「今の自分にできる未来の準備」〜大きなことより、小さな一歩を〜
今日のポイントまとめ
- 未来のことを考えると、不安になることもあります。でも、それは自然なことです
- 大切なのは「今の自分にできる小さなこと」に目を向けて行動すること
- 手帳に書く、誰かに話す、少し調べてみる――その積み重ねが未来につながります
- 自分の理想の姿を思い描いて、「いま何ができるか」を見つけていきましょう
ふと立ち止まって、未来の自分に思いをはせる
みなさんこんにちは、キャリアコンサルタントのみってるです。
今日もこうしてお話を聞いていただき、ありがとうございます。
今回は、「未来に向けた準備」について、少し一緒に考えてみませんか？
そしてその中でも、“今の自分にできること”に目を向けてみるという視点でお話をしたいと思います。
私自身、ふとしたときにこんなことを考えることがあります。
「このままでいいのかな？」
「あと10年後、20年後の自分ってどうなってるんだろう？」
未来のことって、考えようとすると少し勇気がいりますよね。
不安もありますし、「何もできていないんじゃないか」と焦る気持ちも出てくることがあります。
でも、だからといって考えずにやり過ごすのは、ちょっともったいない。
私はそう思うようになりました。
不安を感じるのは、前に進みたいと思っている証
未来を考えると不安になるのは、今をちゃんと生きている証拠でもあります。
「やれていないことがある」
「本当はこうしたかったのに」
そんな気持ちが湧き出るのは、もっと良くしたい、後悔したくないという想いがあるからこそ。
そしてその気持ちは、決してネガティブなものではなく、前向きな意志の表れだと思うんです。
大きなことじゃなくていい。小さな一歩が未来をつくる
「未来の準備」って聞くと、何か大きなことを始めなきゃと思ってしまうかもしれません。
でも、実際にはそんなに大げさなことじゃなくていいんです。
たとえば…
- 気になっていたことをネットでちょっと調べてみる
- 頭に浮かんだアイデアを手帳に書いてみる
- 家族や友人に「こんなこと考えてるんだ」と話してみる
- 少しだけ違う道を通って帰ってみる
そんな些細な行動の一つひとつが、未来につながる小さな「点」になります。
その点が線になって、いつか大きな形になるかもしれません。
「理想の自分」に近づくために、いま出来ること
もし、将来こんな自分でいたいなというイメージがあるなら、
「今の自分にできることは何だろう？」と考えてみてください。
その答えは、案外シンプルなことかもしれません。
でも、その小さな一歩を踏み出すことで、未来はほんの少し変わっていくんです。
そして大事なのは、「できていないこと」に目を向けすぎないこと。
「できること」に意識を向けて、自分を認めてあげることです。
私自身が未来に向けて始めたこと
少しだけ、私自身のことをお話させてください。
私は今週から、情報発信における「ペルソナ」について、改めて学び直しています。
これまで何となく分かったつもりになっていたんですけど、
「本当に理解しているだろうか？」と、立ち止まってみることにしたんです。
なぜかというと、これからの自分がどうありたいかを見つめ直したからです。
「どんな人に」
「どんな気持ちで」
「どんな価値を届けたいのか？」
それを考えることは、自分自身のあり方や生き方を考えることとつながっていると思っています。
キャリアの視点でいう「未来の準備」とは？
キャリアコンサルタントの視点から見ると、未来の準備とは「キャリアの棚卸し」と「自己理解の深掘り」です。
- これまでの経験の中で、大切にしてきたことは？
- うまくいったこと、うまくいかなかったことは？
- それらを通じて、自分が得た気づきは何か？
これを言語化してみることで、自分の強みや価値観が見えてきます。
そしてその理解が、「未来にどう進むか」のヒントになるのです。
今日のまとめ 〜未来は今からつくられる〜
未来というと、なんだか遠い世界のように感じるかもしれません。
でも、未来は今日の延長線上にあります。
だからこそ、「今できること」を積み重ねていくことが、未来をつくることになるんです。
どんなに小さなことでも大丈夫です。
気になった本を手に取る。誰かの話を素直に聞いてみる。
ふとした思いつきを、メモしておく。
その一歩一歩が、未来をあたたかく育ててくれると思います。
あなたもぜひ、今日という日を「未来の自分のための一歩」にしてみませんか？
それでは、またお会いしましょう。
