チーム運営の3つのポイント
こんばんは、みってるです。
今日から、電子書籍の第2章に書こうと思っている内容についてお話ししていきます。
今回はチーム運営に関する話です。
今日は「チームを動かすための3つのポイント」についてお話しします。
まず1つ目のポイントは信頼を築くことです。
2つ目は目標を設定すること。
3つ目はコミュニケーションの質を高めることです。
信頼関係構築
最初に「信頼を築くこと」についてお話しします。
私自身が信頼関係を築くときに意識しているのは、3つのことです。
それは、「一貫性」「誠実さ」「透明性」です。
一貫性
一貫性についてお話しすると、すべてにおいて軸をぶらさないのは難しいかもしれません。
例えば私の場合、営業の仕事をしていたので、状況の変化に合わせて柔軟に対応することも必要でした。
でも、絶対にずらしてはいけない部分、つまり「決めたことは必ずやる」というルールは守るようにしていました。
そうした「これだけは変えない」というルールを作り、それを守り抜く姿勢が信頼につながると考えています。
誠実さ
次に誠実さについてです。
これは、自分のミスを認める姿勢や正直でいることです。
たとえば、上司や部下、後輩と話しているときに「本当にそうなの?」と自己弁護する方がいます。そのような経験を重ねると「この人の話しを信用していいのかな?」と考えることになります。
だからこそ、嘘をつかず、誤魔化さず、相手に正直な態度を示すことが大事だと思っています。
私が若いころ、上司がパソコン画面を見たまま「おはよう」と挨拶を返されて、それがすごく嫌でした。
だから、自分が部下や後輩と接するときには、必ず手を止めて相手の顔を見て挨拶するようにしていました。
そういった小さな誠実さが、相手との信頼関係を築くうえで重要だと思います。
透明性
最後に透明性についてです。
もし「この人は人によって対応が違う」と思われたら、信頼を失ってしまいますよね。
だから、誰に対しても公平であることを心がける必要があります。
これらの3つ、「一貫性」「誠実さ」「透明性」を意識して行動することで、信頼関係を築けるのではないかと考えています。
行動で示す
私がよくやっていたことですが、メンバーが会議で意見を出してくれたとき、たとえ私も同じ意見を持っていたとしても、必ずそのメンバーの名前を挙げて「Aさんが言ってくれたように、こういうところって大事だよね」とか、「この意見で進めようと思うけど、みんなはどう思う?」といった形で話すようにしていました。
これが私なりに信頼関係を築くための工夫というか、具体的な行動です。
目標設定
次に、明確な目標設定についてですが、数字に関しては会社から与えられる目標があったので、それを達成するというのが基本でした。
でも、それ以外の「行動」部分の目標設定では、いろいろと工夫が必要だと思っていました。
行動目標については、無理にガチガチに決めすぎるのではなく、「これができたらもう一段階成長できるかも」とか、「これに取り組むことで何が得られるか」をイメージできるような内容にしていました。
チームで話しながら、そういう目標を共有していったんです。
また、私は毎週月曜日の朝にミーティングを行い、決めたことがどれくらい進んでいるか確認するようにしていました。
進んでいない場合には、「どうすればできるだろう?」とみんなで話し合いました。
一人で抱え込まず、他のメンバーの意見を聞いて行動を改善するように心がけた結果、高めに設定した目標でも「みんなでやってみよう!」という前向きな雰囲気が生まれたと思っています。
コミュニケーション強化
そして、コミュニケーションの質を高めるためには、最低でも月に1回はワンオンワンの時間を作るようにしていました。
さらに、毎週の進捗確認や悩み相談の時間を取ったり、同行訪問ではなるべく同じ車で移動したり、一緒に昼食を取りながら話す機会を作ったりしていました。
そうやって相手がどんな仕事観や課題意識を持っているのかを知ることができましたし、お互いに不信感を持たず、同じ方向を向いて仕事ができる環境を作ることを大事にしていました。
チーム運営の3つのポイントのまとめ
今日は、電子書籍の第2章として書こうと思っている「チーム運営」についてお話ししました。
内容としては、「信頼関係を築く」「明確な目標を設定する」「コミュニケーションの質を高める」という3つのポイントを中心にお話ししました。
最後まで聞いていただき、ありがとうございました。それではさようなら。
音声配信内容のポイント
信頼関係を築く
メンバーの意見を尊重する
- 会議で出た意見を必ず名前を挙げて言及する。
- 「Aさんの意見は良いですね」「この意見で進めようと思いますが、どうでしょう?」といった形で、発言者の存在を強調する。
- メンバーの意見を評価することで信頼を深める。
行動で一貫性を示す
- 変化に柔軟に対応しつつも、譲れないルール(例:決定事項の実行)を守る。
- 「絶対に変えない部分」を貫く姿勢が信頼につながる。
誠実な態度を保つ
- 嘘をつかず、正直でいることを意識する。
- 挨拶や日常のやり取りで相手を軽んじない(顔を見て挨拶するなど)。
透明性を大切にする
- 誰に対しても公平に対応する。
- 対応の違いを感じさせないことが信頼を保つポイント。
明確な目標設定
行動目標を工夫する
- 目標は高すぎず低すぎず、「これを達成できれば成長できる」と実感できるものにする。
- 行動目標を具体化し、メンバーがイメージしやすい形で共有する。
進捗確認と問題解決を重視する
- 毎週月曜日の朝にミーティングを実施し、目標達成状況を確認。
- 進んでいない場合には原因を話し合い、改善策を模索する。
- 一人で抱え込まず、チームで課題に向き合う。
チームの一体感を育む
- 高めの目標を設定しても、「みんなでやろう」という雰囲気を作ることで前向きに取り組む環境を作る。
コミュニケーションの質を高める
ワンオンワンの実施
- 月1回以上、個別の話し合いの場を設ける。
- 数字の進捗確認や悩み相談を受ける時間を定期的に確保する。
日常業務中の対話を活用する
- 同行訪問時には同じ車で移動するなど、自然な会話の機会を増やす。
- 昼食中の時間を使って、リラックスした状態で話をする。
課題意識や仕事観の理解
- 個別の対話を通じて、メンバーの課題意識や仕事観を把握。
- これにより、相互理解を深め、不信感を持たずに仕事ができる関係性を築く。
まとめ
今回のブログでは、音声配信でお話しした「チーム運営を成功させる3つのポイント」をまとめました。
信頼関係を築き、目標を明確に設定し、コミュニケーションの質を高めることが重要です。
それぞれの具体的な方法を振り返っていきます。
信頼関係を築く
チームの中で信頼を得るには、一貫性、誠実さ、透明性がカギです。
たとえば、メンバーの意見を尊重し、会議で名前を挙げて意見を評価することで信頼を深めます。
また、決めたことを必ず実行する姿勢や、公平な対応も信頼構築には欠かせません。
小さな行動でも、誠実さを示すことが大切です。
明確な目標設定
目標は高すぎず低すぎず、「これが達成できたら成長できる」と感じられるレベルが理想です。
毎週のミーティングで進捗を確認し、チーム全員で改善策を話し合うことで、一人で抱え込まず、前向きに取り組める環境を作ります。
コミュニケーションの質を高める
月1回のワンオンワンや日常業務での会話の時間を活用して、メンバーの考えや課題意識を理解します。
同じ車での移動や昼食時の対話など、自然なコミュニケーションを大切にすることで、お互いの信頼感を高め、協力しやすい関係を築きます。
これらのポイントを意識すれば、チーム運営はもっとスムーズに進むはずです。ぜひ実践してみてください!最後まで読んでいただき、ありがとうございました。