ブログ記事のポイント
・「自分には強みがない」と感じる人ほど、実はとても真面目で誠実な人が多い
・自己分析を深くやりすぎると、欠点や他人との比較ばかりが目に入ってしまう
・強みは考えて見つけるものではなく、仕事の中で自然と使っているもの
・苦手なことを無理に克服しなくても、配置ややり方を変えれば楽になる
・キャリアは総合点ではなく、「使える部分」だけで十分
・まずはこの1週間で「うまくいったこと」「少し楽だったこと」を3つ書き出してみる

自分について考える
こんにちは。
キャリアコンサルタントのみってるです。
今日は、
「自分には何が足りないんだろう」
「強みなんて、特にない気がする」
そんなふうに感じている方に向けて、お話ししたいと思います。
仕事の中で、いろいろな方と面談をしていると、よくこんな言葉を聞きます。
「自分には強みがない気がします」
「何ができるのか分からないんです」
「だから、もっと頑張らないといけないと思っていて…」
こうした言葉を口にする方は、とても多いです。
そして不思議なことに、そう話される方ほど、とても真面目で、誠実で、周りのことをよく考えている方だったりします。
サボっている人や、いい加減な人は、あまり「自分には足りない」なんて考えません。
だからまず、それだけでも知っておいてほしいなと思います。
「自分には足りない」と感じるあなたは、きっとちゃんと考えている人です。
自己分析は、そんなに深くやらなくていい
私はキャリアコンサルタントとして働いていますが、実はいつもこう思っています。
自己分析は、そんなに深くやらなくてもいい。
もちろん、自分を振り返ることは大切です。
でも、あまりにも深く掘りすぎると、どうなるでしょうか。
思い出すのは、
・できなかったこと
・失敗したこと
・人より劣っている気がするところ
・周りと比べてしまう自分
こんなことばかりになりがちです。
そして最後は、
「やっぱり自分はダメだ」
「まだまだ足りない」
という結論になってしまう。
これでは、前に進む元気がなくなってしまいますよね。
強みは「考えて探す」ものではない
では、強みって何でしょうか。
すごい資格でしょうか。
目立つ成果でしょうか。
誰にも負けない特技でしょうか。
もちろん、そういうものも強みになることはあります。
でも私は、
強みは「考えて見つけるもの」ではなく、「使っているうちに分かるもの」
だと思っています。
たとえば、
・なぜかいつも任される役割
・頼まれやすい仕事
・やっていてあまり苦にならない作業
・気づいたら自分がやっていること
こうしたものはありませんか?
本人は「当たり前」と思っているけれど、実は周りから見ると「それ、助かる」「それ、すごいよ」と思われていること。
そこが、強みの入り口だったりします。
弱み探しは、遠回りになることもある
一方で、弱みばかり探してしまう人も多いです。
「人前で話すのが苦手」
「数字が苦手」
「要領が悪い」
そういうところを何とか直そうと、一生懸命努力する。
もちろん、それ自体は悪いことではありません。
でも、苦手なことを無理に克服しなくてもいい場合もあります。
たとえば、
・担当を変える
・役割を変える
・やり方を少し変える
それだけで、ぐっと楽になることもあります。
「全部できる人」になる必要はありません。
チームで働くなら、得意な人に任せて、自分は自分の得意なところを使えばいい。
キャリアの世界では、これはとても大切な考え方です。
過去の経験も、全部使わなくていい
「せっかく積んだ経験だから、全部生かさないといけない」
そう思っている方も多いですが、そんなことはありません。
使わない経験があってもいいんです。
遠回りした経験も、途中でやめた仕事も、役に立たない時期があっても大丈夫。
キャリアは「総合点」ではありません。
テストの点数のように、全部を足し算しなくてもいい。
使える部分だけで、十分なんです。
自己理解の目的は「立派になること」ではない
自己理解の目的は、
「すごい人になること」でも
「完璧な自分をつくること」でもありません。
本当の目的は、
「次の一歩を決めること」
だと私は思っています。
どの道を選ぶか。
何を続けるか。
何をやめるか。
その判断ができれば、それで十分です。
今日できる、小さな宿題
もしよければ、今日これだけやってみてください。
この1週間を振り返って、
・うまくいったこと
・少し楽だったこと
この2つを、3つだけ書き出してみてください。
どんなに小さなことでも大丈夫です。
「時間通りに出社できた」
「メールを丁寧に返せた」
「誰かにありがとうと言われた」
そんなことで十分です。
たいていの場合、
「足りないもの」より
「すでに持っているもの」
の方が、ずっと多いです。
最後にブログとしてのまとめ
「自分には強みがない」
そう感じるときほど、心は少し疲れているのかもしれません。
でも、あなたが毎日こなしている仕事や、自然にやっている行動の中に、もう十分な材料はそろっています。
キャリアは、立派に語れる物語でなくてもいい。
静かでも、不器用でも、自分なりに積み重ねてきたものがあれば、それでいい。
足りないところを数えるより、すでに持っているものを、そっと見つけてあげてください。
今日の話が、少しでもあなたの気持ちを軽くするきっかけになれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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