火曜日のテーマ 毎期の業務をキャリア育成につなげよう

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今日のブログのポイント

  • 仕事は「やらされること」と思うと苦しくなるけれど、自分のキャリアの材料に変えることができる。
  • 営業でも事務でも、工夫次第でスキルや経験を伸ばすチャンスになる。
  • セルフ・キャリアドックの考え方を取り入れて、「今期の業務を通じて何を伸ばすか」を考えてみよう。
  • 具体的には、「交渉力を磨く」「資料の見やすさに挑戦する」など、一言で目標を書き出すと効果的。
  • 仕事は会社から与えられるものだけれど、キャリアとしてどう使うかは自分次第。
業務をキャリア育成につなげる考え方 - 描いた姿を実現しキャリアをつくる! | stand.fm
早期退職した55歳まで、製薬会社の営業。 会社で経験した業務をきっかけにキャリアコンサルタントの資格を取得。資格を活かせる再就職に成功。 キャリアコンサルタント、作家、ブロガー ▪️内容 50歳を、超えてビジネススクールで勉強開始。 資格取...

毎期の業務はキャリア育成のチャンス

みなさんこんにちは。今日は「毎期の業務をキャリア育成につなげる」というテーマでお話しします。

会社員であれば、年度や四半期ごとに「この期間はこれをやりましょう」という業務目標や計画が与えられることが多いですよね。営業なら「新規顧客を何件開拓する」、事務なら「この資料を月末までに仕上げる」といった形です。

多くの人が、それを「やらされている仕事」と受け取ってしまいがちです。確かに上から与えられた目標はプレッシャーになりやすく、数字だけを追いかけるとしんどさばかりが残ることもあるでしょう。

でも、ちょっと見方を変えてみてください。その仕事を「自分のキャリアにどう生かすか」という視点で考えると、同じ業務でも成長の材料に変わります。


営業も事務も「キャリアの練習場」になる

たとえば営業職の場合、「新規顧客を月に10件獲得する」という目標があったとします。これをただ「ノルマだから達成しないと怒られる」と受け取ると、心の負担が大きくなります。

けれども、この活動を「交渉力を磨くチャンス」とか「業界知識を広げる機会」と捉えるとどうでしょうか。目標達成へのプレッシャーは同じでも、自分のスキルを伸ばす練習場として意識できれば、前向きな取り組みに変わります。

これは営業だけではなく、事務職にも当てはまります。たとえば資料作成の仕事をするときに「とにかく早く終わらせよう」と考えるか、「読みやすく伝わりやすい資料に工夫してみよう」と考えるかで、大きな違いが生まれます。後者なら、プレゼン力や情報を整理する力、つまりキャリアに役立つスキルが自然と身につきます。


セルフ・キャリアドックの視点を取り入れる

ここで役に立つのが「セルフ・キャリアドック」の考え方です。これは、定期的に自分のキャリアを振り返り、今の立ち位置を確認して未来に向けた行動を調整する仕組みです。会社の健康診断が体の状態を確認するように、キャリア版の定期点検だと思ってください。

この視点を持つことで、毎期の業務がただの「消化すべきタスク」ではなくなります。「この仕事を通じて何が学べるか」「自分の強みはどこで発揮できるか」「逆にどんな弱みが見えてきそうか」――こうした問いを持つだけで、仕事の意味合いがぐっと深まります。


小さな一言を書き出してみる

では、実際にどう取り組めばいいのでしょうか。おすすめは「今期の業務をキャリアにつなげる一言を書き出す」ことです。

例えば、

  • 「このプロジェクトでチーム調整力を磨く」
  • 「この業務を通してデータ分析力を強化する」
  • 「この案件で交渉の経験を積む」

こうした短い一言でも十分です。大きな目標ではなくてもいいんです。むしろシンプルに一つに絞ったほうが行動しやすい。

その一言を書き出すだけで、仕事へのモチベーションも違ってきます。「やらされている仕事」から「自分が選んで取り組む学びの場」へと切り替わるからです。

業務をキャリア育成につなげる考え方
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キャリアは自分で育てるもの

火曜日のテーマとして、私は「日常業務をキャリア育成につなげる」という考え方を大切にしています。仕事は会社から与えられるものですが、それをキャリアの材料に変えるかどうかは自分次第です。

同じ業務をしていても、ただ終わらせるだけの人と、自分のキャリアを意識して取り組む人では、1年後、3年後に大きな差がつきます。

「この仕事で何を得るか」という問いを持ちながら業務に向き合えば、毎日の仕事が将来につながる投資に変わります。

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まとめ

  • 仕事を「やらされている」と思うのではなく「キャリアを育てる材料」として受け止めよう。
  • 営業でも事務でも、どんな業務でもスキルアップの場に変えることができる。
  • セルフ・キャリアドックの視点を持ち、「学び」「強み」「弱み」を確認することが大切。
  • 今期の業務をキャリアにつなげる一言を書き出してみよう。

今日からできることは、とてもシンプルです。今取り組んでいる業務を「自分のキャリアにどう結びつけるか」を一言で書き出してみてください。そうすることで、仕事の意味合いが変わり、モチベーションも高まります。

キャリアは待っていても育ちません。日常業務をどう活かすか――その意識の違いが、未来の自分を形づくっていきます。

今日の話が、少しでもあなたの毎日の仕事を前向きにするきっかけになれば嬉しいです。


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