人はいきなり育たない - 山本五十六の言葉を、今の職場に翻訳してみる

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セルフ・キャリアドック

ブログ記事のポイント

・人は最初から考えて動けるわけではありません
・育成には「順番」があります
・忙しい職場ほど、その順番が飛ばされがちです
・部下が育たないのは能力ややる気の問題ではないことも多いです
・安心できる環境が、人を育てます
・悩む上司ほど、実は真剣に向き合っています

今日はそんなお話をします。


昔の言葉を、今の働き方に置き換えて考えてみます

こんにちは。
キャリアコンサルタントのみってるです。

今日から、新しいシリーズを始めてみようと思います。

シリーズの名前は、
「働く大人のための言葉の翻訳」

昔から語り継がれている言葉や名言を、そのまま紹介するのではなく、

・今の職場
・今の働き方
・40代、50代の私たちの現実

このあたりに置き換えて、もう一度考えてみよう、というシリーズです。

その第一回のテーマは、こちらです。

「人はいきなり育たない」


いつも思い出す、山本五十六の言葉

このテーマを考えるとき、いつも思い出す言葉があります。

旧日本海軍の司令官だった、山本五十六の言葉です。

少し長いですが、有名な一節です。

やってみせ、
言って聞かせてさせてみせ、
褒めてやらねば人は動かじ。

話し合い、耳を傾け、承認し、
任せてやらねば人は育たず。

細かい表現はいくつかありますが、意味はほぼ共通しています。

これ、今の職場でもそのまま当てはまると思いませんか。


「順番」を飛ばしてしまう私たち

昨日の配信では、

「部下が育たないとき、能力ややる気を疑う前に、順番を確認してみてほしい」

そんな話をしました。

この山本五十六の言葉は、それをとてもシンプルに表しています。

順番にすると、こんな感じです。

・まず、やってみせる
・次に、説明する
・そして、やらせてみる
・できたら、認める
・最後に、任せる

今の言葉にすると、

「教える → 一緒に考える → 任せる」

この流れです。

でも、現実の職場ではどうでしょうか。

忙しさもあって、

「もう分かるよね」
「自分で考えて」
「それくらい判断して」

こんな言葉を、つい早い段階で投げてしまうこと、ありませんか。


部下が黙ってしまう理由

そうすると、部下はどうなるでしょう。

・何が正解なのか分からない
・聞くのが怖い
・失敗したくない

そして、だんだん黙ってしまいます。

一方で、育てる側はこう感じます。

「やる気がない」
「成長が遅い」

でも、これは人の質の問題というより、

・安心できる環境があるかどうか
・順番が合っているかどうか

この問題であることが、本当に多いと感じます。

キャリアコンサルタントとして相談を受けていると、

「部下の問題」だと思っていたことが、
実は「関わり方の順番」だった、というケースをたくさん見てきました。


人はいきなり育ちません

人はいきなり育ちません。

いきなり考えられるようにもなりません。

・安心して失敗できる環境があって
・判断の基準を教えてもらって
・少しずつ経験を積んで

その積み重ねの中で、やっと「考えて動く」ができるようになります。

40代、50代の方なら、自分の若い頃を思い出してみてください。

・いきなり放り出されて、苦しかった経験
・最初に丁寧に教えてもらえて、救われた経験

どちらもあるのではないでしょうか。

あれは、才能の差ではなく、
育て方の順番の違いだったのかもしれません。


この言葉が今も残っている理由

山本五十六のこの言葉が、今も語り継がれている理由は、そこにある気がします。

時代が変わっても、
働き方が変わっても、

人の不安や弱さ、成長の仕方は、あまり変わりません。

人を育てるのは、今も昔も、本当に大変です。


自分を責めそうになったときに

もし、

「自分の教え方が悪いのかもしれない」
「自分は上司に向いていないのかもしれない」

そう思ってしまったときこそ、この言葉を思い出してほしいなと思います。

・やってみせただろうか
・きちんと伝えただろうか
・安心して失敗できる空気を作れているだろうか

そこを整えるだけで、関係は少しずつ変わっていきます。

完璧じゃなくていいんです。

悩んでいる時点で、もう十分真剣です。


ブログとしてのまとめ

今日は、

「人はいきなり育たない」

というテーマで、山本五十六の言葉を、今の職場に翻訳してみました。

これから月に1回か2回くらい、こんな形で、

昔の言葉を、今の仕事や人間関係に照らしながら考える回も作っていこうと思っています。

部下との関係、後輩との関係、チームとの関係。

少ししんどくなったときに、

「順番、大丈夫かな」

そう立ち止まるきっかけになれば嬉しいです。

今日の話が、誰かとの関わり方を、ほんの少し楽にするきっかけになれば幸いです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


#部下育成#後輩指導#管理職の悩み#40代50代の働き方#キャリアコンサルタント#人を育てる#職場のコミュニケーション

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