皆さん、こんにちは!キャリアコンサルタントのみってるです。
今日は営業マンにとって大切な2つの力についてお話ししたいと思います。
まずは簡単に自己紹介をさせていただきます。私は昨年まで33年間、製薬会社で働いていました。
その間に、医薬品・健康食品・医療機器の3つの部門で営業職を経験しました。
そして昨年の4月からは、キャリアコンサルタントの資格を活かし、再就職をしました。現在は、就職を希望する方々のサポートを行っています。
それでは、本題に入ります。営業マンに必要な2つの力についてお話ししていきます。
営業活動で販売実績を達成するために必要な力
1つ目の力:数字を作る力
私は、後輩ができてからは早い時期に伝えていたことがあります。また、マネージャーになってからも部下に指導し、アドバイスをしていました。
具体的には、営業活動をしていく中で、販売目標というものがあります。
普段の業務で自然と達成できることもあれば、厳しい状況もあります。
そんな時には、例えば3月末に本来4月に売り上げる予定だったものを、前倒しで注文をもらい、3月の売上にすることがあります。
例えば、3月の目標まであと30万円足りない場合、4月に注文が入る予定の30万円分を前もって受注し、3月の売上に計上するのです。
こうすると、4月はマイナスの状態からスタートすることになりますが、営業マンとして目標達成を優先する場面もあります。
そのため、私は後輩に対して「受注活動を早いうちに経験しておくといい」と伝えていました。
また、自分自身がどこまで売上を作れるかを、限界まで試しておくことも大切です。
営業チームとして目標を達成するためには、「いくらまでなら売上を見込めるか」を把握しておく必要があります。
それが分からないと、営業マンとして力不足になってしまうと考えていたので、そういったアドバイスをしていました。
2つ目の力:数字を読む力
次に、数字を読む力についてです。
例えば、「今期の売上はどこまで到達するか」を予測する力が求められます。また、先ほどの話のように4月分の売上を3月に前倒しした場合、その穴埋めをどこでするのかを見極める力も重要になります。
数字を作る力とともに、売上の動きを見極め、どこで目標達成をするかを考える力は、営業マンには欠かせません。
私は、後輩たちに「早い段階でこの力を身につけるように」と伝えていました。
この数字を読む力を養うためには、得意先との関係を深めることも大切です。
また、取引先の市場規模や、売上の傾向など細かな情報をしっかり把握しておかないと、正確な判断ができません。
そのため、営業マンにとって必要不可欠なスキルだと考えています。
まとめ
今日は営業の仕事に焦点を当てたお話をしました。私が勤めていた会社では、3月と9月が半期の締めで、3月には年間目標の達成が求められました。
そのため、1月から「どこで目標を達成するのか」を常に考えながら仕事をしていました。
営業マンとして成長するためには、「数字を作る力」と「数字を読む力」の両方が必要です。
これから営業をしていく皆さんも、ぜひ意識してみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!それでは、またお会いしましょう!
販売実績を達成する必要性
営業マンにとって販売実績を達成することは、単なる数字の目標をクリアすること以上の意味を持ちます。
評価や信頼の向上
販売実績を達成することで、会社や上司からの評価が高まり、信頼を得ることができます。
営業の成果は、個人のキャリアにも大きく影響します。
自身の成長につながる
目標達成のために戦略を考えたり、交渉力を磨いたりすることで、営業スキルが向上します。
この経験は、今後のキャリアにも活かせます。
チーム全体の成果に貢献
営業は個人の成績だけでなく、チームや会社全体の業績に直結します。
一人ひとりが販売実績を意識することで、組織全体の成長につながります。
次の目標に向けた計画が立てやすくなる
数字を達成することで、次の目標に向けた戦略を立てやすくなります。
達成と改善を繰り返すことで、さらに効率的な営業活動が可能になります。
気が付いていますか?あなたの頑張りはあなただけの評価ではありません。
営業職の場合と言えば語弊があるかもしれません。ただ、営業の数字は外部からも注目をされます。
株式会社であれば、外部に発表した数字を達成しているかどうかが評価となります。株価です。
それだけが要因で株価は決まりませんが、継続して達成している会社であれば評価は高まります。
あなたの成長が会社の成長につながるのです。
まとめとメッセージ
営業マンとして成果を上げるためには、「数字を作る力」と「数字を読む力」の両方をバランスよく身につけることが大切です。
どちらか一方だけではなく、売上目標を達成するための工夫と、将来的な数字の動きを予測する力を磨くことで、安定した成績を残せるようになります。
営業はただ商品を売るだけの仕事ではなく、戦略的に考え、計画を立てることが求められます。
そのためには、経験を積みながら「自分ならどれくらい売上を作れるのか」「どのタイミングでどう動くべきか」を意識することが大切です。
得意先との関係を築きながら、必要な情報を集め、正しい判断をすることが、営業マンとしての成長につながります。
これから営業を頑張る皆さんも、ぜひ「数字を作る力」と「数字を読む力」を意識して、日々の仕事に取り組んでみてください。
どちらも経験を積めば身につく力ですので、焦らずじっくりと学んでいきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!あなたの営業活動が成功することを願っています。