ブログ記事のポイント
新年度が始まるこの時期、多くの方が「どうやって教えるか」「どう育てるか」を考えると思います。
もちろんそれも大切ですが、それ以上に大切なのは「どんな環境で育てるか」という視点です。
・育成はやり方だけでは決まらない
・チームの“空気”が行動に大きく影響する
・新年度は「空気を意図して作る」タイミング
・最初の関わり方や言葉が、その後の流れを決める
新しく人を迎えるこの時期だからこそ、「どう教えるか」だけでなく、「どんな空気で迎えるか」を考えてみてほしいと思います。
新年度は「やり方」より「空気」が大切
みなさんこんにちは。キャリアコンサルタントのみってるです。
今日は、新年度のこのタイミングだからこそ、少し立ち止まって考えておきたいことについてお話ししたいと思います。
テーマは、「新年度、育成の環境は準備できていますか?」です。
4月に入り、新しい期がスタートしましたね。
新入社員が入ってくる予定がある方もいらっしゃると思いますし、メンバーの異動や配置転換で、チームの顔ぶれが変わるタイミングでもあります。
こういう時期になると、多くの方がまず考えるのは、「どうやって教えるか」「どうやって育てるか」という“やり方”の部分ではないでしょうか。
私自身も、まさにそうでした。
研修の内容はどうするか、どの順番で教えるか、どんな資料を使うか。
そういったことに意識が向いていました。
もちろん、それもとても大切なことです。
ただ、後から振り返ってみたときに気づいたことがあります。
それは、育成はやり方だけでは決まらないということです。
むしろ、「どんな環境で育てるのか」ということのほうが、ずっと大きな影響を与えていると感じています。
少しイメージしてみてください。
新入社員がチームに入ってきたとき、その場はどんな空気になっているでしょうか。
気軽に質問できる空気でしょうか。
それとも、ちょっと遠慮してしまう空気でしょうか。
失敗しても大丈夫と思える空気でしょうか。
それとも、失敗を避けようとして動きが小さくなる空気でしょうか。
同じ人が同じように配属されたとしても、環境が違えば、その人の行動は大きく変わります。
これは、キャリアコンサルタントとして多くの方と関わる中でも、強く感じていることです。
「本人のやる気が足りないのでは?」と思われるケースでも、実は環境によって動きにくくなっているだけ、ということは少なくありません。
人は意志で動いているように見えて、実は周りの空気に大きく影響されています。
だからこそ、新年度のこのタイミングで考えておきたいのは、「どう教えるか」ではなく、「どんな空気で迎えるか」という視点なんです。
例えば、新しく入ってくるメンバーに対して、最初にどんな言葉をかけるのか。
「分からなかったら聞いてね」と言うことは簡単です。
でも、その言葉だけで本当に相談しやすくなるでしょうか。
実際に相談しやすい雰囲気があるのか。
質問しても嫌な顔をされないのか。
失敗したときに責められないのか。
そういった日々の積み重ねが、「このチームは安心して動ける場所だ」と感じられる空気をつくっていきます。
また、チームとしてどんな行動を大切にしていくのかを、最初に共有することもとても重要です。
・まずやってみることを大事にするのか
・分からないことはそのままにしないのか
・お互いに助け合うのか
こうした価値観が、言葉だけでなく行動として示されていくことで、チームの空気は形づくられていきます。
そして、その空気がメンバー一人ひとりの行動を決めていきます。
私自身、これまでの経験の中で、「空気が変わると行動が変わる」という瞬間を何度も見てきました。
逆に言うと、どれだけ良い育成方法を用意しても、空気が整っていなければうまく機能しないこともあります。
だからこそ、この新年度のスタートというタイミングはとても大事です。
育成の方法を考えるだけでなく、育成が進む環境を整える。
この両方を意識することで、チームの動きは大きく変わっていきます。
もしこれから新入社員が入ってくる、あるいはチームのメンバーが変わるという状況であれば、ぜひ一度考えてみてください。
このチームは、どんな空気でスタートするのか。
その空気は、意図して作られているのか。
それとも、なんとなく出来上がってしまうのか。
ここに目を向けることが、育成の成果を大きく左右します。
まとめ
新年度は、「教え方」を考えるだけでなく、「環境」を整える大切なタイミングです。
人は意志だけで動いているわけではなく、周りの空気に大きく影響されています。
だからこそ、育成を考えるときには、
・どんな言葉をかけるのか
・どんな行動を大切にするのか
・どんな雰囲気をつくるのか
こうした「空気づくり」にも意識を向けてみてください。
キャリアコンサルタントの視点から見ても、環境が変わることで人の行動や成長は大きく変わります。
新しいスタートのこの時期だからこそ、意図して空気をつくる。
それが、これからのチームの成長を支える土台になります。
今日のお話が、みなさんのチームづくりや人材育成のヒントになれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
メルマガ案内
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
今回のテーマは「育成はやり方だけでなく、環境や空気が大きく影響する」というお話でした。
ただ、こう感じた方もいらっしゃるかもしれません。
「大切なのは分かるけど、実際にどうやって空気をつくればいいのか分からない」
「日々の仕事の中で、そこまで意識する余裕がない」
私自身も、同じように悩みながら試行錯誤してきました。
メルマガでは、今回のような考え方だけでなく、
・現場で実際にやってきた具体的な関わり方
・チームの空気を変えるための小さな工夫
・日常業務の中で成長をつくる視点(GDW)
こういった内容を、より具体的に、少しずつお届けしていきます。
忙しい日々の中でも、ふと立ち止まって「考えるきっかけ」になるような内容を意識しています。
もし、
・人材育成に関わっている方
・メンターや指導者として悩んでいる方
・これからチームを任される方
にとって、少しでもヒントになれば嬉しいです。
一緒に、日常の中で成長できる環境をつくっていきましょう。
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