ブログ記事のポイント
今日は、ドラッカーの言葉をヒントに、「会議のあと、どこまで考えているかで成果は変わる」というテーマでお話しします。
ポイントは3つです。
- 会議の決定事項はゴールではなく、スタート地点であること
- 同じ「やる」という行動でも、設計している人と、ただ実行している人では質がまったく違うこと
- 成果を出す人は、「自分は何をなすべきか?」と問い続けていること
40代、50代になると、会議にも慣れています。資料も読めますし、空気も読めます。だからこそ、流れに乗って仕事を進めることもできます。
でも、本当に差がつくのは「決まったあと」です。
今日は、その違いを一緒に考えてみたいと思います。
会議のあとに、あなたは何を考えていますか?
皆さんこんにちは。キャリアコンサルタントのみってるです。
今日は、昨日の続きです。
ドラッガーの言葉を、今の職場の現場に落とし込んで考えてみよう、というテーマです。
ドラッカーはこう言っています。
「成果を上げる者は、何をなすべきかを考える」
前回は営業の話をしましたが、今日は「会議」に当てはめてみます。
たとえば、会議でこんなことが決まったとします。
「この資料を得意先に紹介して、売上アップにつなげよう」
よくある場面ですよね。
さて、この決定を聞いたあと、あなたはどう動きますか?
ここで、実は差が生まれます。
止まってしまう人は、
「分かりました。使います」と言います。
そして、その資料をそのまま使って説明し、
「やりました」と報告をします。
あとは売上が上がるかどうかを見守る、という形で終わってしまうことがあります。
もちろん、行動しているので悪くはありません。
でも、それだけで成果が出るとは限りません。
一方で、成果を出す人は、少しだけ考え方が違います。
まず考えるのは、
「この資料を、誰に、どう使うのか?」 です。
Aさんに見せるときは、どんな話し方がよいだろうか。
Bさんは、どこで迷いそうだろうか。
Cさんは、数字に反応するタイプか。それとも関係性を大事にするタイプか。
同じ資料でも、相手によって伝え方は変わります。
ここを考えているかどうかで、質は大きく変わります。
次に考えるのは、
「どこを強調するのか」です。
全部を順番に説明するのか。
それとも、相手にとって一番意味がある部分だけを絞って話すのか。
さらに、補足資料は用意しておくのか。
先に相手の課題を聞いてから出すのか。
その場でクロージングまで持っていくのか。
そこまでイメージしているかどうか。
もしうまくいかなかった場合でも、
次につなげる一手を考えているかどうか。
そこまで「設計」しているかどうかが、成果を分けます。
同じ「この資料を使って説明する」という行動でも、
中身はまったく違います。
止まる人は実行者。
考える人は設計者。
成果は、実行の量だけで決まるわけではありません。
設計の質で決まります。
会議で何かが決まる。
それはゴールではありません。
むしろスタート地点です。
そこから、自分は何をなすべきか。
どこまで具体的に考えられているか。
ここが勝負です。
40代、50代になると、
会議にも慣れています。
資料も読めます。
雰囲気も読めます。
誰がどういう立場かも分かります。
だからこそ、流れに乗って仕事を進めることもできます。
でも、キャリアコンサルタントの立場から見ると、
ここが大きな分かれ道になります。
「決まったことをやる人」で終わるのか。
それとも、「成果につなげる設計をする人」になるのか。
後者の人は、自分の仕事を“作っています”。
これは、役職や肩書きの問題ではありません。
考え方の問題です。
ドラッカーの言葉は、特別な能力を求めているわけではありません。
「自分は何をなすべきか?」
この問いを持てるかどうか。
それだけです。
問いを持つ人は、会議のあとに考えます。
「この決定を、どう成果に変えるか?」
「相手は誰か?」
「何を強調するか?」
「次の一手は何か?」
問いを持つ人は、自分の仕事を深めます。
キャリアの視点で見ると、
この積み重ねが「違い」を生みます。
若い頃は、行動量で勝負できるかもしれません。
でも、40代、50代は違います。
設計力が問われます。
最近の会議を、少し思い出してみてください。
決まったことを、そのまま実行しただけで終わっていませんか?
それとも、成果につなげる設計まで考えていましたか?
答えは、誰にも見えません。
でも、自分だけは知っています。
そして、その小さな差が、
1年後、3年後、大きな差になります。
ブログとしてのまとめ
今日は、ドラッカーの言葉をヒントに、会議のあとの行動について考えてみました。
会議で決まることはスタート地点。
本当の勝負は、そのあとです。
「何をなすべきか?」
この問いを持つだけで、仕事の質は変わります。
特別な才能はいりません。
肩書きも関係ありません。
問いを持てるかどうか。
40代、50代のキャリアは、
この「設計力」で決まります。
今日の話が、次の会議のあと、
ほんの少し立ち止まって考えるきっかけになればうれしいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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