あなたのキャリアを加速する！若手社員のための目標設定術

４月に再就職して、生活リズムも整ってきました。朝の通勤時間はインプット時間として書籍を読んでいます。帰りも読んでいましたが、最近は漫画を読んでいます。
今日は目標設定について書こうと思います。

目標設定の重要性

仕事で成果や成長を追い求めるためには「目標設定」は避けて通れない重要なスキルです。
しかし、感覚でなんとなく目標を決めている、正しいやり方がわからないという方も少なくないでしょう。

目標設定には、以下のような重要な役割があります。

方向性の明確化
目標設定は、個人の仕事や組織全体の活動において、方向性を明確にします。
明確な目標があることで、必要な行動や優先事項、達成すべき結果がわかりやすくなり、全員が同じ方向を向き、効率的に働くことができます。
モチベーションの向上
明確な目標は、個人や組織全体のモチベーションを引き上げる効果があります。
目標に向けて努力し、達成したときの充実感や満足感は、さらなる成果を生み出すエネルギーになります。
評価・フィードバックの基準
目標は評価・フィードバックの基準となり、従業員の業績やパフォーマンスが測定しやすくなります。
具体的な目標があると、公正で客観的な評価が可能となり、スキル向上や改善が促進されます。

効果的な目標設定を行うためには、以下のポイントを押さえることが重要です。

明確性
目標は具体的で明確であるべきです。
曖昧な目標は達成するための行動を見つけ出すのが難しく、達成度を測るのも困難です。
例えば、「売上を増やす」という目標よりも「今月中にプロジェクトの報告書を完成させる」という目標の方が、具体的で明確です。
達成可能性
目標は達成可能なものでなければなりません。
高すぎる目標はモチベーションを下げ、低すぎる目標は挑戦意欲を削いでしまいます。
現実的な範囲内でありながら、一定の挑戦性を含む目標が理想的です。
挑戦性
目標には適度な挑戦性を持たせることが重要です。
目標を設定するのはスキルアップや成長のためでもあるため、一定の努力や工夫を要する内容にしましょう。
時間制限
目標には必ず期限を設けることが必要です。
期限があることで、計画的に行動しやすくなり、進捗管理も容易になります。

効果的な目標設定の方法として、SMARTの法則があります。
SMARTは以下の頭文字を取ったものです。

目標を設定したら、次に何をしますか？行動ですよね！

前職では,３０年以上営業職でしたので、常に基準進捗よりも良いか悪いかを考えていました。
長年、営業をしていると好調の時もありますが、多くはそうでない場合が多いのが現実です。

個人で立てる目標設定もあれば、会社から降りてくる目標もあります。販売目標金額などです。
そのギャップが大きい時に、どのように埋めていたかを紹介します。

営業であれば競合企業が少なからずあります。購入者側との関係性やライバル営業マンとの力関係などを考えて分類します。１カ月以内に購入額を増やす得意先。２～３カ月かけて購入額を増やす得意先などに分けていました。

下記のように、得意先ごとに従来の売上に、いくら上乗せさせるかを具体的に考えていました。これはあくまでも机上で考えていました。