企業就職で広がる知識とスキルの可能性:55歳新入社員が感じること

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55歳の新入社員として、4月1日から新しい環境で働いています。

ゴールデンウィーク(GW)明けのニュースで退職代行サービスの利用者が増えている放送されていました。通常であれば1日100件ほどの依頼が170件を超えているとの内容でした。

理由はいろいろあり、一概には言えませんが、考え努力して入社したのに『勿体ない』と考えてしまう55歳です。何が正解かは分かりません。自分が選んだ道が正解だと思います。正解にするように1カ月で学んだことを今後に活かせば良いとも考えられます。

自分も転職し、職業柄もあり、それぞれの方が新しい環境で納得できる仕事に就けたらとかんがえています。

会社の仕事で学ぶこと

自分の経験を普通のことだと考えている!?

キャリアコンサルタントとして面談する時も、また、職業紹介をする前段階で相談者の方の経歴を聞く中で聞く言葉があります。

「私は特別な経験などしていません。」
「普通に仕事をしていただけです。」
「会社では、みんな同じような仕事をしていますよ。」

同じ経験をしたとしても、出せる成果は一緒でしょうか?できる人、できない人との意味ではありません。能力の違いの話しでもありません。

何が言いたいのか?

経験はあなたの財産であり、経験には意味があるという事です。

環境を変えることで学べる内容は変わる

当たり前の話をしますが、入社する会社により学べる知識やスキルは変わります。

建設会社を事例に考えてみます。

現場で仕事をする場合、新入社員は先輩社員から指示をされて材料を運んだり、作業の補助をしたりして仕事を覚えていきます。

どのようにしてビルが建てられていくのか?どのような機会があるのか?使う道具の名前も覚えていきます。現場の仕事を中心に覚え熟練していきます。

そのような環境で、給与を上げるには資格を取り、建築現場で使われる機械を使えれば資格手当がもらえるなどの情報を入手して知識やスキルを上げていきます。

現場の作業員が会社のお金を取り扱うことはありません。あったとしても不足した材料を現場近くのホームセンターに買い出しに行き、領収書をもらってくるくらいかもしれません。

建設機械販売会社に営業として入社した場合

営業マンとして建設現場でどのような作業が行われているか?自分の取り扱っている機械についての知識やスキルを勉強します。購入やリースによっての金額の違いなど営業に必要な知識を身につけます。

営業活動をする場合、社外での活動が中心になります。現場での立ち居振る舞いや得意先の方との接し方、ひと月に使用した活動費の清算などを業務の中で実施します。

ガソリン代、外出先でのコピー料金、営業手当などの清算をします。
経費精算では処理項目なども決められており、この作業をすることで会社のお金についての知識も少しずつ学んでいきます。

接遇やお金の使い方、経費精算の仕分けなど学ぶことになります。

建設関係の仕事でも、入社する会社で学ぶこと、経験することは違います。

金融機関はお金の流れを覚えられる?!

私は金融機関の業務については詳しくは知りません。ただ、建設関連でも触れましたが入社する会社の業務内容で学べる内容が変わります。

金融機関は預金や融資、為替など同じような業務内容です。違うのは一緒に仕事をする人たちです。
銀行でも一部上場企業が取引先の中心である企業もあれば、中小企業が中心の銀行があります。

業種の知識は一緒でも身に付く知識やスキルには違いがでる

  • 取引相手によって学ぶ知識やスキルが変わります
  • 個人の意識の違いでも学べる物や成長速度に差がでる

取引相手によって学ぶ知識やスキルが変わります

就職することで、仕事を進めるための知識やスキルが身に付きます。

私も入社して2カ月ですが、お客さんに希望の職業に就職するための手伝いをしながら知識やスキルを勉強しています。

顧客さんの個人情報の入力方法、希望職業の検索方法、紹介する時の手続き方法などおぼえることはそれなりにあります。求人票を見る時のポイントも、お客さんによって条件に間違いないかなど確認します。

先ほどの金融機関の事例で考えると、預金や融資、金融商品紹介など事務手続きや業務内容では大きな違いはないと思われます。取引相手が企業か個人事業主で、必要とされる知識やスキルには違いが出てきます。

個人の意識の違いでも学べる物や成長速度に差がでる

2回目の新入社員として、2つ意識していることがあります。

1,成功体験を活かすこと。
2,疑問はすぐに解消して、ルール通りに覚えること。

1,成功体験を活かすこと

ひと通り仕事を覚えてから自分なりの工夫や、やり方を実行することで効率良く仕事をして成果を上げてきた経験があります。重要ポイントを意識すること。仕事理解をすることで自分のやることが明確になります。

仕事を理解すると、入力方法やお客さんの分類方法など理由が分かることで覚えやすくなります。
特にデータを元に分析をすることを前提に入力分類は決められています。データ収集でも重要であることが理解できれば緊張感をもって仕事に取り組めるのではないでしょうか。

ある程度できるようになった状態から自分自身の成長速度が上がってくると思います。基本ができてこそ、プラスαのことに取り組めます。その「プラスα」があなたの財産になると思います。

ですので、私はミスなく業務がすすめられることを第一ステップと考えて取り組んでいます。

2,疑問はすぐに解消して、ルール通りに覚えること

「納得できない」「理解できていない」などの時は、恥ずかしがらずに質問することです。

以前の会社でも組織が違えば、考えかたは違います。会社が違えば当然違います。

特に業務の中で、非効率的だと感じることが長年続けられていることについては割り切りが必要になります。

仕組みを変えることで、改善できることを放置しているのか?すでに手を打ってあるのか?
手を打たれているなら、導入まで待つしかありません。問題を分かったうえで放置しているのであれば改善を提案するしかないと思います。

改善提案をすぐに実施できる組織は、意外と少ないと思います。ただ、あきらめずに提案は続けながら非効率なことでも実施するしかありません。不満を持ち続けてミスに繋がらないように気をつけて業務に取り組むしかないと思います。

前向きに楽しみを探しながら仕事をすることだと思います。

私も非効率的だと感じながら実施している業務に気づき始めています。先輩に愚痴を言っても始まりません。自分の成長、スキルアップに意識を向けて仕事をした方が成長できると思います。
そこは2回目の新入社員で割り切っています。

改善できるポジションにいながら改善しないことは悪だと思います。

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