強みを活かしてキャリアを切り開くー弱み克服よりも大切な視点

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セルフ・キャリアドック

ブログ記事のポイント

今回は「自分の強みを意識して伸ばすことの大切さ」についてお話しします。
私たちはついつい「弱みをどう克服するか」にばかり目が向きがちです。ですが、昇進試験や面接の場面では、自分の強みをどう活かしてきたかを語れる人のほうが、評価されやすいものです。
この記事では、私自身の経験や部下指導の現場から感じたことをもとに、なぜ「強みを伸ばす」ことが大切なのかをお伝えしていきます。

強みをより強く!強みを強化しよう! - 描いた姿を実現しキャリアをつくる! | stand.fm
早期退職した55歳まで、製薬会社の営業。 会社で経験した業務をきっかけにキャリアコンサルタントの資格を取得。資格を活かせる再就職に成功。 キャリアコンサルタント、作家、ブロガー ▪️内容 50歳を、超えてビジネススクールで勉強開始。 資格取...

弱みばかりに目を向けていた過去

みなさんこんにちは。キャリアコンサルタントのみってるです。
今日は「自分の強みをどう伸ばすか」というテーマでお話ししてみたいと思います。

実は私自身、以前は「弱点をどうにかしなければ」と思って、弱みを克服することばかりに取り組んでいました。勉強や仕事の選び方も、全部「苦手だからできるようになろう」という視点が中心だったんです。

そんなある日、ある方との会話の中で、ハッとさせられる言葉をいただきました。

「みってるさんがやってることって、ほとんどが“弱みの克服”が目的ですよね。」

このひと言が、自分の行動パターンを見直すきっかけになりました。

弱みを頑張っても「平均点」止まり

改めて振り返ってみると、確かに私は「できないことをどうにかする」に一生懸命でした。
でも、どれだけ頑張っても「人並み」になったかどうかというレベル。時間もエネルギーもかけているのに、満足感はそれほど得られなかったんです。

さらに、そういった苦手分野は、結局チームのメンバーに助けてもらうことも多く、得意な人に任せたほうが成果につながることも多々ありました。

その経験から、「だったら、自分の得意なことをもっと伸ばしたほうがいいんじゃないか?」と考えるようになったんです。

強みをより強く!強みを強化しよう!
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部下にも伝えた「強みを伸ばす大切さ」

この気づきは、マネージャーとして部下を育てる場面でも活かしました。
社内の昇進試験や面接の準備のとき、私は部下たちにこう伝えていました。

「弱みを克服するのも大切だけど、まずは自分の強みをアピールすることを意識しよう。」

面接では、「あなたの強みは?」「弱みは何ですか?」という質問が定番です。

このとき、強みは具体的な成果と結びつけて話せることが大切です。たとえば「この強みを活かして、こういう結果が出せました」と話すことで、面接官の信頼を得やすくなります。

一方、弱みは「自分で理解していて、改善に取り組んでいる」ことを伝えれば十分。それ以上に、「強みを活かして結果を出している」ことを見せるほうが、面接の印象はぐっと良くなります。

「日常業務で成長する」という考え方で指導したこと

私は「日常業務で成長する」という考え方をもとに、部下の育成にも力を入れていました。
例えば、昇進を目指す部下に対しては、次のステップに必要なスキルを一緒に整理し、そのスキルを日々の仕事の中で実践して、成果を出すことを勧めていました。

その成果を、昇進試験のプレゼンで伝えられるように準備する。これが、私の指導の基本の流れでした。

実際に、「あの人は絶対に係長にはなれない」と周囲から言われていた部下が、このやり方で着実にスキルと自信をつけ、本人の努力もあって見事に昇進したんです。

このような実体験からも、「強みを活かして成長する」ことの可能性を強く感じています。

自分の強みに取り組むと、自己肯定感が上がる

強みを意識して取り組むようになると、評価だけでなく、自分への自信が育っていきます。

小さな成果でも「できた!」という実感があると、それが自分を支える力になるんですね。
そして、その積み重ねが「自分は大丈夫」という安心感、いわゆる自己肯定感につながっていきます。

だからこそ、「強みを伸ばすこと」は、キャリアを築くためだけでなく、自分の気持ちを整える手段としても大切なんです。

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「強みがない」と思っているあなたへ

「私には強みなんてないです……」
そう感じている方もいるかもしれません。
でも、それは“自然にできてしまっているから、気づいていないだけ”というケースがとても多いんです。

たとえば――

  • 人の話をよく聴ける
  • コツコツやり続けられる
  • まわりを和ませる雰囲気がある

こういう「当たり前」に見えることが、実はあなたの強みかもしれません。

だからこそ、「好きなこと」「つい夢中になれること」「苦にならず続けられること」に目を向けてみてください。そこに、あなたらしい強みのヒントが隠れているはずです。

今日のまとめ

今回のテーマは「自分の強みを意識して伸ばすことの大切さ」でした。

  • 弱みを克服するより、強みを活かしたほうが成果が出やすい
  • 昇進や面接では「強み+成果事例」が効果的
  • 日常業務を通じた強みの成長が、次のステップに結びつく
  • 強みを伸ばすことで、自己肯定感も高まる
  • 「強みがない」と感じている人こそ、実はもう持っている可能性が高い

週末の少しの時間でも、自分の強みについて考えてみてはいかがでしょうか?
それが、あなた自身のキャリアと心の土台をつくってくれるはずです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは、また次回お会いしましょう。

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