今日のポイント
- 目的意識を持つことは行動の質を変える力になる
- 大谷翔平選手のトレーニングは明確な目的があったからこそ成果に直結した
- 私たちの仕事においても「何のためにやるのか」を意識することで成長が加速する
大谷翔平選手のトレーニングに学ぶ
みなさんこんにちは、キャリアコンサルタントのみってるです。
今日は「目的意識が成長を生み出す」というテーマでお話しします。
少し前、メジャーリーグ・ドジャースに移籍した大谷翔平選手のキャンプ映像を思い出しました。
彼は腰にワイヤーをつけて走ったり、重たいバランスボールのような大きなボールを頭上に投げるといった、かなり特徴的なトレーニングをしていました。
なぜそんなトレーニングをしていたのでしょうか?
それは明確な目的があったからです。ピッチャーは休養に入り、打撃と走塁の強化を最優先にしていたシーズン。走る力を鍛えること、そしてボールに最大限のパワーを伝えること。その2つを達成するために、自分の身体の動きを徹底的に意識したトレーニングを行っていました。
結果として、その年の大谷選手は50本塁打・50盗塁という驚異的な記録を残しました。
そして投手復帰を果たした今年も、160キロを超える速球を投げられるのは、目的をもって積み重ねたトレーニングの成果だと感じます。
目的意識が行動を変える
このエピソードから学べるのは、「目的意識があると行動が変わり、結果が変わる」ということです。
大谷選手は「ただ走る」「ただ筋トレをする」のではなく、「走塁力を高めるため」「打撃に必要なパワーを鍛えるため」と目的を明確にした上で取り組んでいました。
この「目的意識の有無」が、同じ行動をしていても成果を大きく分けるのです。
仕事でも同じです。
- 「ただ会議に参加する」か、「今日の会議で1つ学びを持ち帰る」と意識して臨むか
- 「ただ資料を作る」か、「相手に伝わりやすい資料に仕上げる」と考えて作るか
どちらを選ぶかで、成長のスピードも成果も大きく変わります。
日常業務での応用
私たちの日常業務の多くはルーティンに見えるものばかりです。
メールの返信、打ち合わせ、資料作成、顧客訪問…。繰り返される仕事の中で「なんとなくやっている」と思った経験はありませんか?
しかし、同じ業務でも「何のためにやっているのか」を意識するだけで、その仕事が成長の機会になります。
例えば、
- メールの返信
→「ただ返す」ではなく「相手が安心できる返し方を意識する」 - 会議の発言
→「とりあえず話す」ではなく「自分の意見で議論を前に進める」 - 日報の記録
→「事実を並べる」ではなく「振り返りと学びを言葉にする」
こうした小さな意識の違いが、1年後・3年後の成長に大きな差を生みます。
キャリアコンサルタント視点からの一言
キャリア相談を受けていても、「なんとなく働いてきたけど成長できていない」と悩む人は少なくありません。
逆に、同じ環境でも「目的意識を持って」業務に取り組んでいる人は確実に力をつけています。
大谷選手のように明確な成果を残す必要はありません。
しかし、「この仕事を通じてどんな力を磨きたいか?」を自分に問いかけることは、キャリアの成長に直結します。
まとめ
- 大谷翔平選手のトレーニングは「目的意識」があったからこそ成果につながった
- 目的意識が行動の質を変える
- 日常業務も「何のためにやるのか」を意識することで成長の機会になる
今日の業務の中で「これは何のためにやっているのか?」と一度立ち止まって考えてみてください。
それが未来の成長への第一歩になります。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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