🌱ブログ記事のポイント
- スポーツ選手が試合前に行う「決まった動き」には理由がある
- 自分の日常にも「集中スイッチ」を入れるルーチンを取り入れてみよう
- ちょっとした習慣が、自然と集中力を高めてくれる
- ルーチンはセルフマネジメントの第一歩
- 自信や再現性にもつながり、キャリア形成にも活きてくる

集中力を高めるためのルーチンって?
こんにちは。キャリアコンサルタントのみってるです。
今日は月曜日。新しい1週間の始まりです。
みなさんは、週のスタートをどんなふうに迎えていますか?
「やる気が出ないなぁ」「エンジンがかからないなぁ」と感じることもあるかもしれません。
そんな時に助けてくれるのが、“ルーチン”と呼ばれる小さな習慣です。
一流のスポーツ選手もやっていること
ルーチンというと、何を思い浮かべますか?
私はよく、スポーツ選手の動きを思い出します。
たとえば、野球のイチロー選手。バッターボックスに入る前に、決まった仕草をしていましたよね。
左手を伸ばしてバットを立て、左肩のユニフォームをちょっと引き上げて構える。
あれって、ただの癖ではなく、自分の心を整えて集中モードに入るための“ルーチン”なんです。
最近では大谷翔平選手も同じように、バットを地面に軽く置いて立ち位置を確認してから構えに入る姿をよく見かけます。
どちらも、身体の動きを通して心のスイッチを入れているわけですね。
私の朝のルーチンもあります
私自身も、毎朝のちょっとした動きが集中力アップにつながっています。
会社に出社すると、まずは同僚に「おはようございます」と挨拶をして回ります。
それから、お湯を沸かします。
その間にパソコンを立ち上げて、準備を進めるのが毎朝のルーチン。
沸騰したときに「カチャッ」とポットの音が鳴るのですが、その音を聞くと、なぜか自然に集中モードに入っていくんです。
音が鳴ったのは覚えていても、いざ仕事に入ると「あれ?いつ鳴ったんだっけ?」と忘れてしまうくらい、いつの間にか作業に集中している自分がいます。

毎日が同じじゃなくても「流れ」がスイッチになる
もちろん、毎日が完全に同じわけではありません。
出社時間が少し違ったり、朝の会話が長引いたりすることもあります。
でも、大まかな「流れ」が決まっていることで、自分の中で自然とスイッチが入っていくんですよね。
「挨拶をする → お湯をかける → 音を聞きながらパソコンを開く」
この一連の動きが、私にとっての“集中モードをつくる道筋”になっているんだと思います。
キャリアコンサルタントの視点から見たルーチンの価値
キャリアコンサルタントとして見ても、ルーチンにはとても価値があると思います。
それは、セルフマネジメントの大切な手段だからです。
仕事でも、たとえばプレゼンや商談の前に「この動きをすると落ち着く」「このフレーズを口にしてから入る」といった“自分なりのルーチン”を持っている人は少なくありません。
その小さな行動があるだけで、緊張が和らぎ、自分の力をしっかり発揮できるようになります。
また、ルーチンには再現性があります。
一度うまくいった方法を繰り返すことで、似たような状況でも安心して行動できるようになります。
その積み重ねが成功体験となり、自信に変わっていくのです。
ルーチンを「義務」にしないことも大事
とはいえ、「必ずこの通りにやらなきゃダメ」と思い込みすぎると、逆にプレッシャーになってしまうこともあります。
あくまでも、「整えるための道具」として使うのがポイント。
体調や気分に応じて少し変えてもいい。
柔軟に、自分らしく使うのが、長く続けるコツです。
キャリア形成にも影響する“ルーチン力”
こうしたルーチンの力は、実はキャリア形成にもつながってきます。
たとえば、毎日コツコツ朝の準備を整える人は、時間管理や段取り力も自然と高まっていきます。
集中モードに早く入れる人は、1日のパフォーマンスが上がります。
それが積み重なることで、チームから信頼されたり、自分でも達成感を得られたりして、次のキャリアステップに進む土台になっていくのです。

📝まとめ
今日は、「ルーチン」をテーマにお話しました。
特別なことではなく、自分の心を整える“ちょっとした習慣”こそが、集中力を高め、仕事の質を上げる鍵になります。
朝のルーチン、仕事前のルーチン、休憩のルーチン…
あなたにも、きっと何かしらあると思います。
そして、まだ見つかっていない人は、ぜひ小さなところから始めてみてください。
たとえば「朝コーヒーをいれる」「深呼吸をする」「手帳を開く」でもOK。
それが“あなたのスイッチ”になって、未来をつくる力になってくれるはずです。
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