日曜の夜、あなたは何を考えていますか？
仕事を家に持ち帰らなくなった今、日曜日の夜の過ごし方が大きく変わったことに気づきました。かつては月曜からの営業スケジュールを頭の中で組み立て、日曜の夜にはすでに「仕事モード」へと切り替えていた私。でも、転職して働き方が変わったことで、週の始まりに向き合う心の持ちようも変わってきました。今回はそんな気づきをお話しします。
営業マンだったころ、日曜日の夜はもう「月曜日」だった
こんにちは、キャリアコンサルタントのみってるです。
今日は、転職して働き方が変わって気づいたことをお話ししたいと思います。
今の仕事になってから、何より変わったなと感じるのが「家に仕事を持ち帰らなくなったこと」です。そう実感するのは、実は日曜日の夜の過ごし方が以前とまったく違うことに気づいたからなんです。
私は前職では、営業職として働いていました。日曜日の夜にはすでに次の1週間をどう動こうかと考えていて、頭の中は月曜日の朝に向けた準備でいっぱい。
とくに月曜日は「エンジンをかける日」と決めていて、できるだけ多くのお客様に会い、たくさんの情報を得ることを意識していました。
一週間の流れを頭に描きながら日曜を過ごしていた
営業としての一週間の流れは、こんな感じでした。
- 月曜日：体と頭を動かすために、多くのお客様と会う日。
- 火曜日：水曜・木曜の商談に向けた準備をする日。
- 水曜日・木曜日：大切な商談を入れる「勝負の日」。
- 金曜日：商談のフォローや振り返り、調整をする予備日。
このサイクルは毎週ほぼ固定で、自然と身体が覚えていました。だから日曜日の夜になると、自動的に頭が切り替わるんです。
「あの商談には、あの資料が必要だな」とか、「今回は少し切り口を変えてみようかな」なんてことを、夕食を食べながら、あるいはお風呂に入りながら考える。
気づいたら、仕事がどんどん頭の中を占めているんです。
土曜日以外、ほとんど仕事のことを考えていた
営業時代の私は、週末も完全には休まっていなかったと思います。
土曜日は比較的リラックスできる時間でしたが、日曜日はもう月曜のことが気になり始めていました。
これって、よく考えると仕事を「持ち帰っていた」状態ですよね。会社にいるときだけが仕事じゃなくて、頭の中ではずっと仕事のことを考えていたわけです。
働いていたときはそれが当たり前だったので、気にもしなかったのですが、今振り返ってみると、ずっと気が張っていたんだなぁと思います。
転職して、日曜の夜に考えることが変わった
そんな私も今はキャリアコンサルタントとして働いています。仕事内容も働き方も、ガラリと変わりました。
今の仕事では、事前に話す内容や準備することがだいたい決まっているので、前のように「これを話そう、あれを準備しよう」と日曜から頭をフル回転させる必要がありません。
むしろ最近は、「来週はどんなテーマで発信しようかな」と、情報発信について考える時間が増えました。
もちろん仕事の準備もしますが、「明日からの一週間をどう攻めようか」というプレッシャーからは解放されていて、気持ちの上でもずいぶんラクになった気がします。
働き方が変わると、心の使い方も変わる
この変化に気づいたとき、ふと「働き方が変わると、心の使い方も変わるんだな」と思いました。
前職では、毎週のスケジュールや数字の達成に追われる毎日でしたが、今は自分のペースで仕事を組み立てることができます。
こうした違いは、単なる職種の違いだけでなく、「どんな働き方を選ぶか」で感じ方や暮らし方が変わるということだと思います。
あなたにとって「日曜日の夜」はどんな時間？
今日は、自分自身の働き方の変化を通じて、日曜日の夜の過ごし方についてお話しました。
以前の私は、日曜の夜からすでに月曜日の戦闘態勢に入っていました。今は、来週の準備はしつつも、心の余裕を持って「何を伝えようか」と考える時間になっています。
仕事との距離感、考え方のスイッチの入れ方、こういったことが変わるだけで、心がとても軽くなります。
あなたにとって、日曜日の夜はどんな時間ですか？
「明日からの仕事、ちょっと憂うつだな…」と思っているとしたら、もしかしたら今の働き方が、少しだけ自分に合っていないのかもしれません。
キャリアコンサルタントとして言えるのは、「気づき」は変化の第一歩です。
自分の気持ちや感じ方に目を向けることから、キャリアの選択は始まります。
今日のお話が、あなたのこれからの働き方や過ごし方を見つめ直すヒントになればうれしいです。
