- 4月は営業マネージャーとして、チームの活動計画を立てる重要な時期だった
- 代理店向けの大切な会議に向けて、プレゼンの工夫と準備に力を入れていた
- プレゼンの反応を見ながら、伝え方を試行錯誤していた体験を紹介
営業マネージャーとしての4月の仕事
みなさんこんにちは。キャリアコンサルタントのみってるです。
今日は、前の会社でマネージャーとして働いていたときの4月の仕事についてお話ししたいと思います。
前にも少し触れましたが、まず最初にチームの活動計画(チームプラン)を作って、それを月末までに完成させるという仕事がありました。
とはいえ、月末までに完成させるとはいっても、4月の初めの段階でチームの方針や、どんな動きをするかは大まかに決めて、メンバーにも伝えていました。
代理店向けの大きな会議
もう一つ、大事なイベントがありました。
私は製薬会社に勤めていたので、取引先である代理店の方々に、半年間の活動内容を説明する会議が4月に行われていました。
代理店さんは、だいたい2日間くらいかけて、自分たちが関係している中でも特に大事な製薬会社、20社から30社のプレゼンを聞くことになります。
製薬会社はたくさんあるので、その中でも力を入れて取引していく会社の説明をまとめて聞く場だったんですね。
私たちも、その会議をとても大事にしていました。
というのも、自社の営業担当(MR)だけでは売上を伸ばすのが難しく、代理店の営業の力を借りることがとても大切だったからです。
プレゼンの工夫と反応のチェック
各製薬会社ごとに、得意とする薬や製品が違います。
なので、私たちがプレゼンで伝えたかったのは、「うちの得意な製品を頑張って売るから、代理店さんの得意な製品も力を入れて売ってください」という、いわばお願いのプレゼンでした。
その上で、「お互いに目標を立てて、半年間一緒にがんばりましょう」といった約束を交わすような内容でした。
ただ、2日間で20~30社のプレゼンを聞くので、正直全部を覚えてもらうのは難しいと思っていました。
だからこそ、私はどうすれば印象に残るか、いろいろと工夫していました。
プレゼンが終わったあとは、関係する全ての支店を訪問していました。支店には2週間以内には訪問することにしていました。
その時に、各代理店の支店長や営業部長の方に「何か気になったことありましたか?」と聞くようにしていました。
その返事で、自分が伝えたかった内容について話してくれたら、「あ、ちゃんと伝わったな」と感じるようにしていたんです。
逆に、あいまいな返事だったときは「うまく伝えられなかったかな…」と反省して、次はどんな伝え方をしようかと考えていました。
振り返って思うこと
毎回、同じやり方ではなくて、「今回はこうしてみようかな」とか、「こういう工夫を入れてみよう」と試行錯誤していたので、実はすごく楽しい仕事だったんですよね。
もちろん、全部がうまくいったわけじゃなくて、失敗もありました。
でも、いろいろ考えてやっていたことは、今思い出しても楽しかったなあと思います。
今の仕事では、そういうプレゼンのような機会はないのですが、代わりに「どうやって就職率を上げるか」とか、「空き時間をどう使うか」といったことを日々考えています。
今と昔で仕事の内容は違いますが、どちらも自分にとっては大切で、充実していたなと思います。
今日はそんな思い出をふと思い出したので、お話ししてみました。
最後まで聞いてくださって、ありがとうございました。それではまた!
◆まとめ:試行錯誤こそが仕事のやりがいだった
営業マネージャーとして過ごした4月は、毎年慌ただしくもあり、やりがいに満ちた時期でした。
チームの方向性を示す責任、代理店との関係づくり、プレゼンを通しての伝え方の工夫──その一つひとつが、自分を成長させてくれた経験だったと今、改めて感じています。
今の仕事ではプレゼンをする機会は少なくなりましたが、当時のように「どうすれば伝わるか?」「どうすれば成果に結びつくか?」と考える姿勢は変わっていません。
どんな仕事にも工夫する余地があり、それが仕事の面白さにつながるのだと思います。
これからも、過去の経験に学びながら、目の前の仕事に楽しさと意味を見出していきたいですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。