宮崎チキン南蛮を目指して
お盆の墓参りを兼ねた宮崎・鹿児島・島根へのロングドライブ。
その中で出会ったご当地グルメや印象的な食事を、旅の順番に沿ってご紹介します。
9日:宮崎でチキン南蛮&デザート
朝はパーキングエリアのコンビニでサンドイッチを軽く。
理由は、この日のメインが宮崎チキン南蛮だからです。これまでは「チキン南蛮発祥」と言われる「おぐら」で食べてきましたが、長男との空港合流が15時過ぎとなり、営業時間に間に合わず。
そこで訪れたのが大塚町のクレイトンハウス。メニューにはアレンジされたチキン南蛮も並びましたが、今回はあえてオーソドックスなものを注文。ひと口目から「やっぱり宮崎で食べるチキン南蛮は違う!」と納得。さらにドリア、ケーキ、紅茶まで味わい、16時過ぎの遅めランチは大満足でした。夜はさすがにお腹が空かず、カップラーメンで軽く済ませました。
10日朝:フェリーとうどん、そして思わぬマクドナルド事情
桜島フェリーに乗り込み、船内で朝食をとることに。
30年以上前によく食べていた野菜かき揚げうどんを楽しみにしていましたが、メニューは変わっており、今回はごぼう天うどんを選びました。温かいだしとごぼう天の香ばしさに、ほっと一息。
フェリーを降りて移動中、「マクドナルドのハッシュポテトが食べたい」との話になり、港近くのマクドナルドへ。ドライブスルーには「ハッピーセット完売」の張り紙があり、世間で話題のカード目的購入者が多い状況を再認識。
さらに午前10時前の段階で「セットメニューのハッシュポテトは売り切れ」という案内に驚きました。爆買い問題以前の供給量の少なさを疑いつつ、ハッピーセットにも付けるなら仕方ないか…と自分を納得させました。
10日昼:いちき串木野市でづけ丼
昼はマグロ漁船で知られるいちき串木野市へ。最近は帰省のたびに漁協直営の「マグロ家」で食事をしています。
お盆時期は帰省客で混み合い、人気の中とろ丼などは品切れになっていることも多いですが、この日はづけ丼を注文。タレの味わいと鮮度の良さで、十分満足できる一品でした。
10日夜〜11日朝:大雨で簡易食
夕方から線状降水帯の豪雨に遭い、パーキングエリアに避難。夕食はハンバーガーで簡単に済ませ、その後、物流ストップの可能性を考え、各人1食分のおにぎりとパンを購入しました。
翌朝は、その買い置きのおにぎりを朝食に出発です。
11日昼:あなご天丼と旅の締めスイーツ
島根県大田市の「ささき」では日替わりランチを注文しつつ、家族が頼んだあなご天丼大定食を少し分けてもらいました。サクサクの衣に包まれたふっくら穴子は香ばしく、旅の目的にしても良いと思える美味しさです。
この日は前日ほとんど眠れていなかったこともあり、早めに神戸へ帰ることに。途中の蒜山高原で、大山の牛乳を使ったシュークリームを購入。濃厚なクリームとサクッとした生地が、長旅の最後を甘く締めくくってくれました。
まとめ:計画と偶然が生む旅の味
- 宮崎のチキン南蛮は、やはり現地で食べるからこその味わい
- 鹿児島・いちき串木野市のづけ丼は、鮮度とタレが魅力
- フェリーのうどんやマクドナルドでの出来事も、旅のスパイス
- 物流ストップに備えた軽食準備は長距離移動では必須
- 島根のあなご天丼は旅の締めにふさわしいごちそう
旅の食事は計画通りに行くこともあれば、その場の状況で変わることも多いですが、その偶然もまた旅の醍醐味だと感じました。