あなたはもう、誰かの役に立っている — 自分を信じるということ

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55歳の新入社員

【まとめ】

「役に立てる自分ってどんな人?」と考えたこと、ありますか?
仕事を離れたり、立場が変わったとき、「今の自分は誰かの役に立っているのかな?」と感じることはありませんか?
今回は、キャリアコンサルタントとして、また一人の人として、私自身の体験をもとに、そんな問いについてお話しします。
誰かの役に立ちたいと思う気持ちは、実はとても自然で、人とのつながりを大切にしてきた証です。
その気持ちをどう受け止め、これからの自分に活かしていくか、一緒に考えてみましょう。

誰かの役に立つこととは? - 描いた姿を実現しキャリアをつくる! | stand.fm
早期退職した55歳まで、製薬会社の営業。 会社で経験した業務をきっかけにキャリアコンサルタントの資格を取得。資格を活かせる再就職に成功。 キャリアコンサルタント、作家、ブロガー ▪️内容 50歳を、超えてビジネススクールで勉強開始。 資格取...

「役に立てる自分」ってどんな状態?

みなさんこんにちは。キャリアコンサルタントのみってるです。
今日は、「役に立てる自分って、どんな状態なんだろう?」というテーマでお話ししてみたいと思います。

実は、少し前に、私自身がふと立ち止まって考えたことがあります。
「これからの自分に、何ができるんだろう?」
「今の自分でも、誰かの役に立てるのかな?」
そんな問いが、頭の中に浮かんできたんです。

定年や再就職など、人生の節目に立つと、仕事や肩書きが変わることで、どこか「自分の存在って、どうなんだろう?」と感じる瞬間がありますよね。
自分が軽くなったわけじゃない。でも、どこかモヤモヤする。そんな感覚です。

以前の仕事での「役に立つ」とは?

私が以前働いていた会社では、医薬品を扱っていました。
お薬を通じて患者さんの健康に貢献すること、
最新の医療情報を医師に届けて、新しい治療の導入を支援すること。
そうした業務の中で、「人の役に立てている」という感覚を持っていました。

でも、よく考えると、私自身が直接患者さんに関わっていたわけではありません。
お薬を提供する「仕組みの一部」として、間接的に役に立っていたのかな、とも思います。

その時も心のどこかで、「自分自身が本当に役に立てているのかな?」という小さな疑問が、ずっと残っていました。

再就職してから感じたこと

再就職して、現在は就職活動を支援する仕事に携わっています。
ご相談に来られる方に情報を提供したり、面接の準備を手伝ったり、必要な支援を行っています。

ある時、以前対応した方が就職されて、しばらくしてからこう言ってくださったんです。
「良い仕事を紹介してくれて、本当にありがとうございました」

その言葉を聞いたとき、「あぁ、役に立てたのかもしれない」と感じました。
嬉しかったし、心が温かくなるような思いがしました。

でも同時に、やっぱりこれは「情報を提供したから」役に立てたのかな、
もし情報がなかったら、自分はどうだったんだろう?とまた考えてしまったんです。

言葉や存在そのものが力になることも

そんな風に考えていたとき、ふと思い出したことがありました。
それは、過去に「話を聞いてもらって楽になりました」と言ってもらえたことや、
家族にかけた「大丈夫だよ、きっと何とかなるよ」という一言が、後で「気が楽になった」と言われたことです。

その瞬間、「ああ、自分の存在そのものが、誰かの助けになったこともあったんだ」と気づいたんです。
薬でも情報でもなく、私の言葉や姿勢が、誰かの支えになっていた。
それって、すごく小さなことかもしれないけれど、確かに役に立てていたんだと思えました。

これからの自分にできること

50歳を過ぎて、これからの10年、15年をどう過ごすかを考えるようになりました。
体力も時間も限られている中で、何ができるのか。何がしたいのか。

そんな中で、「こうやって自分の思いや経験を発信していくことも、誰かの役に立てるかもしれない」と思うようになったんです。

もちろん、発信する内容がすべての人に響くわけではありません。
同じ話でも、人によって「響くポイント」は違いますし、必要なタイミングも違います。
でも、もしかしたら、どこかの誰かの心に届くかもしれない。そんな可能性を信じて、今は続けています。

迷いながら、でも続けていこう

正直に言うと、今でも「これでいいのかな?」と迷うことはあります。
考えすぎかもしれない。でも、そうやって悩みながらも、「誰かの役に立ちたい」という気持ちは強くなっています。

キャリアコンサルタントという仕事を通じて、人との対話の大切さや、言葉の力を実感してきました。
そして、自分自身が「役に立ちたい」と思っている限り、成長は続いていくんだと思います。

誰かの役に立つこととは?
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【まとめ】自分の存在は、もうすでに誰かの支えになっている

「役に立てる自分」とは、特別なことをする人ではなく、
日々の中で誰かの気持ちを少し軽くしたり、前に進むきっかけを与えられる人なのかもしれません。

もし今、「自分は何ができるんだろう」と悩んでいるなら、
過去に誰かにかけた言葉や、そばにいた時間を思い出してみてください。
きっと、あなたはもうすでに、誰かの支えになっているはずです。

そしてこれからも、あなたの経験や言葉が、誰かの力になる。
そんなふうに信じながら、一緒に進んでいけたら嬉しいです。

今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
それでは、またお会いしましょう。

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