今日のポイント
同じ仕事でも「ただこなす」だけではもったいないんです。
意識の持ち方ひとつで、毎日の仕事が 成果を出す場 でありながら同時に 自分を成長させるチャンス に変わります。
仕事の「価値を倍増させる」コツは、成果と自己成長の両方を意識して取り組むこと。
これを私は「日常成長モデル」として電子書籍やUdemy講座で発信しています。

仕事の価値は「意識」で変わる
みなさん、こんにちは。キャリアコンサルタントのみってるです。
今日は「同じ仕事でも意識次第で価値が倍増する」というテーマでお話しします。
仕事は、どうしても「やることリストを片づけるもの」になりがちです。
もちろん、売上を上げるとか顧客満足度を高めるといった目標は大切です。
でも、それだけを意識していると、自分の仕事がそこに直結していないように感じ、やる気が湧きにくいこともあるのではないでしょうか。
そこで大事になるのが、 「自分の成長につながるかどうか」という視点 です。
この視点を持つことで、毎日の仕事の意味合いが大きく変わります。
筋トレや野球の例に学ぶ「意識の力」
たとえば筋トレ。
同じスクワットでも、「どの筋肉に効かせるか」を意識してやるのと、ただ回数をこなすだけでは効果がまったく違うと言われています。
スポーツでも同じです。
野球の練習では、ただキャッチボールをするのではなく、連携プレーを意識して取り組むことでチームの力が高まります。
「何のためにやっているのか」を意識しているかどうかで、得られる成果が大きく変わるのです。
仕事もまったく同じ。
「この業務をやることで自分はどんな力を伸ばせるだろう?」と考えてみると、ただの作業が成長のチャンスに変わります。
仕事が「遠い成果」に感じる理由
一方で、日々の仕事をしていると「売上アップ」「顧客満足度向上」といった成果が、どこか遠いものに思えることがあります。
たとえば、事務作業や資料作成をしているときに、すぐに売上に直結しているとは感じにくいですよね。
そうなると「この仕事に目的はあるのか?」「なんで自分がこれをやっているのか?」と疑問が出てきてしまう。
その結果、 「とりあえずやる」「ただこなす」だけになってしまう のです。
これでは仕事が「消化試合」のようになってしまい、やる気も持続しません。
成果と成長の「二兎を追う」意識
では、どうすればいいのでしょうか。
私がおすすめするのは、「成果」と「成長」の両方を意識することです。
- 成果=会社や組織の目標(売上、顧客満足度など)
- 成長=自分のスキルアップやキャリア形成につながる学び
この2つを同時に追いかけることが、仕事を「価値あるもの」に変える秘訣です。
たとえば、会議の議事録を取る仕事。
ただ「議事録を完成させる」だけなら事務作業ですが、そこに「要点をまとめる力を鍛える」「文章力を伸ばす」という成長視点を加えると、自分にとっての価値は一気に高まります。
日常成長モデルとは?
私はこうした考え方を「日常成長モデル」と呼んでいます。
電子書籍やUdemy講座を通じて発信している内容ですが、簡単に言うと 「日常業務をそのまま成長の機会に変えるフレーム」 です。
毎日の仕事は、誰にとっても避けられません。
だからこそ、その仕事を「ただやる」ではなく「自分の未来につながる学びの場」として活用することが大切です。
二兎を追う意識を持つことで、仕事の価値は「組織への貢献」と「自分のキャリア形成」という二重の意味を持つようになります。
まさに、同じ仕事でも価値が倍増するのです。
明日からできる小さな工夫
ここで大切なのは、難しいことを始める必要はないということです。
明日からできるちょっとした工夫で十分です。
- 資料作成をするとき、「表現力が磨かれる」と意識してみる
- お客様対応をするとき、「聞く力や共感力が育つ」と考えてみる
- 会議に出るとき、「話の要点をつかむ訓練になる」と意識してみる
ほんの少し意識を変えるだけで、日常の業務が「自分の資産を積み上げる時間」になります。
まとめ:仕事を「成長の舞台」に変える
今日お伝えしたかったのは、同じ仕事でも「意識次第で価値は倍増する」ということです。
成果を出すことはもちろん大事ですが、それと同じくらい「自分の成長」も意識してほしいと思います。
二兎を追う意識を持つことで、仕事は「こなすだけの作業」から「自分を成長させる舞台」に変わります。
ぜひ明日の仕事から、意識して取り組んでみてください。
あなたの仕事は、必ずキャリアの力になります。
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