みなさん、こんにちは。キャリアコンサルタントのみってるです。
製薬会社で14年間のマネージャー経験を持つ私から、年度末に向けて、チーム運営に関する大切なメッセージをお届けします。
なぜ今、この話をするのか
3月末の年度末まで残り約3ヶ月となりました。多くのマネージャーの皆さんは、目標達成に向けて日々奮闘されていることと思います。
私自身、製薬会社での経験から、この時期の重要性を痛感しています。
目標達成の意義を考える
営業の数字は、単なる個人やチームの実績ではありません。
特に株式会社の場合、それは会社の評価に直結します。
発表した目標数字を達成できているかどうかは、株価にも影響を与えます。
継続的な目標達成は、会社の信頼性を高め、企業価値の向上につながります。
つまり、あなたとチームメンバー一人一人の頑張りが、会社全体の成長を支えているのです。
マネージャーとして今すべきこと
1. 現状の正確な把握
マネージャー時代、私は常にチーム全体の状況を把握することを心がけていました。
具体的には
- 数値目標の進捗確認
- 個々のメンバーが抱える課題の把握
- リソースの配分状況の確認
- 残り期間で実現可能な施策の見極め
2. チームの一体感の醸成
目標達成には、チーム全体の協力が不可欠です。
そのために重要なのは
- 目標達成の意義を共有すること
- 個人の努力が会社全体に貢献することを説明すること
- メンバー同士が協力し合える環境を作ること
- 小さな成功体験を共有し、モチベーションを高めること
目標達成の意義の部分でも触れていますが、個人やチームの評価に影響を及ぼすことは想像できます。
社外から見たときの目標達成の意義を考える事で、やりがいにつながると思います。
私は、メンバーの使命感や責任感に訴えかける話しをしていました。
3. 具体的な行動計画の立案と実行
残り期間で確実に成果を出すために
- 優先順位を明確にした行動計画の作成
- メンバーの強みを活かした役割分担
- 具体的なアクションプランの設定
- 進捗管理の仕組みづくり
成功事例から学ぶ
私の経験から、特に印象に残っている事例をお話しします。あるとき、新製品発売のプロジェクトで、チームの実績が下位5チームに入ってしまいました。しかし、この経験から学び、次の新製品発売では見事にトップ3に入ることができました。
この成功の鍵となったのは
- 失敗から得た具体的な教訓の活用
- メンバー一人一人の強みを活かした役割分担
- チーム全体での情報共有と協力体制の構築
- 目標達成に向けた具体的な戦略立案
これからのチーム運営に向けて
年度末の目標達成は重要ですが、それ以上に大切なのは、この過程を通じてチーム全体が成長することです。私は常々、「組織はリーダーの力量以上の成果を出せない」という言葉を心に刻んでいました。
マネージャーである皆さんには、ぜひ以下の点を意識していただきたいと思います。
- チームの成長と目標達成を両立させる視点
- メンバー一人一人の可能性を信じる姿勢
- 失敗を次の成功につなげる考え方
- 継続的な学びと改善の重要性
このような考え方や具体的な実践方法について、私の著書『新任マネージャー実践ハンドブック』でより詳しく解説しています。
マネージャーとしての経験から得た具体的な成功事例や、実践的なノウハウをまとめていますので、ぜひご参考にしていただければと思います。
まとめ
残り3ヶ月、まだできることはたくさんあります。
個々の頑張りが会社全体の成長につながることを意識しながら、チーム一丸となって目標達成を目指しましょう。
そして、この経験を次年度のさらなる成長につなげていってください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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