上司との信頼関係を築く
こんばんは、みってるです。
私は製薬会社の営業部門で30年以上働いてきました。
今年の4月からは、キャリアコンサルタントの資格を活かして新しい仕事を始めています。
今日は営業時代の経験から、「上司との関係づくり」についてお話ししたいと思います。
上司との良い関係が仕事をしやすくする
課長になったとしても、部長という上司がいますよね。
その部長との関係が良いと、仕事がとてもやりやすくなるのは皆さんもご存じだと思います。
今日は、この「上司との関係づくり」について、私の経験をお話しします。
私はこれまでに7人の部長と一緒に仕事をしてきました。
中には、売り上げの数字を上げることが最優先で、部下の育成はあまり重要視しないように感じた上司もいました。
ただ、それ以上に、数字を作ることはもちろんですが、「部下をどう育てるか」や「チームをしっかり運営すること」を大切にしている部長に多く出会いました。
数字をしっかり読めることが求められた
営業部門では、数字を管理することはとても重要です。
半年間の目標を達成できるか、どのように数字を積み上げていくか、その見通しをしっかりと立てられることが求められました。
数字を達成するのは最低限の条件ですが、その上で、数字の流れを読んだり、自分の担当地区の状況を把握しているかどうかも見られていたと思います。
部下の育成にも力を入れる
私は、自分が育ててもらった上司がいたことで、部下の育成が大切だと実感しました。
そのため、自分が部下を育てる立場になったときは、特に力を入れました。
上司との会話の半分以上が、「部下をどう育てたいか」という内容でした。
その中で、上司から「この部分、どうだろう?」とアドバイスをもらうこともありました。
こうしたやり取りは、自分の考えを整理するのにも役立ちました。
部下の希望や状況を上司に伝える大切さ
上司に対しては、自分がどのように部下を育てたいかや、部下がどんな人たちでどんな希望を持っているのかをしっかり伝えておくことが大切です。
そうすることで、上司もチームの状況を理解しやすくなり、仕事がスムーズに進みます。
ほうれんそう(報告・連絡・相談)はどんな役職でも大切
上司との関係づくりは、数字の管理、部下の育成、そしてタイミングを考えた「報告・連絡・相談」が鍵だと感じています。
これらを意識することで、良い職場環境が作れると思います。
先ほど少し触れた「ホウレンソウ」について、今日はもう少し詳しくお話しします。
役職が上がっても、「報告・連絡・相談」はとても重要なスキルだと思います。
これを使いこなすことが、職場での信頼関係や仕事のスムーズな進行に繋がりますよね。
報告内容は「すぐ話すべきこと」と「後で話すこと」に分ける
私は、報告や相談をするときには、その内容を「すぐに話すべきもの」と「後で話せばいいもの」に分けていました。
たとえば、緊急性のあることや、上司が知っておいた方が良い情報はすぐに伝えます。
上司がどんな仕事をしているのか、誰と会う予定があるのかを日頃から把握しておくことも大事です。
たとえば、上司がA社の〇〇部長と会うと知っていれば、その部長に関する新しい情報をすぐに伝えることで、上司の準備を助けることができます。
こうした行動は、小さなことに見えてもとても重要です。
追記:当然ですが、伝える内容はしっかりと考えています。A社〇〇部長に関しての情報共有は知ってお
いた方が業務が進むことが中心です。御祝いごとならそれも伝えます。
自分の上司の立場からすると、情報を多く持っているとの印象はプラスに働きます。
〇〇部長の立場から見ると、情報共有がされているとの印象を持たれるのはプラスになります。
その視点で考えていました。
部下育成や相談もタイミングが大事
以前、自分が部下育成に力を入れていたとお話ししましたが、そうした話題もタイミングを見て行っていました。
たとえば、上司と直接会う機会や、一緒に得意先を訪問するタイミング、または月に一度の話し合いの場などで話すようにしていました。
こうしたタイミングで、上司に部下の成長状況やチームの状況を共有することで、より具体的なアドバイスをもらうことができました。
上司に求められる3つのポイント
今日は、「上司との関係づくり」についてお話ししましたが、まとめると以下の3つのポイントが大事だと思います。
- 数字の流れをしっかり読めること
営業では、目標達成に向けての数字の流れを把握し、計画を立てることが求められました。 - 部下育成への取り組み
部下を育て、チーム全体の成長を促すことが信頼を得る鍵になります。 - 報・連・相のタイミングを見極めること
報告や相談を行うタイミングを適切に見極めることで、上司との信頼関係を深めることができます。
今日は、「上司との関係づくり」に関するお話を聞いてくださりありがとうございました。
それでは、またお会いしましょう。さようなら!
上司との信頼関係を築くのポイント
ほうれんそう(報告・連絡・相談)の重要性
- 役職が上がっても「報・連・相」は大切。
- 報告・連絡・相談の内容を「緊急性が高いもの」と「後回しにしても良いもの」に分けていた。
- 緊急性の高い情報や上司が知っておくべき情報は、すぐに伝えるようにしていた。
上司の仕事を把握する意識
- 上司がどんな仕事をしているか、誰に会うのかを普段から把握することが大事。
- 上司がA社の○○部長に会う予定を知っていれば、その部長に関する情報を事前に伝えるなど、具体的なサポートができる。
部下育成のタイミング
- 部下育成に注力しており、上司と話す際にタイミングを考えて育成の話題を挙げていた。
- 育成に関する話は得意先訪問時や月に1回の話し合いの場で行うことが多かった。
上司に求められる3つのポイント
- 数字の流れをしっかり読めること。
- 部下育成に真剣に取り組むこと。
- ほうれん草のタイミングを適切にわきまえること。
全体のまとめ
- 上司との関係を築く上で「数字の管理」「部下育成」「ほうれん草のタイミング」が重要だった。
- 日常的な行動やコミュニケーションの意識が、良い関係構築に繋がった。
まとめ
上司との関係を築くことは、職場での成功に欠かせない大切なポイントです。
今回の音声配信を通じて、数字の流れを読む力、部下育成まとめへの姿勢、そして報告・連絡・相談(ほうれんそう)のタイミングの重要性についてお話ししました。
これらのポイントを意識することで、上司との信頼関係が深まり、仕事の質も向上するはずです。
上司の仕事や予定を理解し、適切なタイミングで情報を伝えることは、チームのスムーズな運営に繋がります。
また、部下育成を意識し、自分の考えやチーム状況を共有することで、より良いアドバイスを受けられる環境が整います。
ちなみに上司の行動を常に確認するのではなく定例会議などパターンが決まっているものを外さなければ良いと思います。
あなたの役割は担当地域で人材育成を進めながら成果を上げることです。
仕事を通じて成長し、自分の役割を全うするためには、日々の意識と行動が大切です。
今日の内容が、皆さんの仕事やキャリアに役立てば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!