ブログのポイント
- メンターは「教える人」以上の存在
- 若手が安心して相談できる“最初の相手”になることが大切
- 日常の中で小さな支援を積み重ねる役割
- 気づきを引き出す働きが、若手の自走力につながる
- 若手の成長はチーム全体の成果にも直結する
メンターの役割は?
みなさん、こんにちは。
今日は、メンターの話をしていきたいと思います。
メンターと聞くと、
「仕事を教える係」というイメージが強いかもしれません。
でも実際には、もっと広くて、もっと深い役割を持っています。
仕事の世界に入ったばかりの若手にとって、
上司はどうしても“評価する人”に見えてしまいます。
だから本音を言いづらかったり、わからないことがあっても相談しにくかったりします。
そんなとき、
メンターは若手が気軽に頼れる、最初の相談相手になれる存在です。
メンターは“チームの仲間”として寄り添う
まず大事なのは、
メンターは上司ではなく、同じチームの仲間である
ということ。
若手が安心して相談できる相手が近くにいることで、
仕事の不安が減り、行動が安定してきます。
「こんなこと聞いていいのかな?」
「失敗したらどうしよう…」
こう感じている若手にとって、
メンターが自然体で話を聞いてくれるだけで、
その場が安心に変わります。
自分の仕事をしながら、小さな支援を積み重ねる
メンターは専任ではありません。
当然、自分の業務があります。
そのうえで、日常の中で
- 提出物を一緒に確認する
- 仕事の流れを簡単に整理してあげる
- 小さな成功を一緒に喜ぶ
- 迷ったときにヒントを出す
こうした “ちょっとした支援” を続けていきます。
この小さな積み重ねが、
若手の自信と成長に直結します。
特別なことをしなくても、ほんの少し寄り添うだけで変わります。
メンターは“気づきを引き出す人”
若手の行動には、表面だけではわからない
“理由” や “背景” があります。
そこでメンターは、
「なぜそう思った?」
「どんな選択肢を考えた?」
といった問いを投げかけて、
若手の思考を整理する手助け をしていきます。
叱るでも、答えを全部教えるでもなく、
若手が自分で気づけるように導くイメージです。
この“気づく力”は、一度身につくとずっと使えます。
自走できる若手を育てるうえで、とても重要な関わりです。
若手の成長は、チームの成長につながる
メンターが関わるのは若手一人ですが、
その成長はチーム全体に良い影響を与えます。
- 報連相がスムーズになる
- 小さなミスが減る
- チーム内で助け合いが生まれる
- 一人ひとりが成長しやすい雰囲気ができる
こうした変化が積み重なると、
職場全体の空気が良くなります。
つまりメンターは、
若手の成長だけでなく、チームの成長にも貢献する存在
なんです。
メンターは裏方に見えるかもしれませんが、
その関わりでチームは確実に強くなっていきます。
まとめ
- メンターは“教える人”ではなく、“支える人”である
- 若手が安心して相談できる存在になることが第一歩
- 日常の中の小さな支援が、若手の成長につながる
- 問いを使って気づきを引き出すことが、若手の自走力になる
- 若手の成長は、チームの成長にも直結する
【今日の問いかけ】
あなたがメンターの立場だとしたら、
若手が「話しやすいな」と感じるために、今日できる小さな行動は何でしょうか?
ぜひ、ひとつだけ意識してみてください。
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