セルフキャリアドックとは?活用のメリットとキャリア育成のコツ

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セルフキャリアドック

こんばんは、みってるです。今日はキャリアに関する話をします。
テーマはセルフキャリアドックです。

実はこのセルフキャリアドックについて、私は電子書籍も出版しています。
厚生労働省も数年前から、このセルフキャリアドックを広めようと取り組んでいます。
以前、テレビCMで「キャリアの健康診断」というフレーズが使われていたことがあるかもしれません。

音声配信セルフキャリアドック

セルフキャリアドック
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セルフキャリアドックの概要とその役割

セルフキャリアドックについては、キャリアサポートを行うJCDAという組織も、セルフキャリアドックを普及させるための活動をしていると聞いたことがあります。
このセルフキャリアドックは、簡単に言うと、個人のキャリアについて考えたり研修を行ったりする仕組みです。

セルフキャリアドックを企業が導入する意味

これまでの企業研修は、組織で活躍できる人材を育てることが目的でしたが、今はこのセルフキャリアドックという形で、やり方を変えていこうという動きがあります具体的に言うと、企業が従業員のキャリアを支援するためにコンサルタントとの面談定期的なキャリア研修を行うというものです
こうしたサポートを通じて、個人のキャリアを育てる仕組みが導入されようとしています。

ですが、実際にはまだ広まっていないように感じます。

キャリアの健康診断は定着しているのか?

昨年まで私は一部上場企業にいましたが、セルフキャリアドックに関する話題はあまり出ていませんでした。
なぜかというと、経営者や幹部の中には、社員にキャリアを考える機会を与えると、優秀な人材が転職してしまうリスクがあると考えているからです。
そのため、従来の研修のままでいいのではないかという意見もあり、普及の足かせになっているのではと感じます。

さらにもう一つの理由として、最近多くの方の給料が少し上がったことも関係しているかもしれません。

例えば、私が住んでいる地域では、10月1日から最低賃金が時給1,001円から1,052円に上がりました。
51円の上昇による影響も大きいでしょうし、まずはその対応が優先されているようです。

人材育成とか、そういう取り組みは後回しにされがちだと思います。

リスキリングとリカレントを推進する流れ

リスキリングやリカレントといった、新しいスキルを身につけたり、学び直す機会を増やそうという動きはあります。
政府もそのための補助金などを用意しているので、そういうサポート体制は整いつつあります。

今の日本では社員教育の優先度が高くない?!

でも、会社の仕組みを変えようと思ったら、経営者が本気にならないと進まないのが現実です。

例えば、少し前に「女性の幹部を20%以上にしましょう」という目標がありましたが、その時も経営幹部や社長が本気にならないと、なかなか進まなかったんです。
だから、今もやるべきことがいろいろある中で、こういう取り組みの優先順位がそれほど高くないのかもしれません。

自己成長のために自分で行動する重要性

ただ、個人としては自分のキャリアについてはしっかり考えるべきだと思います。

会社が動くまで待つよりも、自分でキャリアについて考え自分でできることを始めるのが良いんじゃないかなと思います。
キャリアに関する本もたくさん出ていますし、そういう本を読んで学ぶところからスタートするのも良い方法だと思います。

今日はセルフキャリアドックについてお話ししました。以前読んだ本を見直していたら、セルフキャリアドックに関する本をいくつか読んだ記録があったので、それをテーマに選びました。
少しでもお役に立てれば嬉しいです。

最後までお聞きいただきありがとうございました。それでは、さようなら。

セルフキャリアドック - 描いた姿を実現しキャリアをつくる! | stand.fm
早期退職した55歳まで、製薬会社の営業。 会社で経験した業務をきっかけにキャリアコンサルタントの資格を取得。資格を活かせる再就職に成功。 キャリアコンサルタント、作家、ブロガー ▪️内容 50歳を、超えてビジネススクールで勉強開始。 資格取...

音声配信 セルフキャリアドックのポイント

経営者の本気が重要

私のような一般社員が言わなくても経営者の方や多くの優秀な方は気がついています。
会社の中で仕組みや制度を変えるには経営者が本気にならないと動きません。
一例をあげると、社運をかけて取り組む時には、まず社長がメッセージを発信すると思います。
あきらかに浸透スピードも変わりますので、重要なことだと思います。

会社ですので、人事部が各部署に説明して女性幹部を目標値に近づけようとしますが、歪も生じます。
成功している企業は、経営トップが動いている事例が多いようです。

人材育成は経営者の優先順位としては高くない?!

最低賃金が上がるとともに正社員の給与も上がっています。
時給で51円上がると、8時間勤務で408円上がります。20日であれば8,000円以上です。

経営者は売り上げや利益について、ステークホルダーに約束しています。
人材育成優先順位がそれよりも低いことは仕方ない部分もあると考えられます。
キャリア育成や人材育成の取り組みが、会社内で最優先にされにくい環境があると考えられます。

個人のキャリアを自分で考えるべき

会社が動くのを待つよりも、自分でキャリアについて考え行動を起こすべきです。
キャリアに関する書籍は多く出版されていますので、書籍を読み考え方や進め方を学ぶことからスタートしても良いと思います。

振り返りをして自分を知り(自己分析)、目指す姿をイメージする。
目指す姿と今の自分のギャップが取り組むべき課題です。
自分の人生ですので、自分のペースで進みましょう。

リスキリングやリカレントの推進

政府が新しいスキル習得や学び直しの機会を増やすために補助金を用意しており、サポート体制が整いつつあります。

1年以上前にテレビのニュースでも補助金などは取り上げられていました。
国会でも質問がされており、利益の出る分野への人の流動化で年収アップを実現するなど答弁されていました。

リスキリングは会社もサポートしてくれるかもしれません。
社内、社外にアンテナを張っておきましょう。

リスキリングやリカレント教育に関する補助金

リスキリング(再教育)やリカレント教育(継続教育)を支援するための補助金制度があります。

リスキリング補助金

従業員や転職を希望する人が新しいスキルを習得するための費用を補助するものです。
例えば、職業訓練や専門学校の授業料が対象となります。

リスキリング助成金は、企業に対しての制度と個人に対しての制度があります。
雇用保険に1年以上(専門実践教育訓練を受講する場合は2年以上)加入している方が対象となり、週20時間以上働いているパートの方も対象となります。

リカレント教育補助金

既に働いている人が新しいスキルや知識を習得するための費用を補助するものです。
企業や個人が支援を受けることができ、例えば、大学の講座や専門学校のコースが対象となります。

具体的な補助金の詳細や申請方法については、地域の労働局や教育委員会に問い合わせると良いでしょう。
また、各自治体や企業が提供する補助金制度もありますので、そちらもチェックしてみてください。

まとめ

セルフキャリアドックとキャリア育成についてお話ししました。

近年、リスキリングやリカレントといった新しいスキルを学び直す機会を増やそうという動きが政府のサポートで進んでいますが、現場では人材育成の優先順位が高くない場合もあります。

企業の仕組みを変えるには、経営者の本気が必要で、変革は簡単ではありません。

その状況を考えると、キャリアは自分自身で考え行動を起こすべきです。
会社が動くのを待つよりも、自分でできることを始める方が良いでしょう。
キャリアに関する書籍も多く出ているので、まずはそういった書籍から学ぶのも一つの手です。

自分の将来を考えるために、今からできることを始めましょう。

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