ブログ記事のポイント
- 成果を生むのは「性格」や「能力」よりも 目的意識と工夫、そして実行力
- 営業経験から得た学びは、どんな仕事にも応用できる
- 小さな当たり前の積み重ねが、5年後・10年後に大きな差を生む
営業マン時代とマネージャーとしての経験
日常成長モデルの発見
みなさんこんにちは。キャリアコンサルタントのみってるです。
今日は「日常成長モデル」という考え方についてお話ししたいと思います。
大げさに聞こえるかもしれませんが、この考え方は私自身の経験から自然に生まれました。簡単に言うと、日常業務に目的意識を持って取り組むことで、成長スピードを上げていけるという考えです。
営業に向いていない自分が掴んだもの
私は30年以上、営業の仕事に携わってきました。
けれども正直に言うと、いまでも「自分は営業に向いている」とは思っていません。
なぜなら、会社の中には性格が明るく、人とのコミュニケーションにとても長けた人がたくさんいたからです。そういう人と比べたときに、「自分は勝てないのではないか」と感じることが多々ありました。
ですが、そこで立ち止まるわけにはいきません。成果を出すためにはどうしたらよいか?真剣に考え続けました。
工夫と実行が成果につながった
そこで私が実践したのは、「目的意識を持って、自分なりに工夫し、決めたことを確実に実行する」というシンプルな姿勢です。
たとえば、効率よく仕事を進めるために知識を学び直す、訪問の仕方や資料の作り方を工夫する、時間の使い方を見直す…。小さな改善を積み重ねながら、「人の倍動くにはどうすればいいか?」を常に考えました。
その結果、コミュニケーション能力の高さで一目置かれていた人が売上に苦戦する中、私は成果を上げることができました。
この経験から確信しました。
成果を分けるのは性格や先天的な能力ではなく、目的意識と創意工夫、そして実行力であると。
部下育成でも見えた共通点
マネージャーになり部下を育てる立場になったときも、同じことを実感しました。
「この子は優秀そうだ」と思える社員もいれば、「大丈夫かな」と心配になる社員もいました。
けれども、いざ成果を出すのは「決められたことをしっかり実行し、自分なりに工夫を重ねられる社員」でした。
能力の高さよりも、行動の積み重ねが差を生む――。
これは私自身の経験と、部下を通じての観察から得られた揺るぎない実感です。
営業だけではない普遍的な学び
この学びを営業という枠から離れて考えると、すべての仕事に共通するものだと気づきました。
だからこそ、私は電子書籍にまとめ、より多くの人に「日常成長モデル」を伝えたいと思うようになったのです。
仕事において成果を出す鍵は特別な才能ではありません。
目的を持つこと、工夫を重ねること、そして実行すること。
この当たり前の積み重ねこそが、キャリアを築く上での最大の武器になります。
明日からできる一歩
最後にみなさんにお伝えしたいのは、特別なことをしなくても良い、ということです。
明日からの仕事で「この作業の目的は何か?」と意識してみる。
「もっと効率よくできる方法はないか?」と工夫してみる。
「小さなことでもやり切ろう」と実行してみる。
この3つを続けていけば、5年後、10年後には驚くほど大きな差になります。
かつての私がそうであったように、いま「自分は向いていない」と感じている人でも、必ず成果を出せるようになります。
ぜひ、今日から小さな一歩を踏み出してみてください。
まとめ
- 成果を分けるのは性格や能力の差ではなく、目的意識と工夫、そして実行力。
- これは営業だけでなく、すべての仕事に共通する普遍的な原則。
- 毎日の小さな積み重ねが、5年後・10年後に大きな成果へとつながる。
あなたの明日の仕事の中に、ぜひ「目的意識」と「小さな工夫」を取り入れてみてください。それが未来を切り拓く第一歩になります。
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