こんばんは、みってるです。
今回は「日常の仕事を通じて成長すること」をテーマにお話しします。
今日は「ホウレンソウ」について触れたいと思います。社会人になると基本的なことですが、この基本を意識して実行することで、成長のスピードに差が出るということをお伝えしたいです。
報・連・相も意識して取り組むことで人材育成として活用できる
『報告』の基本と必要とされるスキル
まず「報告」についてです。
報告をするとき、どんな力が身につくのかを考えてみました。
報告をするためには、まず自分の仕事をしっかり理解している必要があります。
それに加えて、状況を整理する能力も求められます。
また、報告には論理的な考え方も必要です。
「報告は結論から伝えましょう」とよく言われますが、結論を最初に述べた後、その理由を説明する際に、論理的な思考が求められるのです。
また、状況を整理して説明する力も大切になります。
報告をするためには、自分の役割ややるべき仕事が何なのか、しっかり理解していることが大前提です。
報告ひとつとっても、論理的な思考や状況整理能力、仕事の理解が重要だということがわかっていただけると思います。
『連絡』を実行することで身に付くスキル
次に「連絡」についてですが、これは社内だけでなく、社外の人ともやり取りをすることがあるでしょう。
そのため、必要なスキルとして「コミュニケーション能力」が挙げられます。
また、社外の人と仕事を進めるうえで「時間管理」も非常に重要です。
さらに、情報を集めて整理する力も必要になってきます。
これらのスキルを身につけることで、報告や連絡を通じて自分の知識やスキルを磨くことができると思います。
『相談』をすることで身に付くスキル
最後に「相談」ですが、私はこれが報告や連絡と少し違うと感じています。
相談することって、実は周りの人にも影響を与えることが多いんじゃないかと思っています。
どういうことかというと、例えば「報告」は、今起こっている出来事や、これから起こる可能性や問題点を伝えることがメインですよね。
それに対して「相談」は、仕事を進める中で迷ったり、悩んだりしたときにすることが多いと思います。
相談の内容は人それぞれ違いますが、相談を受ける側もそのことで学ぶことが多いんじゃないかと感じています。
相談を通じて、相手の経験や知識からアドバイスをもらえますし、他の人の意見を聞くことで新しい考え方に気づくこともあります。
だから私は、「報告」や「連絡」に比べて「相談」は、成長のチャンスが大きいと思っています。
相談には広がりがあって、相談する相手の経験や考え方によって学びが変わってくると感じます。
成長の機会を最大限活用しよう
今日は、基本的な「ホウレンソウ」について私の考えをお伝えしました。
「そこまで深く考えなくてもいいんじゃない?」と思う方もいるかもしれませんが、基本的な仕事でも見方や考え方を変えることで、大きな成長のチャンスになると思うんです。
これまでも、目的を持って取り組むことで成長に差が出るという話をしてきました。
今後も「エンプロイアビリティ」や「ポータブルスキル」などについて取り上げていこうと思っていますが、これらのスキルも目的意識を持つことで大きく変わるはずです。
もちろん、人間なのでいつも意識し続けるのは難しいですよね。
だからこそ、思い出したときや、ちょっとやる気が落ちているときに、「この仕事をやれば自分が成長できる」と前向きに考えられるきっかけになればいいなと思います。
今日も最後まで聞いていただき、ありがとうございました。
それでは、またお会いしましょう。さようなら!
報・連・相も意識して取り組むことで人材育成として活用できるのポイント
報・連・相は仕事を進めるためには基本的なことで重要なことだと理解されていると思います。
報・連・相は、自己成長にとどまらず、職場全体のパフォーマンス向上や信頼関係の強化にもつながります。
相談の重要性
相談は、報告や連絡とは異なり、相手の意見や経験を得られるため、成長のチャンスが大きいと考えています。
ある事例をとらえて相談したことを考えてみてください。事象を説明して、どのようなことで困っているのか?解決策を相談すると思います。
事象:捉え方が違う可能性があります。同じ事象でも立場や経験が受け取り方は変わります。
事象から悩み事:捉え方が変われば課題も変わります。解決する問題が違うとの意見が出る可能性も
あります。
解決策:前段の事例から分かると思います。人により引き出しの数や量は違います。
相談をすることで自分を成長させましょう。
ただ、全てを聞くのではなく、自分でもしっかりと考えることが重要です。
報告と連絡の違い
報告は出来事や問題点を伝えることで、連絡は社内外のやり取りを通じてコミュニケーションや時間管理が求めらます。
ただ、報告はそのあとに相談とつながる部分があります。問題点を解決する必要があります。
報告する内容は重要度と緊急度で判断すると思います。
イメージとして、相談はじっくりと考えるテーマが「相談したいことがあります」との切り出しになることが多いのではないでしょうか。
「意識する」と「無意識」の差
細かなことを考えるなと感じる方もいるかもしれません。
ただ、筋トレなどでも鍛える筋肉を意識してトレーニングをするのと、意識しないでは差があると言われています。
意識することで変わるのであれば、トライしてみてはいかがでしょうか?
基本業務での成長
ホウレンソウ(報告・連絡・相談)という基本的な業務でも、考え方や見方を変えることで自己成長のチャンスになります。
業務を進める中で、それぞれに学べる人が周りにいるのではないでしょうか?
先輩を見て、口頭で報告する内容やメールで情報共有する内容を観察することでも勉強になります。
先輩を見て自然と成長することもできると思いますが、機会を逃すのは勿体ないと思います。
目的を持って実行し、成長のスピードや成果を変えていきましょう。
まとめ
今日は「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」についてお話しました。
仕事の基本ですが、この基本を意識することで大きく成長できると思っています。
まず報告は、仕事の内容をしっかり理解し、状況を整理する力や論理的な思考が必要です。
連絡は社内外の人と関わるため、コミュニケーション能力や時間管理が求められます。
そして相談は、他の人の意見や経験を聞くことで新しい視点に気づき、自分も相手も成長できる機会になります。
基本的なホウレンソウでも、見方や考え方を変えることで、自分自身の成長につながると思います。
見方を変えると、ホウレンソウも人材育成のチャンスです。
成長には目的意識が大切です。
少しでも前向きに捉えられるきっかけになれば嬉しいです。