新年に良いスタートをきるために元旦から仕事初めまでにしておくこと

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セルフキャリアドック

2024年1月1日(月)に新年を迎えました。

年末年始の休みが明けて、職場や学校で聞かれる質問があると思います。

「今年の抱負は?」

よく言われている言葉に「1年の計は元旦にあり」という言葉があります。

会話のなかで質問されるのは、このような ことわざ の影響があるのかもしれません。

なぜ、そのような ことわざ があるのか?どのような意味なのか?誰が言った言葉なのか?
疑問を解消したいと思います。

また、年末年始の休みの間に出来ることもあると思います。

目指す姿をイメージして、何が必要かを考え、実現するために何をするかを決める。
行動を起こすことで、目指す姿に近づきます。

関連する内容を紹介します。

1年の計は元旦にあり

「一年の計は元旦にあり」ということわざは、一年の計画は元旦に立てるのがよいという意味が
 あります。

このことわざは、『月令広義・春令・授時』に「一日の計は晨(あした)にあり、一年の計は春にあり」とあり、古くは「一年の計は春にあり」ということが多かったそうです。

晨(あした)とは朝を意味するようです。春はお正月を指すようです。

現在では「一年の計は元旦にあり」という言い方が一般的です。

また、「一年の計は元旦にあり、一生の計は勤にあり、一家の計は身にあり」という三つの文章が全文だという説もあるそうです。

このことわざは、物事は最初が肝心であるというたとえを表しています。

※戦国武将の毛利元就の言葉であるとの説もあるようです。

一般人には目標設定は必要ない?

わたし自身はキャリアを考える時に、「現在地」「目的地」という考え方をしています。

それは、自動車で移動する時にナビで「目的地」を入力すると、設定後に全体的な地図で現在地と目的地が表示されます。
その後、ルートがいくつか提示されて、時間や距離、高速道路を使うかなどでルートを決定していると思います。

メジャーリーガーの大谷選手の活躍もあり、シーズンオフになると高校時代に大谷選手が作成したマンダラシートなどが取り上げられています。
目標を立てて取り組むことが重要であることがクローズアップされています。

ナビは少し違うかもしれないですが、スポーツ選手でない私たちは目標設定は必要ないのでしょうか?

目標を明確にすることの重要性

目標設定は、人生において非常に重要です。私たちは意識するしないに関係なく、やるべきことを設定して行動しています。

勉強や部活動でも受験合格やインターハイ出場など目標を決めて行動しています。
会社の仕事でも、目標が設定されていて、目標を達成することで評価されることを目指していると思います。

目標を設定することで、自分が何をしたいのか、何を達成したいのかを明確にすることができます。
そして、目標を達成するために、どのような行動をとればよいのかを考えることができます。
目標を設定することで、自分自身に向けたモチベーションを高めることができます。

目標を明確にする方法

「目標を決める重要性は理解している。」
「目標はどうやって設定したらいいか分からない。」という方をいると思います。

これから目標設定について記載しますので、以下を参考に考えてみてください。

自分自身の振り返りをする

最初に、自分の立ち位置(現在地)を明確にします。

方法は、あなたができることをリストアップしてください。ピックアップでなくリストアップです。
できること全てをリストアップします。これは入社後、できるようになった事を全てを書き出します。

「自分と同じ部署の人間であれば、誰でもできること」などと考えずに進めてください。

性格や経験が違います。
強みや弱みも違います。同じ経験をしても学びとしているポイントが違うことも考えられます。

自分自身の振り返りで自己理解が出来たら、次のステップです。

自分自身の価値観を考える

あなたは、どのようなスタンスで仕事をしていますか?

仕事をしていれば、社内で出世を考えていても、独立開業を考えていても、それなりの努力は必要です。
独立もしないし、出世も考えていない方もエンプロイアビリティ(雇われ続ける力)は必要です。

価値観とは、給与?仕事のやりがいは?

質問を変えると
あなたにとって仕事とは何ですか?
仕事をすることで何を求めていますか?

仕事をすることで、何を求めているかを整理出来れば次のステップです。

自己理解、自分自身の価値観が整理出来たら目標設定です。

具体的な目標設定

自分自身の立ち位置が分かり、価値観も考慮して、どのような目標設定をするか?
自分自身が、今後の仕事とプライベートをどのように過ごしていきたいかが明確になったと思います。

立ち位置。現在地から目的地までを考えます。
まず、目的地ですが
「マネージャーになる!」「同期でトップの成績を取る!」「プロジェクトチームに抜擢される!」

あるいは
「TOEICスコアを上げて転職する!」「現職のスキルを身に付けステップアップする!」など様々だと思います。

目的地に向かうには、何が必要でしょうか?
現在地から目的地までのギャップは何でしょうか?
どんな知識やスキルが必要でしょうか?

時間は工夫次第で、使える時間の確保はできます。ただ、限りがあります。
優先順位をつける必要もあります。

「TOEICスコアアップのためのリスニング力をアップするためにCNNニュースを毎日聞く」
「上司面談時に、自己分析結果をもとに、今後取り組む勉強内容をアドバイスをもらい決める。実務でも活用してレビューまで実行する。」
「プロジェクト参加メンバーに話しを聞き、どのようなスキルや知識が必要かを調べて勉強する」

具体的に目的達成に必要なことをピックアップします。
必要なことを実行するために、何をするかは「アクションプラン作成」になります。

目標を達成するためのアクションプランを作成する

目的を達成するための優先順位付けをして、目標を決めます。
「TOEICスコアアップのための勉強を朝活で30分実施する!」
「同期でトップの成績を上げるために〇〇の勉強を毎日1時間する!」
「プロジェクトチームに入るための知識やスキルを調べて勉強する!」

目標を決めて、決めたことを実行することで間違いなく成長します。
1日1時間を半年続ければ180時間です。半年で7.5日勉強することになります。

24時間(1日)に置き換えると、7.5日ですが、180時間を真剣に勉強すれば学びはあります。
あなたは、何もしていない人と180時間勉強した人が同じ結果だと思いますか?

取り組みを実行することで、必ず成長します。行動を起こすことで変えられます。

まとめ

参考として、耳学問の事例ですが
国家資格の宅地建物取引士の資格取得には300時間から400時間が必要だと言われているそうです。合格率は15から17%の試験です。

1日1時間360時間の勉強で合格率17%の国家資格が取れる可能性があるのです。

目標を決めて、行動を起こす必要性を感じますよね。

1年の計は元旦にあり、この年始のお休みに取り組んでみませんか?

まずは

行き先を決めましょう!

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