1泊目:フェアフィールド・バイ・マリオット鹿児島たるみず桜島
このホテルは錦江湾内の海辺にあり、天気が良ければ窓から桜島を望むことができます。少しですが砂浜もあり、潮風を感じながらの散歩も心地よい場所です。到着日は曇り空で桜島ははっきり見えませんでしたが、海辺ならではの開放感が旅の疲れをほぐしてくれました。
ロビーラウンジには宿泊者向けの無料コーヒーがあり、くつろぎのひとときが過ごせます。中には近くのコンビニで購入した朝食をラウンジで食べている家族も。ホテル周辺は道の駅とコンビニが集まっており、買い物や軽食の調達にも便利な立地です。
今回は素泊まりだったため、朝食はコンビニ調達。ペットの散歩は海辺や広い駐車場の歩道を歩き、旅の緊張をほぐしました。
ホテル近隣には温泉もありましたが、夜は19時か19時半に閉まるため入れなかったのが少し残念。
ペットとのエピソード
移動中は天候が不安定で、サービスエリアやパーキングによっては屋外トイレが使いづらい場面もありました。そのため、ホテル到着後は自宅から持参した慣れたトイレでペットたちも落ち着いて用を足すことができました。
1匹はめずらしく下痢気味で、長距離移動や環境の変化によるストレスかと心配しましたが、旅行中に元気を取り戻しました。あとから考えると、車中で私たちが食べていたおやつをこっそり口にした可能性も…。食いしん坊なビションフリーゼらしい出来事です。
鹿児島から島根へ、さらに北上
9日朝9時にチェックアウトし、桜島フェリーで鹿児島市内へ。船内から見る桜島は、曇天ながらも迫力があります。いちき串木野市でお墓参りを済ませた後、目的地の島根県江津市・有福温泉を目指します。
2泊目:有福の宿 こととき(島根県江津市)
途中、線状降水帯による豪雨に見舞われ、到着は朝方5時にずれ込みました。事前に連絡していたため、玄関には鍵が用意されており、そのまま部屋へ。布団は既に敷かれていて、短時間ながら熟睡でき、深い安堵感に包まれました。
館内は木の温もりを感じる落ち着いた造りで、外にはバーベキューセットも設置されています。家族や友人、ペットと一緒に外で食事を楽しむこともできますが、夏は蚊や虫が多く、特にペット連れの場合は蚊やダニが気になるところ。そのため、この宿をより快適に楽しむなら、春や秋の過ごしやすい時期がベスト。虫の心配も少なく、外湯や周辺散策も気持ちよく楽しめます。
冬はそれほど積雪の多い地域ではありませんが、宿までの道は広くなく、車2台がすれ違える程度の幅。雪道や狭い道の運転に慣れていないと不安もあるため、運転に自信のない方は春や秋に訪れるのが安心です。
気になった点
布団は寝心地が良かったものの、私はアレルギー反応で目がかゆくなってしまいました。これは個人差がありますが、敏感な方は事前に宿へ相談しておくと安心です。
ペット連れ旅で感じたポイント
- ペット用アメニティ(ベッド・食器)がある宿は荷物が減り助かる
- 到着時間や天候に柔軟に対応してくれる宿は長距離旅で心強い
- 季節の選び方で快適さが変わる(春・秋がおすすめ)
- 宿の立地は旅のルートや運転スキルに合わせて選ぶと安心
まとめ
垂水のホテルは清潔感と快適さが抜群で、鹿児島市内にあれば常宿にしたいほど。宮崎⇒鹿児島のルートならリピート確実ですが、逆ルートだと移動の都合で少し利用しづらいかもしれません。
「こととき」は温かみのある宿で、ペットも一緒に落ち着いて過ごせる環境が整っています。春や秋なら虫の心配も少なく、外湯や自然を思う存分楽しめるはず。今回の旅は天候に振り回されましたが、ペット同伴でも安心して泊まれる宿を見つけられたのは、大きな収穫でした。