終活を学び始めて気づいた家族への優しさと自分のこれから

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シニア(セカンドライフ)

テレビでふと心に引っかかった「終活」のこと

最近、「終活」に関することが自分のアンテナに引っかかりました。
もともと私はキャリアやセカンドキャリアのことを中心に情報発信をしていますが、
その流れの中で“終わりの活動”というテーマが、
突然すっと心の中に入ってきたんです。

きっかけは、特別なものではありません。
本当に何気なくつけていたテレビでした。
スマホの解約やオンライン契約の解除、SNSアカウントの処理…。
デジタル社会の終活について特集されていて、
最初はながら見だったのに、いつの間にか画面に視線が吸い寄せられていました。

“あ、これは自分のテーマの延長にあるんだな”

そんな感覚が、じわっと湧いてきました。
キャリアやセカンドキャリアは「これからをどう生きるか」ですが、
終活は「いずれ迎えるその先までを、どう整えておくか」。
一見遠いようで、実はつながっていたんですね。

この気づきが、自分でも驚くほど自然に胸に収まりました。


「終活って、こんなにやることあるの?」という正直な驚き

そこから通信教育で終活の勉強を始めることにしました。
申し込みをして、教材が届いて、早速読み始めてみると…。

まず最初に思ったのは、
「意外とやることが多いぞ…」 という本音でした。

終活というと、
「身の回りの片付け」くらいのイメージが強かった私ですが、
テキストには、

  • 資産の整理
  • 契約関係の見直し
  • デジタルデータやアカウントの管理
  • 家族へ伝えておくべき情報
  • 医療・介護の希望
  • 葬儀・お墓の方針
  • エンディングノートづくり

など、想像以上のボリュームが書かれていました。

さらにスケジュール表には、
本気でやると“10ヶ月くらいはかかる”と書かれていて、
思わず「そんなに…?」と声が漏れそうになりました。

でも読み進めるうちに、
これは単なる「死後のための準備」ではなく、
自分自身のこれからを安心して生きるための整理なんだな……
そんなふうに感じ始めました。

キャリアコンサルタントの視点から見ても、
これは“人生後半のキャリアデザイン”の一つだと言えます。
ただ、難しいことは抜きにして、
もっと素朴に「私もちゃんと整えておきたいな」
そんな気持ちが自然と湧いてきたんです。


親のこと、自分のこと。複雑でやさしい気持ち

テキストを読みながら、ふと親の顔が浮かびました。
私の親は80歳近くですが、
終活とは無縁のタイプです。
元気なこともあり、
自分から「死後の話」をするなんて想像もできません。

そして思うんです。

「子どもから終活の話をされたら、いい気分じゃないよな…」
「だけど、何もしないまま親が困るのも不安だな…」

この“揺れ”は、言葉にしにくくて、
でもしっかり胸の中にある感情です。

一方で、自分自身のことを考えると、
「子どもたちには迷惑をかけたくない」
この思いはとても強くあります。

だからこそ、
いま自分で学び始めたことには意味があるんだろうな、と。

終活の勉強は、
“親と自分、そのどちらを思っても気持ちが揺れる”
そんなテーマなのだと、改めて気づきました。

でも、その揺れこそ、
多くの人が抱えている普通の感情なんだと思います。


「終活=家族へのやさしさ」だと思い始めた

テキストは2冊のうち、まだ半分ほど。
添付資料も少ししか読めていません。
それでもすでに、意識は大きく変わり始めています。

終活は、
“死後の手続きの準備” ではなく、

「残された家族へのやさしさ」
そして
「これからの自分を安心して生きるための土台づくり」

そんな側面があると気づきました。

家族に負担をかけないように。
自分が希望することを、きちんと伝えておくために。
そして、自分自身がこれからの時間を穏やかに過ごすために。

静かで、あたたかい意味を持つ活動なんだと思います。

これからも、
無理のないペースで少しずつ学び、
その時に感じたことをまた発信できたらいいなと考えています。


今日のまとめ

終活は「重いテーマ」ではなく、
自分と家族の未来を静かに整える、やさしい準備なのだと気づきました。

テレビの何気ない特集から心が動き、
学び始めたばかりですが、
この気づきはきっと、誰かのヒントにもなるはず。

あなたは、自分の終活について考えたことがありますか?
そして、大切な人のことはどうでしょうか。

小さな気づきからでも、
一緒にゆっくり考えていきましょう。

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