シニア世代だからこそ、今から見つけられる“これから”のヒント

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55歳の新入社員

記事のポイント

  • 年齢を重ねても、自分のこれからにはまだまだ可能性がある
  • 大事なのは「気づくこと」から始めること
  • 過去の経験の中に、これからのヒントがたくさん隠れている
  • 特別なことではなく、日常の中に自分らしさがある
  • セカンドキャリアを考えるには、まず土台を整えることが大切
  • 一歩ずつ、自分の軸を見つけていこう
これからの自分を考える - 描いた姿を実現しキャリアをつくる! | stand.fm
早期退職した55歳まで、製薬会社の営業。 会社で経験した業務をきっかけにキャリアコンサルタントの資格を取得。資格を活かせる再就職に成功。 キャリアコンサルタント、作家、ブロガー ▪️内容 50歳を、超えてビジネススクールで勉強開始。 資格取...

60歳を前にして、ふと立ち止まって考えること

みなさんこんにちは。キャリアコンサルタントのみってるです。
今日もお聞きいただき、ありがとうございます。

水曜日ということで、週の真ん中。ちょっとだけ立ち止まって、自分のこと、これからのことについて考える時間にしてみませんか?

私自身、今56歳です。
いわゆる“シニア世代”と呼ばれる年齢に差しかかってきました。

最近、仕事の中であるお客さんと話す機会がありました。
その方は60歳を迎えられたばかりだったんですが、ふとした会話の中でこうおっしゃったんです。

「もう60だし、これから自分にできることって、そんなにないよね」

なんだか、その言葉が頭に残りました。
私は思わずこう返しました。

「できる・できないじゃなくて、“気づいているかどうか”が大事なんじゃないですか?」

そのとき相手の方は、少し考えるような表情をされました。
もちろん仕事の話がメインなので、それ以上話を深めることはできませんでしたが、その方も、もしかしたら帰ってから考えてみたかもしれません。

そして私自身も、その会話がきっかけで「じゃあ自分はどうなんだろう?」と、考える時間を持ちました。

これからの自分を考える
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ヒントは「これまで」に隠れている

これからどう生きていこうか――。
そんなふうに考えたとき、実はヒントって、自分の「これまで」の中にたくさんあるんです。

これまでどんな仕事をしてきたか。
どんなときにやりがいを感じたか。
誰かに「ありがとう」と言われた経験は?
成功したプロジェクト、その時にどんなことを頑張ったか。

こうしたことを、少しずつ思い出してみると、自分が何を大切にしているのか、何が得意なのかが見えてきます。

もちろん、良い思い出ばかりじゃなくても構いません。
「もうあんな仕事は二度としたくない」と思ったことでも、それは立派なヒントになります。
「これは自分に合わないな」と気づけたということですから。

そうやって自分の中にある「得意なこと」「大切にしたいこと」を見つけていくことが、キャリアを考える第一歩になります。

普通にやっていることこそ、あなたの強み

よく「自分の強みがわかりません」と相談されることがあります。

でも実は、自分の強みって「自分では普通だと思っていること」の中にあることが多いんです。
人から見ると「すごいね」と言われることも、自分では「え?こんなの普通だよ」って感じている。

たとえば、

  • 子どもやお孫さんに何かを教えたとき、「楽しかったな」と感じた
  • 趣味で描いた絵をSNSに投稿したら、意外と好評だった
  • ご近所さんから「あなたに相談してよかった」と言われたことがある

そんな経験ってありませんか?

それって、もしかするとあなたにとって「当たり前のこと」かもしれませんが、他の人から見ると「すごい力」なんです。

その“当たり前”が、実はこれからの人生のヒントになるんです。
それが“種”です。

種を育てるには、土台が大切

ただ、その“種”を見つけても、それを育てていくためには「土台」がしっかりしていることが大事です。

私自身も、56歳になってから健康診断で引っかかる項目が増えてきました。
年齢を重ねると、どうしても体のメンテナンスが必要になってきますよね。

それだけじゃありません。
家族の理解や協力も必要ですし、収入やお金の面も無視できません。

だからこそ、いきなり大きく動くのではなく、少しずつ準備していくことが大切なんです。

「今すぐ何か始めよう!」と焦る必要はありません。
でも、「いつでも動ける自分」になるために、自分の土台を整えておくことは大事です。

まずは、自分の“軸”を見つけてみよう

土台が整いはじめたら、次に探してほしいのが「自分の軸」です。

どんなふうに生きていきたいのか。
どんなことを大切にしていきたいのか。
どんな時間を過ごしたいのか。

それを考えることが、セカンドキャリアの第一歩になります。

これまでの経験を振り返って、自然とやっていたこと、楽しかったこと、人から感謝されたこと、逆に「もうやりたくない」と思ったこと。
その全部が、あなたの“軸”を作る材料になります。

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まとめ

シニア世代に入ってくると、「もう遅いかな」「今さら何かできるかな」と不安になる気持ちもあるかもしれません。
でも、そんなことはありません。

これまでの経験の中には、必ずヒントが隠れています。
それに気づくかどうかが、これからの人生のカギです。

あなたの「普通」が、誰かの「特別」かもしれません。
だからこそ、まずは自分のことを振り返ってみて、ゆっくりでもいいから一歩を踏み出してみましょう。

自分らしい“これから”を、一緒に見つけていきましょうね。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
またお会いしましょう。

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