音声配信のポイントまとめ
🔹 「〇〇しかできない」は、実は強みかもしれない!
「営業しかできません」「事務しかやったことがありません」とネガティブに捉えがちですが、それは「営業を極めた」「事務のプロ」という強みに言い換えられます。
🔹 会社が給料を払っている=あなたのスキルには価値がある
毎月お給料をもらっているということは、会社にとって必要な仕事をしている証拠。つまり、あなたの知識やスキルは会社に貢献しているのです。
🔹 「向いているか」よりも「続けたからできるようになった」
長年の経験によって、営業や事務のスキルは自然と身についています。自分のスキルを過小評価せずに、「自分には何ができるか?」を改めて考えてみましょう。
🔹 自信を持つためには「職務経歴書」を書いてみるのがおすすめ
これまでの仕事を振り返ることで、「思ったよりもいろいろできる!」と気づくことができます。自己評価を高めるためにも、ぜひ試してみてください。
音声配信:自分のスキルと価値を見直そう
みなさん、こんにちは。キャリアコンサルタントのみってるです。今日は「日常業務で成長する」というテーマに関連して、自分のスキルや価値についてお話ししたいと思います。
「自分には特別なスキルがない」と思っていませんか?
キャリア相談をしていると、 「自分には特別なスキルや知識がない」 「私は事務しか経験がない」 「営業しかやってこなかった」 といった言葉をよく耳にします。
そんな方に「好きなことや得意なことはありますか?」と聞いても、「特にありません」と返ってくることが多いです。
でも、ちょっと考えてみてください。会社で毎月しっかりとお給料をもらっているということは、それだけの価値がある仕事をしているということです。
会社は、あなたが会社にとって必要だからこそ、給料を支払っています。つまり、あなたの知識やスキルには価値があるのです。
「〇〇しかできない」は悪いこと?
「営業しかできません」「事務しかやったことがありません」という言葉を、まるでネガティブなことのように言う人もいます。でも、それは本当に悪いことなのでしょうか?
例えば、会社が変わっても、商品やサービスが違うだけで、営業の基本的なスキルは活かせるはずです。事務職も同じで、業界が違っても仕事のやり方を覚えれば対応できるでしょう。
だから「営業しかできない」ではなく、「営業を極めた」「事務のプロ」と考えてみるのも良いのではないでしょうか。
私自身の経験
私自身、営業に向いていたかというと、正直あまり自信はありませんでした。でも、33年間、会社で営業の仕事を続け、
- 医薬品
- 健康食品
- 医療機器
と、さまざまな分野の商品を販売してきました。成績も目標を達成し、新規事業でも平均以上の成果を上げてきました。
「向いているかどうか」ではなく、「続けてきたからできるようになった」と考えています。
では、他の業界でも営業の仕事ができたのか? 実際にやっていないので断言はできませんが、取り扱う商品が違うだけで、基本の営業スキルは活かせるはずです。
自分の価値を見つける方法
「営業しかできません」「事務しかできません」と言う人の多くは、周りと比べすぎているのかもしれません。
会社でしっかり成果を出しているのに「スキルがない」と思ってしまうのは、自分に対する評価が低いからではないでしょうか。
ただし、「スキルがある=独立しても成功できる」というわけではありません。会社員として求められるスキルと、個人で仕事をするスキルは別物です。
例えば「会議の進め方」を教える研修があるように、会社では当たり前のことも、お金を払って学びたいと思う人がいます。
だからこそ、自分ができることをどのように活かすかを考えることが大切です。
自信を持つためにできること
私はよく相談者に「自信を持ってください」と伝えます。そして、そのための方法として「職務経歴書を書いてみましょう」と勧めます。
自分がこれまでやってきたことを振り返ることで、「思ったよりもいろいろなことができるじゃないか!」と気づく人は多いです。
この振り返りを通して、自分の価値を再確認し、自己肯定感を高めることができるでしょう。
まとめ
今日も「日常業務で成長する」というテーマでお話ししました。
自分のスキルに自信がないと感じている方は、一度「自分がこれまでやってきたこと」を振り返ってみてください。
あなたが今、仕事をしているということは、あなたのスキルや知識には価値があるということです。ぜひ自信を持ってくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
実践ワーク:自分のスキルを見直す方法
「自分には特別なスキルがない」と感じている方におすすめのワークを紹介します。紙やノート、スマホのメモアプリなどに書き出してみましょう!
① これまでの業務を書き出す
まずは、これまで経験してきた仕事をできるだけ具体的に書いてみましょう。
「事務しかやったことがない」ではなく、具体的に以下のように書き出します。
✅ 会社でどんな業務を担当したか?
✅ どんなスキルを使っていたか?
✅ どんな場面で評価されたか?
例:
✏ 「営業しかできません」 → 「新規顧客の開拓」「提案資料の作成」「交渉スキルを活かした受注獲得」
✏ 「事務しかやったことがない」 → 「データ管理」「会議資料作成」「スケジュール調整」
こうして書き出すと、自分が持っているスキルの多さに気づくことができます。
② 「〇〇しかできない」を「〇〇を極めた」に変換
「事務しかできません」→「事務の仕事を極めた」
「営業しかやったことがない」→「営業のスキルを磨いた」
このように言い換えてみると、自分の経験が強みであることが見えてきます。
③ 職務経歴書を書いてみる
最後に、簡単でいいので「職務経歴書」を作ってみましょう。
「これまでの仕事内容」「得意なこと」「成果」を書いていくと、自分の価値が明確になります。
このワークを通じて、「自分にはこんなスキルがある!」と再確認できるはずです。ぜひ試してみてください!
あなたへの質問と友達追加
あなたはこれまでの仕事を振り返ったときに、「自分には何もない」と思ったことはありませんか?
また、「〇〇しかできない」と感じていたけれど、実はこんなスキルがあった!という気づきがあれば、ぜひ教えてください。
もっと詳しく知りたい方は、LINEで友達追加してみてください!
✅ キャリアに関する情報や実践ワークの共有
✅ 相談や質問もOK!
▼ LINEの友達追加はブログの最下段にあります!
音声配信のリンクと聞きどころ
このテーマについて、音声配信でも詳しくお話ししています!
「文字だけでなく、耳でも学びたい!」という方は、ぜひこちらをチェックしてください。
🎧 音声配信はこちら


📌 聞きどころ
⏩ 3:00~ 「なぜ自分のスキルを過小評価してしまうのか?」
⏩ 7:45~ 「『〇〇しかできない』を強みに変える考え方」
⏩ 12:30~ 「職務経歴書を書いてみると自信がつく!」
通勤時間やちょっとしたスキマ時間に、ぜひ聴いてみてください!