伝えることと伝わること 違いに気づいた後輩との学び時間

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🌱今日のポイント

  • 伝えることと、伝わることは同じではありません。
  • 相手の受け取り方は、関係性や状況によって変わります。
  • 「伝えたい気持ち」が強すぎると、相手には「圧力」として届くこともあります。
  • 大切なのは「伝える技術」ではなく、「伝わる技術」を磨くこと。

🍀伝えることと伝わることの違い

みなさん、こんにちは。キャリアコンサルタントのみってるです。
今日は水曜日。テーマは「学びと成長」です。

最近、出勤途中にユーデミー講座で使うスライドを見直す時間を取っています。
朝の移動中にスライドを眺めると、自然と過去の経験が思い浮かぶんですよね。
自分がどんな気持ちで部下や後輩に話していたのか、
どんな場面で伝え方に迷ったのか――そんなことを思い出す時間にもなっています。

不思議なことに、記憶ってふとしたきっかけで蘇るものです。
「そういえば、あの時…」と、思いもよらない場面が浮かんでくる。
たぶん、何かの感情や印象が強く残っているからこそ、思い出すんでしょうね。


💬後輩との何気ない会話からの気づき

そんな記憶の中で、特に印象に残っている出来事があります。
それは、私がマネージャーをしていた頃、ある後輩との会話でした。

ある日、その後輩が何気なくこう言ったんです。
「当時は怒られながら頑張ってました。今ではいい思い出ですけどね。」

その言葉を聞いたとき、私は思わず驚きました。
なぜなら、その「怒られた」と言われた場面を私も覚えていたからです。
ただし、私の記憶の中では「怒ったつもり」はまったくなく、
ただ「大切なことを伝えたい」と思って真剣に説明しただけだったんです。

でも、相手には「怒られた」と感じられていた――。
このギャップにハッとしました。


🪞伝える側と受け取る側のギャップ

この出来事を通して気づいたのは、
「伝える」と「伝わる」は全く別のものだということです。

こちらがどんなに真剣に伝えても、
相手の心にそのまま届くとは限らない。
受け取る側の状況や気持ち、そしてそのときの関係性によって
同じ言葉でも受け取り方はまったく変わってしまうんです。

10人いれば10通りの受け取り方がある。
これは、キャリアコンサルタントとして働く今だからこそ、
改めて実感する言葉です。


💡強く伝えたい気持ちは、時に圧力になる

思い返せば、私は「伝えたい」という思いが強くなると、
つい言葉が多くなってしまう癖があります。
「大事なことを共有したい」「相手の成長につなげたい」との気持ちで
一生懸命話していたつもりが、相手からすると
「強く言われた」「圧を感じた」と受け取られていたのかもしれません。

この気づきは、私にとって大きな学びでした。

伝える側がどんなに真剣でも、
受け取る側がどう感じるかは別の話。
だからこそ、「何を伝えるか」だけでなく、
「どう伝えるか」「どんな言葉で伝えるか」を考えることが大切です。


🧭伝わる技術を磨く時間

ユーデミー講座のスライドを見直しているとき、
私はただ内容をチェックしているわけではありません。
「この言い方で伝わるだろうか?」
「受講者が前向きに受け取れる表現になっているだろうか?」
そんなふうに、自分の伝え方を見直す時間にもなっています。

講師として、メンターとして、
そしてキャリアコンサルタントとして。
伝えることの本当の意味を改めて考える時間です。

もしかすると、このスライド見直しの時間は、
“教える技術”ではなく、“伝わる技術”を磨く時間なのかもしれません。


🌸過去を振り返ることは、未来を整えること

後輩の「怒られながら頑張っていました」という言葉。
あのときは驚きましたが、今では感謝しています。
その一言が、自分の「伝え方」を振り返るきっかけをくれたからです。

過去を思い出すことは、ただ懐かしむためではありません。
今の自分を見直し、これからどう関わっていくかを考えるための
“未来への学び”だと思うのです。


✨キャリアコンサルタントとしての視点

キャリア相談の現場でも同じことが言えます。
「上司にちゃんと伝えたのに分かってもらえない」
「部下が話を聞いてくれない」
そんな悩みは多いですが、
それは「伝える」と「伝わる」の間にギャップがあるだけかもしれません。

伝わるには、“相手の立場に立って考える力”が欠かせません。
そして、相手の反応を観察しながら、言葉や表情を調整する柔軟さも必要です。
これは、誰にでもできる「日常業務での学び」だと私は考えています。


🌿おわりに:思い出すことは、学び直すこと

今、私はユーデミーの4作目の講座づくりを進めています。
このタイミングで、あの後輩との会話を思い出したことには
何か意味があるのかもしれません。

「伝えたい」という気持ちがある限り、
私たちは常に“伝え方”を磨いていける。
過去の経験は、そのための宝物です。

今日の話が、あなたの「伝え方」を見直すきっかけになれば嬉しいです。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。


🌈まとめ

  • 「伝える」と「伝わる」は違う。
  • 相手に届く言葉を意識することが、成長への一歩。
  • 過去を振り返ることは、未来を整える学びになる。

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