今日のポイント
「今日は聞くことを意識してみよう」 そう思って動くことで、いつもと違った気づきが生まれます。
日常の業務の中で、ただ作業をこなすだけではなく「今日は〇〇を意識してみよう」と決めて動くこと。それが自分の成長につながっていきます。
今回は「相手の話をよく聞くこと」をテーマにした1日の気づきについてお伝えします。

「聞こう」と決めて動いた1日
みなさん、こんにちは。キャリアコンサルタントのみってるです。
今日は、日常成長モデル、つまり「毎日の仕事の中でどう成長するか」という話の中でも、「人の話をちゃんと聞こう」と意識して動いた日のことをお話しします。
朝、パソコンに向かいながら「今日のstand.fmは何を話そうかな」といつものように考えて、スケジュール表を見返しました。
そこには「日々の業務の中で成長することをテーマに」と書いてあって、「そうだ、今日は人の話を意識して聞いてみよう」と決めました。
話を聞こうと決めると、見える景色が変わる
今日は、3人のお客さんと面談をしました。
どの方も就職や転職に向けて準備を進めている方たちです。
そのうちの一人が、面談の途中でふとこんな話をしてくれました。
「前に話してなかったかもしれないんですけど、実は昔こういう経験をしていて…」
その内容は、就職活動に直接関係ないと思っていたので、これまでは話してこなかったとのことでした。
でも実際には、本人の価値観や選ぶ職場に深く関係していそうな話でした。
「今日は話を聞こう」と意識していたからこそ、「それってどんな経験だったんですか?」と自然に声をかけることができたと思います。
こちらが構えず、自然体で話を受け止めたから、相手も少しずつ心の内を話してくれたのかもしれません。
一見、不安そうに見えない人にも、実は…
もう一人の方は、いつも落ち着いた印象の方で、あまり不安や悩みを口にしないタイプ。
でも、今日は履歴書や職務経歴書の内容を確認する中で、「この部分の説明、面接でどう答えればいいか不安で…」と打ち明けてくれました。
これまで何度もやりとりをしていたのに、そういう話が出たのは初めてです。
きっと、面接日が近づいてきたことで不安が強くなったのかもしれません。
あるいは、こちらから「気になることはありますか?」と優しく声をかけたことで、ようやく言いやすくなったのかもしれません。
人はみんな、話すタイミングや安心感があって、初めて本音を出せるものなんだと、改めて感じました。

成長のために、少しの工夫をしてみる
このように、「今日は話を聞こう」と意識するだけで、得られる情報や相手の表情がまったく違って見えるようになります。
大きなことをする必要はなく、ちょっとした問いかけや、ほんの少しの沈黙を待つことだけで、相手が話しやすくなることもあります。
私は今日、相手の不安に気づけたこと、そして「ちゃんと聞いてくれてる」と思ってもらえたことが、すごく嬉しかったです。
そして同時に、自分の中にも「まだまだ聞けていない部分がある」という課題にも気づきました。
時間には限りがあるし、話をすべて引き出すのは難しいけれど、それでも「聴こう」という姿勢を持つことがまずは大事なのだと思います。

【まとめ】聞くことで、相手の力になれる。そして自分も成長できる
今日の経験から、私はこう思いました。
- 「聞く姿勢」は、相手の安心につながる
- その安心が、本音を引き出し、結果的に支援の質を上げる
- そして、自分の観察力や共感力も育てられる
これは、どんな仕事でも言えることかもしれません。
同僚との会話でも、家族とのやりとりでも、「ちょっと意識して聞いてみる」ことで、気づけることがあると思います。
みなさんもぜひ、「今日はちょっと“聞く”を意識してみよう」そんな1日を過ごしてみてください。
きっと、何か新しい気づきがあるはずです。
それでは、今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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