメージで見られ続けることがあります。
「この人は積極性がない」
「この人は伸びない」
「この人は平均タイプ」
「この人はリーダー向きではない」
でも、本当にそうでしょうか。
私はキャリアコンサルタントとして、多くの方と関わる中で感じることがあります。
それは、
「本人の力」だけで判断されているケースが非常に多い
ということです。
でも実際には、
・どんな上司なのか
・どんなチームなのか
・安心して話せる環境か
・挑戦を認めてもらえる空気か
・失敗した時に責められるのか
・相談しやすいのか
こうした環境の影響は、とても大きいのです。
特に真面目な人ほど、
環境の影響を強く受けることがあります。
周囲に気を使いすぎてしまう。
失敗を恐れてしまう。
遠慮してしまう。
そうなると、本来持っている力を出せなくなることがあります。
逆に、
「ここなら挑戦していい」
「この上司なら相談できる」
「失敗しても大丈夫」
そう感じられる環境になると、一気に変わることがあります。
自分自身も環境によって変わることがある
これは、部下だけの話ではありません。
自分自身にも当てはまることがあります。
今の職場で、
「なんとなく力を出せていない」
「自分らしく働けていない」
「毎日が苦しい」
「やる気が出ない」
そんな感覚を持っている方もいるかもしれません。
でも、それは「能力がない」のではなく、
環境との相性の問題かもしれません。
もちろん、すぐに転職すればいい、という話ではありません。
ただ、
・関わる人を変える
・相談相手を持つ
・働き方を少し変える
・役割を変える
・考え方を変える
こうしたことで、見える景色が変わることもあります。
私は製薬会社時代、同じ人でも上司が変わった瞬間に大きく成長する場面を何度も見てきました。
逆に、力のある人が環境によって苦しくなり、成果が出なくなることもありました。
だからこそ、
「結果だけで人を決めつけない」
という視点は、とても大切だと思っています。
指導者は「環境を整える視点」が必要になる
指導者やマネージャーの立場になると、
つい本人に目が向きます。
「もっと頑張れ」
「行動量を増やせ」
「考え方を変えろ」
もちろん、それも必要な時があります。
でも、それだけではないと思うのです。
本当に見るべきなのは、
「この人が力を発揮できる環境になっているか」
という視点ではないでしょうか。
例えば、
会議で発言しやすい空気になっているか。
質問した時に否定されないか。
小さな成功を認められているか。
安心して相談できる関係性があるか。
こういう部分が整っていないと、
人は本来の力を出しにくくなります。
逆に言えば、
環境を整えることで、人は変わる可能性がある。
私はそう感じています。
これは「甘やかす」という意味ではありません。
挑戦しやすい空気を作る。
前向きに動ける関係を作る。
その積み重ねが、人を変えていくこともあるのです。
「変われない」のではなく「変われる場所」に出会っていないだけかもしれない
人は変わらない。
そんな言葉を聞くことがあります。
確かに、性格や価値観の土台は簡単には変わらないかもしれません。
でも、
行動は変わることがあります。
表情が変わることがあります。
発言が変わることがあります。
成果が変わることがあります。
そして、そのきっかけの一つが「環境」であることは、現場で何度も見てきました。
だからこそ、
「この人はこういう人だ」
と決めつける前に、
「今の環境で本当に力を発揮できているのか?」
という視点を持つことが大切なのだと思います。
それは、部下を見る時も同じですし、
自分自身を見る時も同じです。
まとめ
今日は、「人は変わるのか?それとも環境で変わるのか?」というテーマでお話ししました。
営業現場では、
同じ人なのに環境が変わった瞬間に成果が大きく変わる場面を、実際に何度も見てきました。
だからこそ、
「能力がない」
「伸びない人だ」
と決めつける前に、
・環境は合っているか
・関わり方は適切か
・安心して挑戦できているか
そんな視点を持つことが大切なのだと思います。
もし今、
自分の力を出せていないと感じている方がいたら、
「自分がダメなんだ」
と決めつける前に、
「今の環境は、自分に合っているだろうか?」
という視点でも、一度考えてみてください。
それだけでも、見える景色が少し変わるかもしれません。
【無料メルマガのご案内】
「部下育成がうまくいかない」
「頑張って関わっているのに成長につながらない」
「自分の関わり方はこれで良いのだろうか」
そんな悩みを感じている方へ。
メルマガでは、
日常業務の中で成長を生み出す考え方や、
現場で実際に感じてきた“気づき”をお届けしています。
「育成」をもう一度、現場目線で考えてみたい方は、
ぜひ登録してみてください。
▼メルマガ登録はこちら
気づけば差がつく キャリア5分メモ メルマガ登録
#キャリア#人材育成#マネジメント#部下育成#キャリアコンサルタント#職場環境#営業経験#日常業務で成長する

