リーダーとしての3つの視点
こんばんは、みってるです。今日から、新しい電子書籍の内容についてお話ししていきます。
3つの視点
今日は「リーダーに求められる3つの視点」について話したいと思います。
皆さんは「リーダーの3つの視点」と聞いて、どんなことを考えるでしょうか?
正しいかどうかはひとまず置いておいて、私が考えるのは「チーム全体を見る視点」「長期的な視点」「上司との連携」という3つです。
それぞれについて少し詳しくお話ししますね。
チーム全体を見る視点
まず、「チーム全体を見る視点」についてです。これは皆さんも当然のことと思われるかもしれません。
もし、マネージャーや課長といった役割を担っているのであれば、自分のチームや部下をどう動かして成果を上げるかが重要になってきます。
メンバーの能力をしっかり把握して、適切に仕事を振り分けることが大切です。
役割を持たすことの意味
私が最初にマネージャーになったときの話ですが、当時は4~5人の小さなチームを任されていました。
その時、「自分でやった方が早い」「わざわざ指示を出さなくてもいい」と思って失敗したことがあります。
後から気づいたのですが、役割を持たせることは、相手への期待を示すことでもあるんです。
そのため、メンバーに役割をお願いするときは、どんなことを期待しているのかをちゃんと伝える必要があります。
それがメンバーのモチベーションを高めるきっかけにもなるんです。この点を見落としていたのが、私の最初の失敗でした。
メンバー(部下)の能力を把握する
チーム全体を見るうえで大事なのは、メンバー一人ひとりの能力を早めに把握することだと思います。
私の場合、新しいチームに配属されたら、まず面談や、営業職なら一緒に現場を回ることで、メンバーがどんな希望を持っているのか、どれくらいのスキルや知識を持っているのかを確認していました。
これが最初に取り組むべき重要なポイントだと思います。
長期的な視点
次に、「長期的な視点」についてです。
リーダーであれば、短期的な成果を出すことももちろん求められますが、それだけではいけません。
長期的な目標も見据えて行動することが必要です。視野を広く持つことが重要だと思います。
長期的に見たとき、部下を育てながら成果を出し続けるのが、マネージャーやリーダーの大切な役割だと思います。
そのためには計画的に育成していくことが必要です。
これが、2つ目の「長期的な視点」に繋がる重要なポイントです。
例えば、「3年後にはこんなチームにしたい」「5年後にはこうなっていたい」といった、長い目で見た目標を立てることが大事だと考えています。
上司との連携
次に、3つ目の視点である「上司との連携」についてお話しします。
リーダーやマネージャーと言っても、必ず上司がいます。
その上司と良い人間関係を築いておくことは、とても大切なことです。上司が自分に何を期待しているのかをしっかり理解し、その期待に応えることが求められます。
もちろん、仕事の中で報告・連絡・相談(ホウレンソウ)は欠かせませんが、私が特に意識していたのは「部下を育てる」ということです。
具体的には、チームのメンバーをどんなふうに育てていきたいかを、上司に細かく報告するようにしていました。
そうすることで、上司も私の考えを理解してくれましたし、育成の場面で役に立つ情報や機会をもらうことができました。
例えば、「この役割を担える人が必要なんだけど」といった話があったとき、上司が私のチームメンバーを推薦してくれることもありました。
これも、普段から上司と育成について話をしていたおかげだと思います。
リーダーの3つの視点まとめ
今日は「リーダーに必要な3つの視点」として、①チーム全体を見る視点、②長期的な視点、③上司との連携についてお話ししました。
他にもいろいろな考え方があると思いますが、私はこの3つを特に大切にしてきました。
これから電子書籍を書いていく中で、関連する内容を音声配信でお届けしていく予定ですので、よかったら楽しみにしていてください。
今日も最後まで聞いていただき、ありがとうございました。それではまた!
リーダーに必要な3つの視点のポイント
チーム全体を見る視点
- 部下の能力を把握し、適切に仕事を振り分けることが重要。
- 役割を任せることは部下への期待を示すことになり、モチベーションを高める。
- 新しいチームでは、面談や現場での観察を通じてメンバーの希望やスキルを理解する。
長期的な視点
- チームや自身の目標を3年後、5年後といった長いスパンで考える。
- 短期的な成果だけでなく、継続的に成果を出せる体制を構築する。
- 計画的な育成を行い、部下が成長できる環境を作る。
上司との連携
- 上司との良好な関係を築き、期待されている役割を理解して応える。
- 「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」を丁寧に行い、育成の考えを上司と共有する。
- 育成方針を共有しておくことで、部下に推薦のチャンスを得られる可能性が広がる。
その他の重要な点
育成の重要性
- リーダーの役割は成果を出すだけでなく、部下を育てて継続的な成果を目指すこと。
- 育成計画を立てて、上司に細かく報告することで、部下への支援を得やすくなる。
リーダーに必要な3つの視点 まとめ
リーダーとして成功するためには、「チーム全体を見る視点」「長期的な視点」「上司との連携」という3つの視点が必要です。
まず、部下の能力を把握し、適切な仕事を割り振ることでチーム全体の成果を最大化します。
役割を任せる際には、期待を明確に伝えることでメンバーのモチベーションを高めることが重要です。
次に、短期的な成果だけでなく、3年後、5年後を見据えた長期的な目標設定を行うことで、継続的な成長を実現します。
計画的な育成を通じて、チームが長期的に機能する基盤を作ることが求められます。
最後に、上司との連携を強化することで、チームの活動を上層部に認識してもらい、部下に成長の機会を提供することが可能になります。
育成方針を共有し、信頼関係を築くことで、必要な支援や推薦を受けられる機会が広がります。
これらの視点を持つことで、リーダーとしてチームの成長と成果を両立させることができます。
ぜひ、あなたのリーダーシップに役立ててください!