ブログ記事のポイント
- 「やりたいことがない」は、実はとても多い悩み
- やりたいことがない=遅れている、ダメ、ではない
- 多くの人のキャリアは、あとから意味づけされていく
- 不安が出てくるのは、ちゃんと働いてきた証拠
- 今は言葉にならなくても、キャリアは静かに進んでいる
今日は、「やりたいことがなくてもキャリアは動いている」というテーマで、少しゆっくりお話ししていきます。
やりたいことがない、という不安
こんにちは。
キャリアコンサルタントのみってるです。
若手の方や中堅の方とお話ししていると、よくこんな言葉を耳にします。
「特別に、やりたいことがないんです」
この言葉、実はとても多いです。
そして、そう話す方の多くが、少し申し訳なさそうな表情をされています。
「これって、良くないですよね?」
「何か見つけなきゃいけないですよね?」
そんな空気を感じることも少なくありません。
いつの間にか刷り込まれた「理想のキャリア像」
私たちは、いつの間にかこんな価値観の中で働いています。
- やりたいことがある人は前向き
- 目標が明確な人は成長している
- 夢を語れないのは遅れている
こうした考え方、どこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。
でも、キャリアコンサルタントとして多くの方の話を聞いてきて、私はいつも思います。
「現実は、そんなに単純じゃないな」と。
多くのキャリアは、最初から決まっていない
実際のところ、多くの人は、
「これがやりたい!」と強く決めて、キャリアをスタートさせたわけではありません。
- 与えられた仕事をこなす
- うまくいかずに悩む
- 失敗して落ち込む
- 試行錯誤しながら続ける
そんな日々の積み重ねの中で、
- できることが少しずつ増え
- 見える景色が変わり
- 周囲からの期待や役割が広がっていく
気がついたら、今の自分になっている。
キャリアの多くは、そんな形で進んでいきます。
キャリアは「後から意味づけ」されるもの
私はよく、こうお伝えしています。
キャリアの多くは、後から意味づけされるものです。
もちろん、中には若い頃から目標を持ち、計画を立てて進んできた方もいます。
それは素晴らしいことです。
ただ、全員がそうではありません。
むしろ、後から振り返って、
「あの経験があったから、今があるんだな」
と意味づけされていくキャリアの方が、圧倒的に多いと感じています。
それでも、不安が出てくるとき
そんなふうに働いてきた人でも、ある時期になると不安が顔を出します。
- このままで成長できるのかな
- 自分の強みって何なんだろう
- これから何を武器にしていけばいいんだろう
ここで大事なことがあります。
この不安は、「何もしてこなかった人」の不安ではありません。
不安は、ちゃんと歩いてきた証拠
キャリアコンサルタントの視点から見ると、この不安はむしろ、
ちゃんと働いてきた人だからこそ出てくる不安
だと感じます。
日々の仕事に向き合い、責任を果たし、積み重ねてきたからこそ、
「次の景色」が気になり始める。
やりたいことがないから止まっているのではなく、
動いてきたからこそ、次に進む方向を考え始めている。
私は、そう考えています。
キャリアは、地図を描いてから出発する旅ではない
キャリアは、最初に完成した地図を持って進む旅ではありません。
歩きながら、
立ち止まりながら、
振り返りながら、
「ああ、こういう道を歩いてきたんだな」
と、後から線がつながっていくものです。
だから、
- 今は言葉にできなくても
- 明確な目標がなくても
- 先がはっきり見えていなくても
それだけで遅れているわけではありません。
今、やりたいことがなくて苦しいあなたへ
もし今、
「やりたいことがない」
「自分はダメなんじゃないか」
そんなふうに感じている方がいたら、今日の話を少し思い出してもらえたら嬉しいです。
キャリアは、言葉になる前から、ちゃんと動いています。
キャリアを静かに振り返るという選択
こうした不安や迷いの参考になればと思い、私は電子書籍も出版しています。
この本は、答え」を与えるための本ではありません。
自分の歩みを、静かに振り返るための本です。
今の自分を少し整理したいな
立ち止まって考えてみたいな
そんなタイミングで、手に取ってもらえたら嬉しいです。
まとめ
今日は、「やりたいことがなくても、キャリアは動いている」というテーマでお話ししました。
キャリアは、焦って答えを出すものではありません。
迷いながら、揺れながら、少しずつ形になっていくものです。
今日の話が、
今まさに悩んでいる誰かの心を、少しでも軽くできたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
#キャリアの悩み#やりたいことがない#キャリアは動いている#キャリアコンサルタント#働き方#40代キャリア#50代キャリア#自分を振り返る

