- 日常業務の中で成長するという考え方を「日常成長モデル(GDW)」として紹介
- 従来のOJTとの共通点と違いを分かりやすく解説
- 日常成長モデルでは「若手の主体性」や「自分で考えて動く力」を重視
- 成長の視点、評価の仕方、失敗への向き合い方における違いも整理
- Udemy講座として発信準備中。4月中旬には公開予定
日常成長モデルってどんな考え方?
こんにちは、キャリアコンサルタントのみってるです。
今日は「日常の仕事を通じて成長する」という考え方について、お話ししたいと思います。
最近まで、Udemyの講座づくりに取り組んでいました。今回の講座は、「日常業務で成長する」というテーマで作成していて、その中でこの考え方に「日常成長モデル」という名前をつけて紹介しています。
このモデルの立ち位置や考え方についても、講座の中で説明しています。
OJTとの共通点と違い
まず、従来のOJTと共通する部分としては、「先輩や上司がそばでサポートしながら成長していく」というところがあります。
でも、「日常成長モデル」では、もう少し違った考え方をしています。大きな特徴としては、「本人の主体性(自分で考えて行動する力)」を大切にしているところです。
たとえばOJTでは、上司が主導で進めていきますが、「日常業務で成長する」では、若手が自分の意思で取り組むという姿勢を重視しています。
具体的な考え方の違い
どういうことかというと、OJTでは「上司が仕事のやり方を教えて、部下がその通りにできるようになる」ことが目的になります。仕事をスムーズにできるように、実務の中で指導をしていくわけです。
一方で、「日常成長モデル」では、若手が自分自身で「もっと効率的にやれる方法はないか?」「成果を出すにはどうしたらいいか?」と考えながら動いていきます。ここが、いちばん大きな違いです。
GDWって何?
ちょっと順番が前後してしまいましたが、「日常成長モデル」は、英語で「Growth by Daily Work」と言い、この頭文字をとって「GDW」とも呼んでいます。
電子書籍やUdemyの講座でも、この言葉を使って説明をしています。
成長の視点の違い
次に、「成長の視点」についても違いがあります。
OJTでは、まず「仕事ができるようになること」が目標です。仕事のやり方を覚えて、ミスなく、スムーズにできるように育てていきます。
一方で、GDW(=日常成長モデル)では、「キャリア」や「成長の方向性」までを視野に入れて考えていきます。
「効率を上げるにはどうしたらいいか?」「成果を出すには、どんな知識やスキルが必要か?」など、自分なりに工夫しながら取り組んでいくスタイルです。
評価と可視化の違い
次は「評価」と「見える化」についてです。
OJTの場合は、「組織として、ちゃんと仕事ができているかどうか」が評価されます。ですので、上司などの目線で判断されることが多いです。
一方で、日常成長モデルでは、評価項目に入ることは少ないかもしれません。でも、自分のスキルや力をどう伸ばしていくかを、自分自身で見える化しながら考えていくことが大切になります。
失敗への向き合い方
最後に「失敗の扱い」についてです。
OJTでは、ミスや失敗をしないように、仕事のやり方をしっかり組み立てて、誰がやっても同じ結果が出るように工夫されます。
でも、日常成長モデルでは、「失敗しても大丈夫」という考え方が土台にあります。もちろん、わざと失敗するわけではないですが、失敗が起きたときには、それを学びのチャンスとしてとらえて、次につなげていこうというスタンスです。
Udemy講座の進捗とこれから
現在、この内容を含んだUdemyの講座を申請中です。自分で録音した音声をあとから確認したら、少し音の状態が良くないところがあって、OKが出るかどうか、ちょっと心配しています。もしかしたら、一部を修正して再提出することになるかもしれません。
ただ、4月の中旬ぐらいまでには講座を公開したいと思っています。公開できたら、この場でもお知らせしますので、またチェックしてもらえたらうれしいです。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。それではまた!
まとめ:毎日の仕事が、あなたを育ててくれる
今回は、「日常業務で成長する」という考え方を、「日常成長モデル(GDW)」として紹介しました。
従来のOJTでは、上司や先輩が教えてくれることを中心に進みますが、GDWでは自分の主体性が成長のカギになります。自分で「もっと良くするにはどうしたらいいか?」と考えながら行動することで、仕事の中に学びがどんどん見つかります。
そして何より大切なのは、「失敗しても学びに変える」という姿勢。うまくいかないことがあったとしても、それを次に活かせれば、それも立派な成長です。
今回の内容は、現在準備中のUdemy講座にも盛り込んでいます。音声の調整などをしながら、4月中旬には発信できるように進めていますので、ぜひ楽しみにしていてくださいね。
日々の仕事が、未来の自分をつくっていく――。
そんな気持ちで、これからも一緒に学び続けていきましょう。