今日のポイント
- 時間はお金と違って取り戻せない「有限の資源」
- バランスよりも、その時々に合わせた「配分の意識」が大切
- 他人や環境に流されず、「自分が選んでいる」という感覚を持つことが重要
- 小さな時間の配分が、将来の大きな成果や充実につながる
- シニア期こそ「学び直し」や「挑戦」の時間を意識的に確保しよう
時間は誰にとっても平等で有限
みなさん、こんにちは。キャリアコンサルタントのみってるです。
今日は「シニアキャリア」と「時間の配分」について考えてみたいと思います。
時間というのは、誰にとっても平等に与えられている資源です。
お金は使っても、また働いて稼ぐことができますが、時間は一度過ぎてしまえば戻ってきません。
だからこそ、どう使うか、どこに配分するかを意識することがとても大切なんです。
「バランス」より「配分」が大事
よく「仕事と家庭のバランスを大切に」と言われますよね。
でも、現実には完璧なバランスを保つのは難しいと思います。
ある時は仕事に力を入れる必要があるし、ある時は家庭や趣味に比重を置くこともある。
つまり大切なのは「常に理想のバランスを取ること」ではなく、その時々に応じて「どんな配分で時間を使うかを選ぶ」ことなんです。
この考え方を持っているかどうかで、時間の価値の感じ方がまるで変わってきます。
「自分で選んだ時間」という感覚を持つ
ここで特に大事なのが、「自分で選んでいる」という感覚です。
他人や環境に流されて仕方なく過ごす時間ではなく、自分で「これに時間を使おう」と決めること。
例えば同じ30分の読書でも、
- なんとなく余った時間に本を読む
- 未来のキャリアのために学び直しの一環として本を読む
この二つでは、意味も満足度も大きく変わってきます。
時間の質は「選んだ意識」によって変わるんです。
私の体験談:父親コーチとしての5年間
少し私の経験をお話します。
私は息子が2人いるのですが、2人とも小学生の時に野球チームに入っていました。
その頃、長男が3年生から次男が6年生になるまでの約5年間、私はほぼ毎週の土日、父親コーチとして練習に参加していました。
その間は休日出勤をほとんどせず、息子たちと一緒にグラウンドに立ち続けました。
もちろんどうしても必要な仕事があれば出勤しましたが、それ以外は人に任せて、自分は「家族との時間を優先する」と決めていたんです。
その結果、息子たちとの時間をしっかり確保できたことは、今振り返っても大きな財産になっています。
そして何よりも、「自分が選んだ時間を生きていた」という実感が残っています。
シニアキャリアでは「学び直し」と「挑戦」に時間を配分する
ここから、シニアのキャリアを考えるときに大事なポイントに入ります。
シニア期は、これまで培った経験を活かしつつ、新しい学びや挑戦を取り入れていく時期です。
そのためには、時間の配分を意識していくことが欠かせません。
例えば、
- 1日のうち30分を資格の勉強や情報収集にあてる
- 休日の半分を趣味や地域活動にあて、将来の活動につなげる
こうした小さな時間の積み重ねが、数年後には新しいキャリアや生きがいにつながります。
キャリアコンサルタントの立場から見ると、シニア期は「未来の選択肢を広げるための時間の投資」が特に大切です。
時間の配分を意識できるかどうかで、充実感や達成感がまったく違ってきます。
奪われる時間ではなく「自分で選ぶ時間」を
もう一度強調したいのは、時間を「奪われるもの」として受け止めるのではなく、「自分で選んでいる」と考えることです。
たとえ同じ仕事や家事でも、「やらされている」と思うのと、「自分で選んでやっている」と思うのとでは気持ちが変わりますよね。
その感覚が、日々の生活の質を高め、キャリアの質を高める決め手になります。
ブログまとめ
今日は「シニアキャリアと時間の配分」についてお話しました。
- 時間は有限だからこそ意識的に使うことが大切
- 理想のバランスではなく、その時々に応じた配分を考える
- 「自分で選んでいる時間」という感覚が充実感を生む
- シニア期こそ、学び直しや挑戦に時間を組み込むことが重要
ぜひ、今日1日の時間の使い方を「自分で選ぶ」という意識で過ごしてみてください。
その小さな積み重ねが、これからのキャリアや人生を豊かにしていきます。
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